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2025年9月16日 (火)

自分にはない発想

たまたま先日母に「当たり前」「簡単」の基準は人それぞれ違うのだという話をしていたのですが、今日のあるレッスンで、またもこれまで自分には全くなかった発想、気づきをもらいました。

異分母分数のたし算の問題の導入で、図に色を塗ってもらって、その図を見ながら答えを考えてもらった後、子ども自身に通分をして解けばいいということに気づいてもらうという流れで問題を用意しているのですが、図に色を塗って答えを出すのは、それほど苦労せず解いた後、1/3+7/12の問題の答えに分母の12を書いたまま、何かずっと考えているようでした。

12が出ているのになんで止まっているんだろうと思って、もうしばらく様子を見ていたのですが、図に色を塗ってもらう問題は、たまたま分母の数が大きい方の分母がそのまま答えになるものが並んでいたので、まさか、もしかして…と思い、今悩んでいるのは一旦保留にして、「3/10+7/15」という問題と、「3/8+5/12」という問題の答えの分母が何になると思うか、先に考えてもらうことにしたところ、まさかが当たっていて、それぞれ、15と12という分母を書きました。

つまり、この子は図に色を塗っている段階で分数を大きさとしてイメージしていたのではなく、分母の数が大きい方が答えの分母になると、表面的に捉え、分母を決めていたのです。

これまでの自分にはなかった発想ですし、その問題を解いてもらった子で、そんな答えを書いた子もいなかったので、分母が決まっているのに、どうしてそこで止まるんだろう?と思ったのですが、その子にとっては、通分の発想もなく、出てきた数字を適当にこねくり回している段階だということに気づきました。

そういう発想をする子がいるということにこれまで気づいておらず、自分にとっての「常識」では思ってもみなかった答えだったので、ちょっと驚きましたが、お蔭でまた新たな気づきを得られました。

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