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2026年4月 8日 (水)

試行錯誤の大切さ

子ども達に取り組んでもらうものの中に、思考力系のパズル問題などもあるのですが、ぱっと見、算数や数学に見えないようなものも含めて、パズル系の問題の大切なポイントの一つは、試行錯誤の練習をさせることでもあると思います。
そういう意味でも、解き方、考え方を教えるということを早い段階でしてしまうというのは極力避けたいと思っています。

それは色々な問題に関して言えることですが、分かりやすい例でいうと、魔法陣の問題は、1から9の数を使って、縦・横・斜めそれぞれの合計が全て同じになるようにというルールなので、1から9までの合計45を縦・横どちらも3列あるので、1列の合計が45÷3の「15」になるということを教えてしまえば、格段に簡単に解けるようになると思います。

しかし、自分で試行錯誤をする前にそれを習った子の多くは、恐らく、深く考えることなく、どの列も15になればいいんだなと解き始めるでしょうし、習ったことを忘れたら、もしかすると、忘れたから解けないとさえ思うかもしれません。

ですが、まずはためしに色々な数を入れて解いてみて、問題を何問かクリアしていく中で自分自身で気づけば、それは素晴らしい発見になりますし、教わったのではありませんから、定着もしやすいでしょう。更には忘れても、そもそも解き方を覚えたわけではないので、解けなくなることもありません。
また、仮に何問やっても気づく気配がないような場合も、子ども自身が苦労して解いた後であれば、指導者側が1から9まで全部足したらいくつになる?などとちょっと尋ねてみたりして、気づくように促すことは可能で、試行錯誤の後であれば、それに気づいたら、ただ教えられたものより感動したり、印象に残りやすくなったりもするでしょう。

パズル問題は解けることが大事というよりは、頭の使い方の練習のためと言ってもいいかもしれません。
ですから、大人が解き方を教えたり、すぐにヒントを出したりするのは極力避けてほしいと思います。

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