待つ覚悟
小さい子達の中には、困っていそうだからと助け船を出すため声を掛けても、自分の世界に入ってしまって、全く言葉が届かないという状況になる子がちょくちょくいます。
考えているのならできるだけ待ちたいものの、全く違う方向に行っているような場合は引き戻したい。
邪魔はしたくないけど、見守るだけでは明らかに辿り着かなそうなときには助けを出したい。
そう思っているのですが、完全にシャットアウトされてしまうことがあり、どうすればそこを超えられるのかは未だ、これだ!という方法が見つけられず…。
今日のレッスンでも、タングラムで苦戦している子に、小さいものから置くのではなく大きいものや変わった形のものから置くことを考えてということを伝えるべく、何度も声掛けをしたのですが、もう完全シャットアウト。途中、かなりいい線まで来ていたので、そのときに「その形の向きは合ってるよ」と声掛けしたのに、それも聞いてもらえず、また小さな形から置き始め、気づけばその1つだけで10分以上経過…。さすがにこれだけ聞いてくれない状態で待ち続けたら、他のことができなくなるなと思い、1つはできたので、これはまた今度にしようと切り上げたら、どうやら最後まで考えたかったようで、不機嫌に…。
でも、予定では初めの5分ぐらいで2つ終わらせるものに、既に15分以上使っていたので、そのまま20分…30分と待つわけにはいかなかったんですよね…。
それでも、その子はそういうタイプの子だということは分かりましたので、次回からはより気を付けて、いざとなったら積み木だけで終わるのもやむなしという覚悟で(それはおうちの方ともご相談せねばなりませんが)、待つ覚悟を決めようと思います。
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