覚えるべきものとそうでないもの
自分が子どもの頃は、覚えなさいと言われるものを覚えることは今ほど大変ではなかったので(多くの人がそうだと思いますが)、公式でもなんでも、覚えろと言われたら、それ以上考えることなく覚え、それを使って問題を解いていたことも多々あったように思います。
ただ、公式として教えられたものは、忘れてしまったら解くことができないと思ってしまいがちですが、私が知る限りそうではないものがたくさんあります。
例えば、面積について言えば、1辺が1㎝の正方形の広さを1㎠とするというようなものは、人が決めたものなので、それを忘れてしまっては問題を解くことができませんが、1辺が1㎝の正方形の広さが1㎠だということさえ覚えていれば、仮に長方形の面積の求め方を知らなくても、縦3㎝、横5㎝の長方形であれば、1㎝角の正方形が横に3個、縦に5個並ぶので、15個、だから15㎠と考えることはできますし、長方形や正方形の面積が考えられれば、そこからあれこれ考えれば、三角形も平行四辺形もひし形も、小学校で公式として習ったものの面積は全て求めることはできます。
ということは、公式を忘れてもとりあえず考えれば大丈夫ということでもあります。
それは、最初の段階できちんと意味を理解しているからできることで、意味を考えず公式を丸暗記した場合には無理だろうとも思います。
公式を覚えていたら時間短縮できるメリットはありますから、覚えられるものは覚えてもいいと思いますが、その際、まずはどうしてそれで解けるのかを考えることが大切です。
覚えろと言われたものも、覚えるべきかどうか、自分なりに考えて、これは忘れても大丈夫、これは忘れたらどうしようもないという判断をすることも大切なのではないかと思います。
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