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2025年9月 6日 (土)

自分で考えられること

小さい頃から来てくれていて、もう長い付き合いの高学年さん。じっくり考えることは当たり前という状態で、見ていて安心ではあるのですが、恐らく算数はそれほど興味がないのかなという感じで、学校で困ることはないだろうけど、難しいものを考えることを楽しむタイプではなさそうです。

その子は、公式などを丸暗記するということが恐らくほとんどないままに、これまで過ごしてきたので、図形の面積などの公式もものによっては忘れているようです。円に内接する正方形の対角線の長さが書かれている状態で、円から正方形を除いた面積を求める宿題を解いていませんでした。
それを見て、恐らく正方形の面積の出し方を思いつかなかったんだろうなと思いましたが、一旦後回しにして、今回のレッスンの課題を進めていました。

その中に、ひし形の面積を求める必要があるものが出てきたのですが、しばらく手が止まっているので、やはりひし形の面積の求め方を忘れたんだなと。でも、公式を忘れても、どんな形か分かっていれば、求める方法は色々あるので、少し待っていると、書かれた式は、ひし形を対角線で4つの直角三角形に分け、1個の直角三角形の面積を求め、それを4倍するというものでした。
間違いなくそれで面積は求められますから、問題を解くにあたっては何も困りません。「対角線×対角線÷2」を覚えていたら、少しだけ計算が早く済むかもしれませんが、面積の公式をいくつも丸暗記すると、どの場合は2で割って、どの場合は割らないのかがごちゃごちゃになる子を、塾講師をしていた頃に何人も見ました。きっと今の子達でも、そういう子は多くいるんだろうと思います。
であれば、覚えられるなら覚えた方が楽に解けるけど、覚えなくても自分で考えて解くことができる方が遥かに大事だと思います。

小学校だと、公式通りに解かないとバツをする先生がいたりするので、それだけは心配ですが、忘れても大丈夫というのは、精神衛生上も結構いいのではないでしょうか。

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