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2025年5月 8日 (木)

興味深い

小さい子達と数の学習をする際、中には教えなくても感覚的にわかってしまう子や、それまでの経験でなんとなく理解している子もいますが、10が10個で100というのはすんなりわかっても、10が11個、14個などになると、途端に101や114など、一の位に数を書いてしまう子はとても多いです。

今日のレッスンでも、初めてその学習を一緒にした2年生さんは、10円玉を見せながらや、10円を絵に表したものを見ながらであれば、比較的すんなり答えられていたのですが、10が11個は「11」と書き、次に「101」と書きました。10円玉を11個(10個と1個)並べて見せて、それがいくつか尋ねると、110とわかったのですが、14個は「114」と書きました。1円玉がないのに4円はできないよ?といってもぴんとこない様子で、また14個(10個と4個)を机に並べたら、それを見て140と書くことができました。

感覚がある子などは、その2回ぐらいで、あとはすいすい進むということもありますが、「そういうことか!」と気づくまでの長さには個人差があるので、モヤモヤしていそうな間は繰り返し見せてあげるのも大事だと思います。

小さい子で100を超える数にまだなじみが薄いとはいえ、多くの子が考えた末、同じような間違いをするのはなかなか興味深いものがあります。

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