読み取る力
問題を作るようになって、この表現できちんと意味が伝わるだろうかと迷うとき、迷わないよう詳しく説明をすると、今度はその長さがかえって理解の妨げになる可能性があったりもするので、問題文を作るのはなかなかに難しいなと感じるようになりました。
実際、そういう意識で文章問題などを読むと、中学受験や中学生などの応用問題などで、ん?これはどういう意味だ?と思ったり、どちらの意味だ?と迷ったりするものに出合うこともあります。
子ども達みんなが迷わず理解できる文章というのは恐らくかなり難しいものなのではないかと思いますが、応用問題など、問題が難しくなるほど、迷うところをしっかり読み取れるかが大きな鍵になってくることも少なくないように思います。
今日のレッスンで思考力系の問題集をしていた子が、数字の書かれたボールを順番に取り出し、3つ並んだ時点で取り出すのをやめ、残りのボールの数字の合計を…というような問題を、「取り出すのをやめ」たそのボールの数字まで足して答えを書いていました。
しかし、例が挙げられていて、残りの合計の中に、取り出した最後の数字は含まれていないことが確認できたので、そこをきちんと確認していれば迷うはずはないところです。ですが、もし例が挙がっていなければ、取り出すのをやめたら、それは取り出していないと解釈す子もいるかもしれないとは思います。
問題を作る側も色々頭を使っているのだろうと思いますが、ポイントとなるところ、そこを間違えたら正解のしようがないところは、しっかり読み取れる力は算数に限らず、とても重要な力のひとつですね。
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