大切なこと
長年子どもと一緒に学ぶことを仕事にしているものの、勉強したくない子は無理にしなくてもいいとは初めからずっと思っているので、我慢して嫌々やるならしなくていいと思うのですが、それとは別に、自分が関わっている子ども達が成長し、いずれ社会に出ていくことを考えると、テストの点数より大事なことはたくさんあると思うので、勉強できれば他のことはどうでもいいとは思えません。
もちろん、それぞれのご家庭の方針もおありだと思いますし、私自身は子育てをしたことがないので、無理に従わせようとは思いませんが、自分の考えは伝えています。
例えば、ティッシュを取ってほしいとき、私に向かって「ティッシュ」と言えば、もちろん取ってほしいんだなということはわかります。むしろ、その子を見ていれば、言われなくてもティッシュがいるんじゃないかなと分かることも少なくありません。
別に「取ってください」などと丁寧に言ってほしいとは思いませんが、私は親ではなく他人ですから、「ティッシュ取って」とか、「ティッシュちょうだい」ぐらいは言ってほしいと伝えます。
大人が何でも先回りしてしまうと、子どもは考える力、伝える力をじわじわ失っていくような気がするのです。
もちろん、特性などによって、身の回りのことを整えるのが苦手な子などがいるのは分かりますし、手助けが必要な子には手助けをすべきだと思いますが、できることを先回りしてやってしまうのは、子どもの成長の機会を奪うことになるかもしれません。
何でもしてもらうのが当たり前になっているような子からしたら、私は意地悪で面倒な大人かもしれないなと思います。
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