魔の1問
今日のレッスンの1年生さんは、最近ぐんぐんと成長を感じさせてくれているのですが、100までの繰り下がりの引き算もじっくり考えて完璧に正解を続けていて、見違えるぐらいだなぁと感心していました。
しかし、12問中1問だけミスをしていたので、これだけできているのなら、考え方に問題はなさそうだし、ちょっとした勘違いだろうと、一番上のどっちかが違っていると言って見直してもらいました。
しかし、なぜかその1問だけが直りません。
答えは38なのですが、48と、繰り下がりを忘れた状態になっていて、以前、繰り下がりを忘れたのではなく、それ以前の十の位の数同士の引き算の段階で勘違いしていたことがあったので、そのパターンかなと思い、60から20を取ったらいくつか尋ねると、それはちゃんと40と答えるのですが、なぜか答えに辿り着けません。
何度かやり取りしたものの、厳しそうだったので、教具の積み木を並べて確かめてもらって答えを直してもらいました。
ただ、実は長らく教室をしていて、こういうことは結構よくあるのです。
1枚のプリントのうち、他は完璧なのにどこか1問だけ間違って、声掛けしても直せなくなる、どこかおかしなところにはまり込んでしまったようなそんな現象が。
一体何なのでしょうね。今も原因は分かりませんが、最後の1問で気が抜けるとかではなく、本当に途中の1問であることが多いので(そして、その前後はきちんと解けるので)本当に不思議でなりません。
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