どう考えてるのか見てみたい
教室の子達には、おうちの方にもできるだけ、「どうすれば解けるか」というテクニック的なものは教えないでほしいということをお伝えすることもありますが、もともとここを選んできてくださっているご家庭だと、わざわざお伝えしなくても、しっかり考えて理解するということを意識してくださることが多いので、ありがたく思っています。
ただ、お子さんが困っていたり、宿題を終わらせずに行くわけにはいかないと思ったりすると、黙って見守っていても進まないということもあるのだと思いますし、お子さんにしても、親御さんには甘えもあるかもしれませんので、たまに、これはきっとやり方を教えてもらって答えを書けるようになっただけで、自分で理解はしていなさそうだなと思うことがあります。
今日のレッスンのある子も、先日から1000までの数の学習をしているのですが、1円玉、10円玉、100円玉などを実際に見せ、その後、絵に表してという感じで進めてきたものの、数量感覚はまだ身についていない様子。
でも、10が35個などの問題は、0をつければいいと覚えてしまった感じで、100が3個、10が24個、1が27個でいくつになるかというような問題だと、それぞれが300、240、27ということは分かるのに、まだあまりイメージできていないせいか、合わせるときに、違う位をまとめてしまったりして、あり得ない答えが出てきたりします。
一所懸命考えていそうなのに、どこかにはまり込むとどんどんおかしくなっていき、実際に100円玉や10円玉などを使っていいよと言っても、答えが出せなくなりました…。
今日はもう一旦保留にして、他のことをしましたが、いい加減にしている感じではないだけに、どんな風に考えているのか頭の中を見てみたいと思ってしまいます。
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