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2024年11月16日 (土)

集中しているときの顔

今日のある1年生さんとのレッスンでのこと。
朗らかな子で、時々ちょっとふざけすぎることもあるのですが、算数の能力は結構よいものを持っていそうな印象を受けています。
だからこそ、集中するときはしてほしいのですが、鼻歌が出たり、それにとどまらず、小声ながらも歌を歌ったりすることもあり、どこまでセーブさせるべきか、加減が難しいなと思っていました。
しかし、初めての内容を学習して、その問題を考え始めたとき、それまでふざけたり、おしゃべりしたりしていた子が、突如無言になり、いい表情で問題を考え始めました。その課題が終わるまでは一切注意する必要もなく、いい顔してるなぁと眺めていたらいいぐらいでした。

結局、少なくともその子は、自分にとって簡単に感じるもの、もうある程度できると(自分では)思っているものなどに取り組むときには、余裕を感じてふざけているということなのかもしれないなと思いました。
つまり、ふざけながらしているときには、その子にとって問題の難易度が合っていないということも気にしなくてはいけないのだなと気づかされました。

適度な集中が必要な難易度の問題を常に準備できたら、子ども達にもっといい時間を過ごしてもらえるのだと思いますので(もちろん、それぞれの子の状態を見ながら調節はしているものの)、今以上に気を配っていけたらなと思います。

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