期待値
中高生の頃、数学は嫌いではなかったものの、概ね公式などを覚えて当てはめて解いているだけだったので、確率の問題は大の苦手でした。
教室を始めて初期の頃に来てくれて、中3まで一緒にレッスンをした、体育も含めて全教科かなり成績の良かった子も、確率は合っているのかどうかモヤモヤするから嫌いと言っていて、その頃は大いに共感したものでした。
ただ、考えることが当たり前になると、確率の問題がそれほど嫌ではなくなり、むしろ、ある意味で生活に結構関係していたりするし、きちんと考えられたら、結構面白くて役に立つのではと思うようになってきました。
確率の単元の中に期待値というものがあって、色々なくじの当選確率だとか、平均したらどのぐらい当選金を得られるのかとか、そういう計算ができる、分かっていれば便利なもの、実生活でも関係あるものなのです。
数学に長けた方たちはそんなこと当たり前にご存知でしょうし、あくまでも「確率」なので、3億円が当たる宝くじを1枚買って3億円当たる人もいないとは言えませんし、計算上、何枚買えばそのうち1枚は3億円が当たるというような計算に基づいて買ったとしても、外れることもあるでしょう。
ただ、宝くじに限らず、分かった上で買う、買わないを決めることと、雰囲気で買うのとでは、長い目で見れば結果が違ってくるでしょうし、例えば催し物などでくじを作る際、どの程度あたりを入れればいいか、少なくとも損をしないかなどを計算することができるんだなと思うと、ちょっと身近に感じます。(まあ、くじを作る機会は恐らくありませんが。)
高校時代にこれを楽しいと感じられていたら、もう少し何かが違っていたかもしれません。
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