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2025年11月11日 (火)

解きほぐす

きちんと理解するということがどういうことか分からない子に、こういうことだよと教えてあげたいのは、私自身、子どもの頃も学生時代も、算数・数学に関しては公式などの意味を考えることなく、覚えて当てはめれば解けるんでしょ?という感覚でいたので、この仕事をするようになって、初めて公式について考えることが多々あり、その中でも高校数学になると、内容を理解するのに苦労するものもあって、それを解きほぐしているときに、「こういうことなんだよ!」と思うのです。

高校数学もですが、例えば中学受験の難しい問題などの解説をしておられるような方の多くは、恐らく小さい頃から算数・数学を得意としてこられたような方なのだろうと思われるため、そうではない人はそれでは理解できないよ?というような解説を書かれることがあります。
例えば、「こういう式で表せるので、こう求められます」というような表現で、式がひとつ書かれた後、いきなり答えに辿り着いているようなもので、なぜその式が表せたら、こう求められるのかの途中がわからなければ、それは解説にはなっていないわけですが、恐らくそれを書いた方にとっては当たり前すぎて、それがわからない人が存在することは想像できないんだろうなと。

ただ、私の仕事としては、そちら側の説明が要らない子であればいいものの、私の側の子に対しては、自分自身が理解していなければ「覚えて当てはめろ」というしかなくなりますので、なんとかして理解するしかありません。
文字を具体的な数字などに置き換え、自分なりに解いてみて、元の文字に戻して同じ作業をしたら、書かれていることに辿り着いた場合は、置き換えた数字で意味を考え、その結果、こう表せるのか、そういうことか…というように理解することができます。
それはなかなか苦しい作業である場合もありますが、その過程を経なければ、理解したとは言えないので避けることはできません。

きちんと理解するというのは、多かれ少なかれこういう作業をすることなのだろうと思います。

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