気を付けなくては
今日の年長さんとのレッスンでのこと。
春休み前にはやや複雑な点つなぎも随分できるようになっていたのが、春休み期間レッスンをお休みされた影響なのか、その後、以前にようにはできなくなり、声掛けしてもなかなか改善が見られませんでした。
おうちで宿題をする際も嫌がっているとのことでしたが、一旦ある程度以上できるようになったのに、簡単なお手本に戻すのはどうかと、少し様子見をしていました。
しかし、まだ小さい子だということもあるのか、点つなぎの課題を見ると、やる気が出ないんだろうなという雰囲気を漂わせ、お手本もよく見ず、違う線を書いてしまっては消し、気づかず声を掛けられては消し…という状態になってきていました。
今日はその状態がひどかったので、疲れているのかもしれないけれど、そこまで嫌なら一旦保留にして、その子なら問題なくできるはずの数の学習のプリントに切り替えたのですが、できるはずのプリントまで、絵を見て1つずつ数えて答えを書こうとした上に、顔はどんよりしたまま。
疲れて考えられないのか、やりたくないのか、判断するためにも、ひとまず簡単な点つなぎをしてみてもらうことにしたところ、それはぱっと取り組んで、きちんと書くことができたので、教具を使って数を答えてみてもらうと、声もはっきり出ていて、4つのサイコロの数を合わせていくつになるかなども、しっかり考えられているようでした。
そこで、ひとまず保留にした数のプリントに戻ると、今度はすんなり正解してクリア。
その後のレッスンも終盤までほぼずっと、きちんと考え、こちらの話も聞き、がんばってくれました。
私が見る限り、その子ならできると思う点つなぎも、嫌だという気持ちが強くなるとできなくなり、その影響で本来できるはずのものにまで影響が出るんだなと実感しました。
点つなぎは、もちろん段階を踏んで難しさが増していったので、突然難しくなったということはないのですが、ブランクがあったことで難しいと感じてしまい、そこから抜け出せなかったということなら、ひとまず簡単なものに戻ればよかったんだなと反省しました。
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