びっくり!!
通ってくれるようになってしばらく経ち、点つなぎを鏡に映した状態で描く課題をしてもらうようになった低学年さんは、これまでその課題をやったどの子より苦戦し、ここまで苦労する子は珍しいんだけど…と思いつつも、後々、線対称などの学習にもつながるので、できるようになった方がいいだろうと、そのときはためしに、お手本の点に左から順に1,2,3…と座標代わりの番号をうち、書き写す方には右から順に1,2,3…と番号を打ってもらって、お手本の1は書き写す方の1(左右反対に番号を打っているので)ということだと言ったところ、その場ではある程度描けるようになりました。
しかし、そこから1年経っても、鏡の点つなぎの時には番号を振ることをやめず、お手本が複雑になってくると、番号を振っていても大苦戦するようになり、ここまでできない子は本当にこれまでいなかっただけに、この子は図形の力がかなり弱いのかな?と思うようにもなっていました。
ただ、もともとうちに来てくれる前に、スピードと量を要求する塾に通って、かなりの先取りをしていたようで、随分マシになったものの、やり方がわかると急いで処理をするという癖は抜けておらず、鏡の点つなぎも、一度番号を振ることを教えてしまったことで、とにかく番号を振ると思い込んでいるような気もしたので、今回、ためしに番号を振る前に私が、分かりやすい点を示し、ここからお手本は右に行っているから、描くのは左、ここは上から3番目だから、こっちのここに向かって…と左右逆になるものをどう描けばいいか、言葉にしながら1つ描いて見せたところ、今日は番号を振らず描き始めたと思えば、これまでより遥かに速いスピードで、消しゴムもほぼ使うことなく描き上げてしまいました。
え??どういうこと??と内心は本当に驚いたのですが、よくわからないものの、その子の中では番号を打つというところに固執して、番号を見ながら描いていたものの、成長はしていたので、コツがわかったのかもしれません。
驚きましたが、言ってみてよかったなと。
最初にどう指導するかは本当に難しいですし、時期を見て、違う指導をしてみるということも大事なのだなと、改めて感じた出来事でした。
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