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2025年9月27日 (土)

考えれば気づくはずなのに

覚えることが苦手らしく(といっても、世の中の多くの人は何でも簡単に覚えられるわけではないと思いますし、覚えるためには何度も繰り返すとか、印象に残る方法を見つけるとか、自分に合った工夫や努力が必要なのだと思いますので、その子がどこまで努力しているのかはわからず、本当に苦手なのかどうかは判断できませんが)、未だに合同条件も曖昧、今回絶対覚えるように伝えた相似条件も曖昧な中3さん。

相似条件は合同条件がベースになっているとは言ったものの、「1組の辺の比と…」と言い出しました。
合同条件も曖昧なのですから、無理もないのでしょうけど、それならと、小学生の時にコンパスや分度器を使って、お手本と同じ三角形を描く方法がいくつかあったはずだけど、何がわかっていたらお手本と同じに描ける?と尋ね、ひとつの例として、1本の辺が5センチ、あとは4センチと3センチと決まっていたら、定規で5センチの線を引いて、コンパス、コンパスで描けるよね?と言い、あとは何?と。

合同条件の言い回しとしては微妙でしたが、2組の辺とその間の角、1組の辺とその両端の角という表現は出てきました。
そこで、次は大きさが違うけど形が同じというには、何が言えたらいいのかを、相似な三角形を2つ描いた紙を渡して説明してもらいました。

3組の辺の比と…というのは、やや言葉が足りないものの説明はでき、2組の…も合同条件を押さえた後だったので何とかなりました。
しかし、まだ1組の辺の比と…というので、それはどういう意味なのか、図を見ながら説明してもらったところ、よく考えずに、「この辺とこの辺の比が1:2で(仮に)、この角とこの角が…」というので、辺の長さが1:2じゃないと相似にならないの?と尋ね、何度かやり取りをして、どうにかこうにか角が2つそれぞれ等しいとわかれば、それだけでいいということを確認しました。

教科書などに描かれている図などを漫然と見て、雰囲気で覚えるとより曖昧になり、覚えづらいのではないかと思います。
まずは自分で図を描いて、その図を眺めながら考えてみれば、何が言えたら相似と言えるかは、それまでしっかり考えて積み重ねてきた子であれば、かなり覚えやすくなるのではないかという気がします。

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