何を望むか
今日は少し久しぶりに、保護者の方に自分の理念、譲れないことを熱く語るメールをお送りしてしまいました。
幸い、メールをくださった方は理解してくださっているようで、それはホッとしたのですが、ご両親ともに考えが一致しているとは限らず、それが子どもにとっても悩ましいところですね。
教室を始めた初期の頃に見つけた塾のブログで、それまでスピードを求めていた先生が、どんぐり俱楽部の文章題に出合われ、じっくり考えることと速く計算することを並行して取り組ませていたところ、全くというほど結果に結びつかず、その後思い切ってスピードを求めることをやめ、じっくり考えることを大事にするようになったところ、初めはゆっくりだった子達も結果的に速く解けるようになっていったという内容を目にしたことがあるのですが、私も全く同じようなことは何度も目にしており、恐らく間違いないだろうと思っています。
もちろん、持って生まれた能力に大変恵まれているような子の場合は、最初からスピードも速いということはあるでしょうけれど、それは本当にごくごく僅かだと思います。
よく考えないうちに速さを求めると、考えなくなります。
考えないということは、解き方を覚えて当てはめて解くことしかできなくなります。
そして、解き方を忘れたら解けなくなりますし、たとえ答えが合っていても、多くの場合、その判断もつきません。
そんな勉強は、これからの時代ますます意味を失っていくのではないでしょうか。
人が人であるには「考えること」を大事にする必要があると、私は思っています。
| 固定リンク
« 嚙み合わない | トップページ | 寒すぎますね…。 »

コメント