嬉しい予想外
小さい頃から通ってくれている高学年さんは、算数のセンスは結構いいものの、そういう子にありがちな、国語にはあまり興味が…というタイプで、少し前からやっている国語の問題集のうち1冊が、だんだん問題のレベルが上がって難しくなってきていて、直し切れず持ち越しということも増えてきていました。
元々算数メインで国語は基本はおうちで取り組んでもらい、分からなかったところだけ一緒にするという形にしている子なので、国語に割ける時間が限られていることもあり、この問題集はちょっと難しすぎるかなぁ、一旦保留にして別のものを先にした方がいいかなぁと思いかけていました。
先週体調不良でお休みだったのですが、その前の週はその問題集だけは手を付けずに持ってきており、本人も嫌なんだろうなと。この1冊が負担になって教室に来ること自体が嫌になったらいけないし…とまで考えていたのですが、1週空いての今日、見ると直し切れずに持ち越していたところ全て、きちんと考えて書いてきてくれていました。
恐らくおうちの方と一緒にしたのだろうとは思いましたが、その子は嫌なことは嫌というタイプなので、やりたくないと言わず、一所懸命取り組んできてくれたことに驚きました。
これは嬉しい予想外。
お蔭で、もうしばらくその問題集のまま様子を見られそうですし、何より、結構骨のある問題(大人でもスラスラと解ける人はそう多くないのではと思うようなものも。)を嫌がらず取り組んでくれることは、その子自身の力にもなるはずですから、本当に嬉しいびっくりでした。
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