やっぱりすごい世界だなぁ
中学受験をして中高一貫の男子校に進学した中1さんがいるのですが、何度もしみじみ、すごい世界だなぁと思います。
そもそも、中学受験自体、公立小中学校で過ごした身としては、想像を遥かに超えたような世界ですし、子ども達の解いている受験問題などを見るたび、私はこれ、中学校でやったよなぁと思うものだらけ。こんなに先取りしたら、受験勉強をしたのに公立中に進学した子は、数学の大半は習わなくても解けるよね?と、これまで何度も思ってきました。
そして、中高一貫に進んだ子達になると、授業の進度も早い上に、中学の学習内容だけでなく、高校の数学の内容まで含めて一貫校用の教科書があったりして、つい先日は数Ⅰの不等式が出てきました。
教科書を見ても、中学内容であれば、やはりかなりの範囲は既に解ける状態なので、授業のスピードが速いのも当然と言えば当然なのでしょう。
行きたい大学があるとか、何か高い目標があって、そのためにテストで高得点を取る必要があるような子は、中学受験の勉強を乗り切って、中高一貫校に進んで、そこでもがんばったら、公立で9年過ごした子達との差はものすごいものになりますよね。
個人的には小学生の時にしかできないことというのもあると思うので、その大切な時期を受験勉強に費やすことが必ずしもよいことなのかどうかは正直分かりませんが、本人に夢や目標があり、学ぶことが嫌でないのであれば、小学校高学年で目いっぱい頭を使って学習するというのもよいことなのかもしれませんね。
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