嬉しい驚き
年長の頃から来てくれている2年生の女の子は、手先は器用で形などは結構得意ですが、数量感覚は身につくのにやや時間がかかるのかなぁという印象。
それでも、じっくり考えることを積み重ねて進んできているので、間違った答えを書くときでも、その子なりに考えているんだなと思うことが多いように感じています。
少し前に1000までの数の学習をしたときに、1が5個、10が15個、100が3個でいくつになるかというような、ある位が10より多い問題で、例えばこの例だと、300と15と5で320というような答えを書いてしまうことがありました。
それから少し間を空けて(その間に長さの学習などをしたので)、今回のレッスンでは3桁同士の足し算の暗算をしてみてもらったのですが、250+150のような問題で、310と書きました。(百の位は3と分かっているものの、十の位が10になったのをそのまま10と書いてしまったと思われます)
ああ、同じ間違いだなぁと思いましたが、「50と50で10になるのね?」と一度言っただけで、正しい答えになり、その後の問題は全問正解。
それだけでなく、一の位が繰り上がる場合、十の位が繰り上がる場合、問題が変わっても、全て暗算で上の位から答えを書き、消しゴムを使うことすらほぼありませんでした。
ああ、こんなに考えられるようになっていたんだと(実は今回のレッスンの前半では時計の問題で大苦戦。10分で1時間と考えたと思われる答えが出てきたりして、あれこれ助け舟を出してもダメだったので、一旦保留にした後のことでした。)大いに感動しました。
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