2021年6月23日 (水)

らしくない

今日はある中学生の期末試験が返却されたとのことで見せてもらったのですが、その子はスピードこそないものの、コツコツ丁寧に問題に取り組むので、ミスが極めて少ないことが大いなる長所だというタイプなので、今回の試験範囲であれば、計算中心で結構点数を取ってくるのではないかと思っていました。

しかし、見せてもらった答案は、悪くはないものの、思ったより点数が取れていませんでした。問題が難しかったのかな?と思って間違っているところを見てみると、教室では間違ったことがないようなミスをしたり、レッスン中にも、それは間違える子が多いからくれぐれも気を付けるよう言ったことにしっかり引っかかっていたり、とにかく「らしくない」ミスで結構点数を落としていました。

一番驚いたのは、連立方程式の基本問題で片方の解は正しく求めた後、代入してもう片方の解を解く際に、どうみてもこのときおかしかったんだろうなというようなミスを3連続でしていたことでした。(そこだけでも9点!!)

本来取れていたはずの問題の点数を加えると、余裕でかなりの高得点だったことが分かり、なんとも気の毒になりました。
算数がとても苦手だった子が、コツコツがんばって、中学入学後も常に思った以上に得点をしてきていただけに、本人も残念がっていましたが、試験は一発勝負で、理解していたのにうっかり間違っても、理解していなくても、間違いは間違いですから、ある意味残酷ですね…。

中間試験は大丈夫だったので、トータルではそう悪い成績はつかないと思いますが、初めて本人が数学で失敗したと感じたテストだったかもしれません。

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2021年6月22日 (火)

多分正しいのだけど

教室の子ども達には、必要だと感じたときには、宿題にしろ、ここでの課題にしろ、自分のために学ぶのだから、怒られるのが嫌で適当にするぐらいならしなくていいし、ここが学校とかではないのだから、嫌なのに我慢して来る必要もないという話をします。
学ぶのは自分のためだというのは多分正しいと思いますし、嫌々やっても身に着かないのでやらないのと大して変わらないというのも、脳科学的に正しいようですので、私が子ども達に言っていることは恐らく間違ってはいないのですが、それとは別に思うことがあります。

例えば、子どもでなくても、人はきっとほぼ例外なく、自分のためにがんばるよりは、大切な誰かのためにがんばる方ががんばれるのだろうと思います。大切な人や好きな人に喜んでもらいたい、役に立ちたい、褒めてもらいたいなど、他者がいるほうがモチベーションが上がるという場合は多々あるのではないでしょうか。

私は家ではひとりなので、食事も体を壊さなければ何でもいいや…と思いがちですし、家事も自分のためにするわけですから、やっても誰かが褒めてくれるわけでも、気づいてくれるわけでもなく、なかなかやる気は出ません。(もちろん、一人暮らしでもきっちりされている人もいると思いますが。)

子ども達に対して、特に宿題を嫌がるような子に対して、ここが学校とは違い、嫌なら無理に通う必要がないところでもあるので、自分のためにするのだから、嫌なら無理にしなくてもいいというのは間違いではないとは思うのですが、それだけだと、やる気を出せるかというと難しい面も大いにありそうだなと。

怒られるのが嫌だから嫌だけど我慢してやるというのは、学習効果がほとんど望めないようですから、それは避けねばなりませんが、例えば、がんばったら大好きなお父さんやお母さんが褒めてくれるとか、喜んでくれるとかがあって、そのためにがんばるというのはあってもいいのだろうと。
テストでいい点数を取ったら何かを買ってもらえるというようなご褒美的な仕組みは、個人的にはあまりいいとは思いませんが(ご褒美がなければやる気が出ないということになりかねないので)、誰かを喜ばせたい、好きな人に褒められたい、そういう動機でがんばれるのであれば、それはとてもいいことなのかもしれないと。
私も、宿題に関して、やってくることを当たり前と思うのではなく、もう少し、褒める機会を見つけられるよう努力しなくてはと思います。

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2021年6月21日 (月)

嬉しいお知らせ

教室を始めて数年目の頃、高学年から中学の初めまで通ってくれていた子は、その後、発達上の困難があるとわかり、色々苦労もあったようですが、数年前にとても素敵なお相手とのご縁があってお付き合いしていると、その子のお母さんから伺っていました。
教室を始めてからあと少しで確か満18年になるので、年長さんでさえ十分成人していますから、その子もすっかり大人の女性になっているのですが、長らくご無沙汰だったにもかかわらず、先日、結婚のお知らせが届きました。

葉書を送ろうと思ってもらえたこともとても嬉しく、また、色々苦労があったと聞いているので、一層、素敵な伴侶を得てよかったなと思います。
小学生がメインの教室なので、こうして結婚報告をもらえるとは思っておらず、本当に嬉しいですが、もしかすると知らないところでかつてここに通ってくれていた子達がほかにも結婚したり、お子さんが生まれたりしているのかもしれません。

まだまだ力不足ではありますが、18年は結構長いんだなと改めて感じます。

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2021年6月19日 (土)

子どもの気付き

レッスンでは極力教えず、子ども自身に気づいてもらえるようにということを心がけていますが、さすがに1人では難しいかなというようなときは、説明するのではなく、1、2問解いて見せたり、考えるきっかけになりそうな声かけをしたりもします。

自分で考えることが身についている子達は、余程のことがない限り、自分から解き方を教えてとは言いませんし、私とのレッスンが長くなるほど、私が何も言わないものは考えられるはずと思ってくれている子も少なくないのでしょう。

そういう子が考えあぐねている場合は助けなくては!となるわけですが、さすがに普段からしっかり考えている子達は、私が手がかりになりそうなことを言っている途中でも「あ!」と気づいたら、自分で考え始めたりします。そして、そのときに、私が言おうと思っていたのとは違うポイントに気づいて、私がハッとさせられることがあったりもするのが嬉しく思います。

子どもから新しい気づきをもらうたび、先に説明していたら、子どもも私もその気づきを得るチャンスを失っていたかもしれないと思い、見守る大切さを再認識します。

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2021年6月18日 (金)

小さな変化かもしれないけど

よその教室から移ってきて数ヶ月の高学年さんは、当初、ろくに考えないうちに、次々と答えを繰り出してくる系の子で、宿題なども、よく考えずに適当にやっつけたんだろうなと思うようなものが少なくない割合で見られる状態でした。
あるときは、解答を丸写ししてきたのがバレバレの状態の宿題を持ってきたこともあって(それは見ただけで確信が持てる状況でしたが、万一私の思い込みだったらいけませんから、本人にも確かめました。)、そのときには、誰のために宿題をするのかということや、レッスンをする上で信頼関係がなければ私はがんばれないということなど、これが伝わらないのなら、お別れになっても仕方ないなと思いながら話しましたが、その後、嫌がるそぶりもなく、毎回元気にやってきて、これでもかというぐらいおしゃべりしつつ、問題を解いています。

それでも、先日私が本気で伝えたかったことは、多少は伝わったのかなという感じで、それ以降、その子なりに宿題をがんばってくれているようですし、レッスンでも、おしゃべりはするものの、以前より進んで考えようとしてくれるようになった気がします。
そして、前回のレッスンでは1問解くごとに、いくつ質問してくるの?というぐらい次々尋ねてきて、全く自分では考えられていないようにさえ思えたことが、今回のレッスンでは放っておいても(それでもしきりにおしゃべりしているのはなかなか興味深いものがありますが)、自分で考え、答えが出せるようになっていて、ちょっと驚きました。

考えずに、次々答えを繰り出してくる癖がついている子には、自分で考えて解けた快感を積み重ねてもらうことしか、考えることが当たり前という状態に切り替える方法はないのではないかと思っているので、やむを得ず突き放すこともありますが、嫌がらず問題に向き合ってくれるその子は、もしかするともうじき大きく変わり始めるかもしれません。
そのときを楽しみに、がんばっていこうと思います。

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2021年6月17日 (木)

長い1日でしたが。

芦屋や西宮の中学生はなぜか今週がもう期末試験で、どうして6月中旬が「期末」なのか、疑問でしかありませんが、試験前の振替などもあって、今日は14時30分から20時30分過ぎまでぶっ通しでレッスンになってしまいました。
おまけに、なぜかいつになく不調な子が複数いて、自分がしゃべっているつもりのことが違う風に聞こえているのだろうか?と不安になったほどでした。(苦笑)

芦屋、西宮の中学生は今週が終わればもう、夏休み明けまで定期考査がないわけで、子どもによっては遊び惚けるんだろうなという気もしますが、早く試験が終わってくれた分、数学で苦戦して来てくれることになった子とは、授業の進度をあまり気にせず、過去のおさらいをすることができるので、それは私にとっていいことではあります。
これから2学期が始まるまでの間に、苦手意識を和らげ、少しでも結果につなげられるようがんばらなくては。

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2021年6月16日 (水)

わかると穏やかになる

ここ2週にわたって、しきりにこちらを見て、答えが合っているかどうか確かめようとしたり、途中でトイレに行ってなかなか出てこなかったりという状況になった低学年さん。賢い子なので、すんなり理解できないことが不安なのかもしれないなとも思いましたが、その子は以前から間違えることに強い抵抗感があるようなので、間違えることは悪いことではないということも何度も伝え、すぐに分からない問題もたくさんあることも伝えつつ、極力助け過ぎないよう(その加減がなかなか難しいのですが…)試行錯誤を重ねてきているので、やはり教え過ぎ、助け過ぎになるぐらいなら、様子を見て、一旦保留にすることも考えていました。

しかし、今週は先週までとは打って変わって、答えを書くたびこちらを伺ってくることはなく、1つ1つ落ち着いて考えているのがわかりました。
もちろん、おうちでも取り組んでくださったのだと思いますが、少なくとも、きちんと考えられるようになっていて、その結果、悲しい表情になることもなく、ほぼ終始穏やかな表情でレッスンが進み、終わった後も笑顔でおしゃべりをしてくれました。

子どもが難しいと感じる場合、何度か取り組んでもずっと苦戦しているよう場合は、まだその問題に取り組む段階ではないということも考えられますので、保留にして時期を待つ必要もあるかもしれません。ただ、簡単なものばかりしていても、頭をしっかり使うことはありませんから、初めは難しそうにしていても、どうにかこうにか解いているようなら、量は加減しつつも、がんばって取り組んでもらい、そのうち穏やかな表情に変わるはずなので、それをきちんと見届けることも大事なことだと思います。

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2021年6月15日 (火)

悩ましい…。

年長の頃からレッスンをさせてもらうようになり、もう数年経つ子なのですが、多分性格なのだと思いますが、少しでも不安なときは合っているかどうかを確かめてくる癖がなくなりません。
算数が苦手な子であれば、また対応も変わってくるのですが、その子の場合、決して苦手なわけではなく、問題によってはむしろ、そんなのを何も書かずに解けるの?と驚かされたり、多くの子が嫌がるところを全く苦にせず取り組んでくれたりもするので、私としては、自分で自信をもって答えを出してほしいと思いますし、確認しないと不安という状態からなんとか抜け出してほしいと思うので、「自分で思う答えを答えて」というような対応になりがちです。

実際のところ、テストなどでは誰かに聞くことはできませんし、そもそも、ここに来てもらっているのは、成績をあげるとか、点数を取れるようにするとか、そういうことではなく(結果的にそうなることがほとんどですが)、自分の頭でしっかり考え、答えを出す、決断するということの練習のため、ひいては、よりよく生きていくために必要な力をつけてもらうためだと思っているので、合っているかどうか自信がないものを「合ってる?」と尋ねてきた場合は仮に合っていても、その子にはまだ自信がないない、もしくはまだしっかり考えていないのかもしれませんから、正誤は答えても仕方がありません。(それを聞いて、違うと言われたからもう一度考えるというような癖は付けない方がいいと思っていますので。)

もちろん、幼い子などは、初めのうち、ある程度しっかり考え、きっとそれが正しいと思っていても、不安で尋ねてくるような時期がある子もいますが、そういう子達も成長と共に自然と、いちいち確めなくても大丈夫になっていくことが多いように思います。ですが、その子を見ていると、今も幼い頃の不安な状態が続いているような印象もあって、突き放してはいけないのか、でも、手助けし過ぎるのは絶対子どものためにならないし…と判断に迷います。

子ども達はみんなそれぞれに違う個性、性格を持っているので、ひとりひとりにバッチリの対応というのは、何年やってもなかなか難しいですね…。

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2021年6月12日 (土)

暑さのせいでしょうか

土曜は平日よりはレッスン時間が長くなることが多い上、週末なので、そのせいもあるかもしれませんが、今日はレッスン途中に、最後まで持つだろうかとちらっと不安がよぎったりもして、やはり暑さのせいもあるのかなぁと思ったりしました。

なにより、普段も子ども達が来てレッスンが始まると、ほとんどの場合、切れ目なく連続で子ども達が来るので、今日は12時半ごろから18時頃まで、無休憩のみならず、水分補給もできませんでしたので(それはほぼいつものことではあるのですが)、まだマスク生活が続いていることを考えると、熱中症にも気をつけなくてはと、ちょっと反省もしました。

昨年もお願いしていましたが、暑くなってきましたので、レッスンの際、お子さんにお水やお茶などを持たせて頂けるとありがたいです。
来週もどうぞよろしくお願いいたします。

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2021年6月11日 (金)

極めて珍しい

元々、うちの教室は小学校低学年がメインなので、高学年、中学生と学年が上がるにつれ、人数も少なくなることが多く、特に中学生に関しては私が英語を一切指導できないので、6年生まで来てくれた子のご家庭には、他の塾などを探される方がいいと思うとお話しすることもあります。
ですから、中学生は毎年人数がごく限られていて、その少ない人数も男の子の方が多いか男女同じぐらいというパターンしか記憶にありません。

しかし、なぜか現在、男子0、女子5という、多分これまで一度もなかった人数構成になっています。中学生男子が0なのに、女子が5人もいるというのは、一体どうした?と思ってしまうほどです。

ただ、その女子のうち数人は、中学生になってからご縁を頂いた子達で、数学で苦戦していたり、強烈なコンプレックスを持っていたり、何らかのお悩みを抱えて、こちらに通ってくれるようになった子達が複数います。

幼児、低学年がメインの教室を始めたことで、図らずも中学受験をする予定のお子さんとのご縁を頂くことが多いのですが、元々自分がこういう仕事をしたいと思ったきっかけは、勉強ができるようになりたいのに、できなくて困っている子達の手助けができたらというものだったので、学年が上がってから、困った末、こちらを尋ねてくださることは、とても光栄で幸せなことだなと思います。

もちろん、教室を始めて、小さい子達をレッスンをさせてもらうようになって以降は、真っ白な状態の子達が、教えられて覚えて反復するという、面白みの少ない勉強に慣れてしまわないうちに、しっかり考えることが当たり前になってもらいたいという思いも同時に強く持つようになりましたので、小さい子達も大歓迎ですが、学年があがって、一般的な塾などでは結果につながらず困っているようなお子さんがおられたら、これからもご縁が頂けると嬉しいなと思います。

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