2024年大晦日
今年は私にとってとても悲しい出来事もありましたが、それでもなんとか無事1年、元気にレッスンをさせて頂くことができました。
本当にありがとうございました。
来年も何卒よろしくお願いいたします。
皆さまどうぞよい年をお迎えくださいませ。
今年は私にとってとても悲しい出来事もありましたが、それでもなんとか無事1年、元気にレッスンをさせて頂くことができました。
本当にありがとうございました。
来年も何卒よろしくお願いいたします。
皆さまどうぞよい年をお迎えくださいませ。
今日で今年のレッスンも無事終了しました。
レッスン後、なかなかエンジンかからず、かなり手抜きながらも、どうにかこうにか大掃除を終え、現在22時過ぎ。
教室にこの時間までいるのは久しぶりです。
洗濯するものなどを持ち帰るので、年内もう一度教室には出てきますが、今年もなんとか1年、無事終えることができました。
ありがとうございます。
今年は9連休の方もおられるようですので、帰省やご旅行の予定がおありのご家族も多いことと思います。
どうぞ皆さまよい年をお迎えください。
年末のご挨拶はまた後日改めて。
冬休みに入り、なんだか頭が働いていない感じの子が増えていましたが、今日は比較的マシ、もしくはいつも通り好調という感じの子達ばかりでひと安心。
もちろん、来てすぐは不調という子はいたものの、時間が経つにつれ調子を取り戻してくれたので、それぞれの子にとって、年内最後はまずまずすっきり終えられたのではないかなと思います。
いよいよ明日で今年のレッスンも全ておしまい。
元々年間予定を組んだときには、あまり深く考えず、年末は掃除その他忙しいから28からお休みにさせてもらおうと思ったのですが、今年はカレンダー的に大型連休の方も少なくないことに気づき、12月に入ってから、12月28日と1月4日のレッスン日を入れ替えました。
そのため、年明けは6日までお休みになり、私にとっても結構な連休になりそうです。(とはいえ、実家であれこれ片付けたりする予定ですが。)
さて、明日もしっかりがんばりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
元々、ちょっと遠方かつ親子ともお忙しくされているので、初めから来られるときに連絡をもらって、スポットでレッスンをさせてもらっている子が、今回は4か月空いてレッスンに。
かなり賢い子なのですが、前回来てくれたときに少し感じた違和感が、今回更に大きくなっているような気がして、おうちの方にもお話しましたが、なんだか心配でもあり、もったいなくもあり、一人でモヤモヤしてしまいました。
小さい頃から受験塾の最高レベルのクラスに通っているのですが、「簡単なやり方」を教えてもらって、それを使って解けば楽という感覚を持ってしまったようなのです。
そして、今日はまだ塾でしていないということで、単位量あたりのが学習をすることになったのですが、120÷50が120/50か50/120かどちらだと思うかという問題に後者を選びました。
120÷50の計算は当然できる子ですから、答えが2より大きくなることはちょっと考えれば気づくはずなのに、1より小さい分数を選んでしまう。
これは一例ですが、そういう、ちょっと考えるだけで気付きそうな間違いをちょこちょこして、かつてのこの子はこんな間違いしなかったのになぁと、なんとも悲しくなりました。
能力を問わず、小さい頃は多くの子が大人より丸暗記は得意です。教えられたことを覚え、考えずに真似るという方法で問題を解くことに慣れてしまうと、自分の頭で考えるということをさぼり始めます。その結果、本当ならよくできる子だったのに…というようなことさえ起こりえるのが、本当に心配です。
なんとか踏みとどまって、考える人に戻ってくれるとよいのですが。
今日は年中さんはお休みで、レッスンは高学年と中学生の男子ばかりという、割と珍しい日でした。
例年だと、小さい子には昨日サンタさんが来たのかどうか尋ねたり、楽しかったか尋ねたりということもあるのですが、そもそも今年は私にあまり余裕がなく、昨晩、ああ今日はイヴで明日はクリスマスなのか!と思ったぐらいですので、結局今日はクリスマスの話題は全くせずにレッスンを終えました。
さすがに6年生や中学生男子だとサンタの真実はもう知っているだろうと思いますが、ご家庭によっては小学生の間は…という場合も過去にありましたので、今日は敢えて話題にせず。
中学生達は概ね順調に取り組んでくれていたものの、心残りはベテラン6年生くん…。算数のセンスはあるのですが、好不調、やる気の波が大きいタイプで、このところずっと低空飛行。年末最後だというのに、宿題をほとんどやらずに登場し、結局宿題の直しも全て終わらぬままに、その子との今年最後のレッスンを終えることになりました。
まあ、年末だからとか気にするのは大人だけなのかもしれませんが。
年内のレッスンもいよいよカウントダウンであと3日。
最後まで元気に乗り切りたいと思います。
今日は欠席振替の姉弟ペアと、ほかは通常レッスンの子が(事前に振替連絡が入っていた子はひとりいましたが)みんな元気に来てくれました。
しかし、初っ端の姉弟ペアは今日はまだ学校だったそうで、疲れていたのか、やたらとぼ~っとしていて、特に弟くんは普段の3分の1か4分の1か?というぐらいのスピードでしか進まず、助け舟を出しても聞いてくれず、しまいには悲しくなるという…。(汗)
まあ、何はともあれ、みんなが元気に来てくれたことは喜ばしいことでした。
で、全くの余談なのですが、子ども達にレッスン後にあげる飴の中で、かなり人気の高い飴があります。最初はブドウ味で、なめていると3種類味が変わるそうで、袋に占いが描いてあることもあったりして、大人気。なかなか趣向を凝らしてあって、グレープ色スタートで3種類の味に変わるもののほかに、最初から最後までグリーンでマスカット味のものと、当たりの白みがかった透明っぽい飴に金粉が入っている(味は書かれておらず)ものが稀にあるようなのです。(金粉入りを引き当てた子に見せてもらったことはあります。)
あまりにも根強い人気なので、1つとはいえ私が食べるのはもったいない気がして、食べたことがなかったのですが、これだけ人気なら1個食べてみようかなと、昨日適当に1つ取って封を切ったところ、いきなり金粉入り!!(汗)ラッキーかもしれませんが、私としては普通のブドウ味からの味変を味わってみるつもりだったので、ひとまずテープで閉じました。
そして、今日子ども達が帰った後、再度もうひとつ取って開封したところ、今度は味が変わらないグリーン!!!!
さすがに引き強すぎませんかね?私…。(苦笑)
今日は通常レッスンはない日ですが、年末年始振替できる日も限られてきており、何より、普段雑務を積み残しで実家に行くことが増えていることもあって、とりあえず1件振替レッスンを入れて、少し雑務を片付けようと出勤してきたのですが、どうしてなのか、遊んでいたわけではないのに、何かが明らかに片付いたという感じが全くないまま、あっという間に18時半になろうとしていて、なんで?なんでよ…という気分です。
今日の振替レッスンの子は体調も戻ったからか、結構好調でした。
明日以降もそうだといいなと思っております。
今週で年内のレッスンはおしまいになりますので、体調を整えて来てくれますように。
今日もレッスン前に連絡が入り、発熱でお休みの子が出てしまいました。もう年末で冬休みも目前、子ども達にとっては楽しい予定がたくさんある時期だろうと思いますので、早く元気になるといいなと思います。
今元気な子達は、そのまま無事に乗り切ってくれることを願うばかり。
今日レッスンに来てくれた子達は、みんなまずまず元気そうで、頭も結構働いている感じだったので、よかったです。
低学年で、眠いと不機嫌、もしくは悲しくなるタイプの子がいて、今日も登場時、表情が眠いのか、不機嫌なのかという感じだったので、不安なスタートになった上、前回、前々回と、図を描いて確かめてねとお願いしていた問題を、またそれは絶対に答えにならないという数を書いて持ってきていたため、それを見た私までちょっと不機嫌が伝染。(苦笑)
まあ、終盤には目が覚めてきたのか、ちょっと表情が回復し、3週持ち越しだった問題も、きちんと図を描いたらすぐ間違いに気づき(だから言ってるじゃない…という気分…。(苦笑))、最後はスッキリ終わってホッとしました。
来週が今年最後のレッスンの1週間。元気なみんなに会えますように。
今日はお休みの子はおらず、先週お休みした子も来てくれたものの、まだ完全復活ではないようで、レッスン中、私の右も左もゴホゴホズルズル…。多分自分は大丈夫なはずと思いながらも、ちょっとドキドキでのレッスンでした。
病み上がりの子はまずまず好調でしたが、このところ好調キープしていた子は、今日レッスンの前にほかの習い事に行ってきたそうで、そのせいなのか、時間いっぱいまで考え切れなかったようでした。
先日、レッスン開始が繰り上がり、更にレッスン時間が延びた日は、ずっと考え続け、最後のレッスンの中学生は難しい問題連発だったこともあり、最後の最後、どう解くのか思いつかなくなりましたが、翌日問題を見直したら、そこまで難しい問題ではありませんでした。(苦笑)
やはり、考え続けると、頭も消耗するので、休憩や栄養補給?をしないと、電池切れを起こすんだろうと思います。
教室ではずっと集中して考えてもらうということが少なくないので、なるべく休憩を取って、フレッシュな状態で来てもらえると嬉しいです。
昨日、関東で薬剤師をしている友人が、インフルエンザの患者さんが激増していて、休憩すら取れないと言っていたのですが、今日はニュースでも全国的にインフルエンザが流行していて、出せない薬も出ているというようなことを言っていました。
インフルエンザならまあ大丈夫だろうと思っていても、必要な薬が間に合わないようなことになれば、治るのが長引いたり、症状が重くなったりするかもしれませんし、防ごうにも学校などでは難しい面もあるのだとは思いますが、くれぐれも皆さまお気を付けください。
今日のレッスンの子は体調は問題なさそうではありましたが、反応が乏しく、眠いのかな?という子がいたりしました。
それでも、がんばって考えようとしている姿はなんだか愛おしく思いますが。
明日は先週体調不良でお休みした子、復活して来てくれますように。
今日は時間変更の希望があり、レッスン開始が14時15分からになったのですが、その分終わりも1時間ほど繰り上がる予定でした。
しかし、今日はどういうことか、最初のレッスンに来た中1さんは、ラスト1問、それを解いたらキリがいいし、残り時間的にもちょうどぐらいだなと思ったところ、なぜか突然絶不調に陥り、その1問で40分ぐらいかかり、当然終わる時間は大幅に延長。(途中何度か、もう続きは家でいいよと言ったのですが、本人粘って考え続けたもので…。)
次の年中さんはたった1週間の間になんだかめちゃくちゃ成長した?というぐらい好調でしたが、その後の6年生さんはこのところどうも今ひとつの状態を今日も引きずっており、極めつけは、上記とは別の中1さんも、ここまで解けばキリがいいから、ちょっとだけ延長になるけど、本人的には解きたいだろうし、まあいいかと思ったところ、その子もその問題にすっぽりはまり込んでしまい抜け出せず…。結局、終わったのは普段とあまり変わらない時間で、1時間半前倒しになっただけの長い一日になりました。
私も最後は頭の限界が来ていたようで、やはり長時間頭を使い続けるとエネルギー切れるなぁと、久しぶりに感じました。(苦笑)
今日は引き続き体調が戻らずでお休みの子がひとり。ほかの子たちが来てくれて、見る限りは特に体調が悪そうということもなかったのですが、なぜかみんな今日は冴えておらず…。
ひとりは、普段からよくできるので、学年よりずいぶん先のことをしているため、簡単とはいいがたいものの、平行四辺形だと言っているのに、なぜか対辺が異なる長さの絵を描こうとしたり、その子に向けて、平行四辺形は左右と上下のような向かい合った辺がそれぞれ平行なのだと伝えているのに、全く聞いておらず、二度、三度言っても伝わらず…。その状態は国語でも続き、こんな書き方をしてほしいという例を伝えても、やはり全く耳に入っていない様子で、それでは不十分だからといった答えをまた書いてしまうという…。
別の子は普段算数のセンスが抜群なのですが、なぜかことごとく閃かず、分かったと言っても次につながらず…。
普段のペースを考えると予定の3分の1ぐらいしか終わりませんでした。
さらに別の子も、眠いのか、遊びすぎて疲れているのか、打っても響かない感じの時間がかなり続き、私としては非常に消化不良な1日になりました。
かく言う私も、子ども達がしーんとしていると、突如睡魔に襲われかけたので(普段、子どもがいるときに眠くなることは余程のことがない限りないのですが。)今日は何か変な1日だったのかもしれません。
年長の頃から来てくれている2年生さんは、どうやら数には興味はあっても、形には全くというほど興味がないようで、形を作るような課題でも、楽しそうではない上に、もう2年以上しているにも関わらず、それは全く違う形よね?大きさが全くあってないよね?と思うような置き方をしたりします。
算数が好き、算数の能力が高いというような子の多くは、空間認知の力に恵まれていることが多いので、数に対しての反応とは別人にようになってしまうその子は、結構珍しいケースのように感じます。
ただ、好き嫌いは人それぞれですから、嫌いなものを好きになれとも言えません。今回のレッスンでも、どう見てもそれは全く違うよ?と思うような形を作っては崩しを繰り返し、嫌そうな顔をしていたのですが、敢えて目の端で見るだけにして、何も言わずにいました。
すると、結構長らく試行錯誤した末にようやくお手本の形ができた瞬間、ぱっと表情が明るくなり、嬉しそうに「できた!」と言いました。
その子は、なんでもすぐできないとイライラするようなところがあって、これまで何度も繰り返し、ぱっとできるのは簡単なものだから、簡単なものをたくさんしても力はつかないよという話をし、すぐに分からなくても、ああかな、こうかなと考えたら考えただけ、もっと賢くなるよとも話しているのですが、これも性格的なものなのか、響いている感じはありません。
だからこそ、何度も何度も試行錯誤した末、できたときの嬉しい気持ちを(それは簡単にできたときには感じることができませんので)何度も経験し、積み重ねていってほしいと思います。
そうする以外、好きではない課題に前向きに取り組もうと思えるようにはならないかもしれませんので。
今日もひとりインフルエンザ罹患でお休みのお知らせが。
レッスンに来てくれた子達も病み上がりの子や、インフルエンザとかではないものの、まだ本調子ではない子がいて、なかなか気の毒かつ心配な日々が続いています。
今日は期末考査前の振替で中学生が早い時間に来ていましたが、その子は体調的には問題ない様子ながら、単純な計算をミスしたり、合同の記号がイコールになっていたり、その他にも証明の基本中の基本のようなところでミスが多発。本人も、大丈夫かなぁというぐらいでした。
今日不調だっただけで、明日はいつもの調子に戻ってくれることを祈るばかり。
つい先日師走になったと思ったのに、明日はもう14日、今年のレッスンは今のところ27日までの予定なので(もしかすると28日までになる可能性も残っていますが)、あと2週間で今年のレッスンも終わるのかと思うと驚きます。
残り半月ほど、子ども達がみんな元気で来てくれるといいのですが、なかなかそれも難しそうですね…。
まずは自分がダウンしないよう気を付けます。
元々、学校の勉強で困らなければそれで十分というようなお話ながら、縁あって幼児の頃から通ってくれるようになった1年生さんは、当初はスローペースで、その子自身は数に興味がある感じでもなかったので、無理せずゆっくり先に進んできました。
それが、ここ最近、別人になった?というぐらい、しっかり考えてくれるようになり、100までの足す引くは暗算で、数を思い浮かべながら連続で正解してくれるようになりました。
そのほかの課題も、え?それそんなにすんなりできるの?と思うようなことも増えて、子どもの成長って本当にすごいなぁと感じるとともに、周りの大人がゆったり構えて、余計なことをしなければ、ゆっくりじっくり考えて、だんだん力を蓄えていくんだなぁと、改めて思わせてくれています。
そのうち、おうちの方が驚くほど考えられる子になるのではないかと、今からとても楽しみです。
学校によって結構差があるようですが、近くの小中学校でインフルエンザの学級閉鎖、学年閉鎖などが出ているようです。
ここに来てくれている子達の学校でもあるので、なかなか心配です。
もうすっかりマスクをしない生活に慣れてしまった小さい子達は、結構思い切り咳やくしゃみをするので、熱がある、体調が悪い、インフルエンザなどの感染症に罹患した、そういう場合はお休みして頂くよう、再度お願い申し上げます。
もちろん、私自身も体調に不安があるときには、無理せず病院に行き、検査を受けるなどするつもりですのでよろしくお願いいたします。
先週あたりからじわじわお休みの子や体調を崩している子が増えている感じがありましたが、残念ながら週初めから、インフルエンザ罹患と体調不良での欠席連絡が2件入りました。
来てくれた子のひとりも、先週体調不良でお休みし、学級閉鎖明けとのことでしたが、まだ鼻をぐずぐずいわせて、本調子には程遠い感じで。
体調に問題なさそうな子は好調で、スラスラ課題をクリアしていっていましたが、明日の子達は元気に来てくれるでしょうか…。
このところ諸事情で疲れが溜まり気味の私も気を付けなくては。
今年度はイレギュラーの隔週で来てくれている1年生さんは、元々幼稚園がインターナショナルだったそうで、来てくれた当初は字を読むのが少し苦手そうでした。
しかし、その後めきめき力を付けていて、隔週の割に確実に成長しているのが感じられます。
形なども結構得意そうなので、1年生ですが、既に積み木を色々な方向から見てどう見えるかという課題にも取り組んでもらっていて、初めは積み木を使って確かめながら始めました。
何度かやったので、今回は積み木なしでどこまでできるかやってみてもらおうとしたのですが、上、前、右、左、後ろが漢字で書いてあるため、ああ、読まなくちゃいけないかなと思ったところ、何度かしているうちに、どれがどの漢字かを覚えたのか、それともおうちで漢字の勉強をしているのか、読んであげなくても分かっていて、それだけでも成長しているなと思ったのに、積み木なしで全部解くこともできて、更にびっくり。
数に関しても、考えているときは明らかに頭に何か思い浮かべているのが伝わってきて、本当に安心です。
このまますくすくと伸びて行ってくれることを楽しみにしています。
12月といっても日中はまだそこまで寒くないように思いますが、近くの小学校は学級閉鎖や学年閉鎖が出ているようです。
今日のレッスンの子もひとり、本人も発熱していて、学級閉鎖になったとのことでお休みでしたが、例年だとインフルエンザぐらいしか心配していなかったのが、いつの間にかそれに加えていろいろな感染症が流行して、これから寒さが厳しくなるとますます気が休まりませんね。
今日来てくれた子たちはとりあえずは大丈夫そうでしたし、レッスンも順調だったのでひと安心。
それにしても、今日のレッスンの子のひとりは、小さい頃からかなり先取り学習をしていて、それ以外にも習い事がいっぱい、きっとストレスがすごかったのではないかと思いますが、当初は問題がすぐ解けないとイライラして、時にはうなったり、教具を乱暴に扱って折ってしまったり、見ていてこちらまで苦しくなる感じだったのですが、今ではすっかり見違えるようになり、笑顔も増え、もう別人になったのではという感じがします。
気持ちに余裕があること、自分の頭でしっかり考えられること、学ぶのであれば意味をきちんと理解して進むこと、そういうことができるようになれば、子供の気落ちは安定し、自然と笑顔も増えるような気がします。
私もできるだけ気持ちに余裕をもってレッスンに臨めるよう努めたいと思います。
今日のレッスンの1年生さんは、最近ぐんぐんと成長を感じさせてくれているのですが、100までの繰り下がりの引き算もじっくり考えて完璧に正解を続けていて、見違えるぐらいだなぁと感心していました。
しかし、12問中1問だけミスをしていたので、これだけできているのなら、考え方に問題はなさそうだし、ちょっとした勘違いだろうと、一番上のどっちかが違っていると言って見直してもらいました。
しかし、なぜかその1問だけが直りません。
答えは38なのですが、48と、繰り下がりを忘れた状態になっていて、以前、繰り下がりを忘れたのではなく、それ以前の十の位の数同士の引き算の段階で勘違いしていたことがあったので、そのパターンかなと思い、60から20を取ったらいくつか尋ねると、それはちゃんと40と答えるのですが、なぜか答えに辿り着けません。
何度かやり取りしたものの、厳しそうだったので、教具の積み木を並べて確かめてもらって答えを直してもらいました。
ただ、実は長らく教室をしていて、こういうことは結構よくあるのです。
1枚のプリントのうち、他は完璧なのにどこか1問だけ間違って、声掛けしても直せなくなる、どこかおかしなところにはまり込んでしまったようなそんな現象が。
一体何なのでしょうね。今も原因は分かりませんが、最後の1問で気が抜けるとかではなく、本当に途中の1問であることが多いので(そして、その前後はきちんと解けるので)本当に不思議でなりません。
教室を始めて以降、算数のセンスが抜群という子たちには何人もご縁をもらってきましたが、そういう子たちは例外なく中学受験をするということで高学年になったら転塾してお別れが訪れ、その後再びこちらに戻ってくるということはなかったので、数学が抜群にできるという子(かなり良くできる子はたくさんいましたが、ここでいうのは飛び抜けているレベル)には縁がありませんでした。
そもそも、そのレベルの子の場合、空間認知能力も抜群ですから、私ではろくに役に立てないので、もし来てくれても体験の時点でその旨を伝えて、その子にもっと合うところを探すことをお勧めするので、それもあって縁がないというのもあると思います。
しかし、先日から、役に立たないと思うと繰り返しおうちの方にもその子自身にも伝えているものの、今のところまだ通ってくれている中学生がいて、久々に、この子の頭の中を見てみたいと思うすごさを感じています。
こんなに閃いて、こんなにさっさと問題が解けたら気持ちいだろうなと、見ていてしみじみ思います。
高校の同級生の中にも、本人に尋ねたことはないものの、恐らくメンサ会員になれる(もしくはなっている)のではないかと思う子がいて、その子の頭の中を見てみたいと何度も思いましたが、持って生まれている子たちというのはやはりすごいものがありますね。
数学の難しい問題を、クイズ問題でも解くような感じで向き合っている姿は、見ていて羨ましくもあり、頼もしくもあります。
自分も含め、人はそれぞれ興味関心の違いや能力差があって、同じように努力しても同じ結果にはならないことは重々承知していますし、好きでないことはなかなかがんばれないことも分かっているのですが、うちの教室は嫌なら無理に通わなくてもいいところですから、算数・数学が好きでもっとしたいという子や、苦手で苦戦しているので何とかできるようになりたいという子など、自分自身でがんばる気持ちがあってほしいと思っており、そうでないなら、通わなくていいようおうちの方にお話してあげるよと言うこともあるぐらいです。
ですから、通ってくれるからには自分の頭でしっかり考えてくれるよう要求します。ただ、その要求レベルは、算数・数学のセンスがある子と、発達上の困難がある子、平均的な子など、それぞれの子に応じて調整しているつもりではあります。
恐らく算数にはあまり興味がないんだろうなという感じの中学年さんは、毎回のように宿題の取り組みがいい加減で、いい加減にするならしなくても一緒だと何度も話をし、一所懸命考えた結果、時間が足りなくなって手付かずのものが残ったとしても、その方が自分にとって力になるという話もし続けているのですが、前回ようやく久々に、その子なりにしっかり取り組んできた感じがあったというのに、今週はまた、12mのロープからある長さのロープを何本か切り取った残りという問題の答えが元より長い長さになっていたり、50メートルのロープの束が何束いるかという問題に0.625mと答えていたり(単位間違いとかではなく、全く無意味な計算をしていました。)で、悲しい気持ちになりながら、どうしてこの計算で答えが出るのか説明を求めると、しばらく黙ったまま何も言えず、ようやく読み間違えていたと。
私はいつも、自分の頭でしっかり考えるということを要求し続けているだけなのですし、しっかり考えて分かったときは、たとえ算数があまり好きでない子であっても、多少の気持ちよさ、スッキリ感はあるのではないかと思うのです。そこに辿り着いてほしいと願うことは、子どもによっては高望みなのでしょうか…。
まだ試行錯誤は続きそうです。
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