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2024年8月 6日 (火)

楽しそうに

私自身は中学受験の経験がないので、食塩水の問題といえば、中学生になって連立方程式を習ったときに初めて習ったのだと思います。そのため、食塩水といえば、〇/100x+△/100y=◇/100×…というような定番の式を作って解くものだと思っていましたが、中学受験をする子達の解く問題などを見ていると、方程式を知らなくても解くことができるんだなと知り、それを知ったら、むしろその解き方の方が便利で簡単ということも多いことに気づきました。

今日のレッスンでは割合の学習の中で、初めて食塩水の問題を解くことになった4年生さんがいたのですが、元々算数のセンスがかなりいい子ということもあってか、初めから全く抵抗感はなし。食塩水の濃さは食塩水全体に対する食塩の割合で表すという約束事さえ押さえれば、含まれている食塩の量、水の量、濃さなど、ほぼスラスラ解いていき、水を加える場合、2つの濃さの食塩水を混ぜる場合まで進みました。
その間、ずっと結構楽しそうで、「もっとやりたい」と言ったほど。

考えることが苦にならず、数量感覚が伴っている子にとっては、割合の学習も、食塩水も難しいものというより、考えるのが楽しいものという位置づけになるんだなと、なんだか羨ましく思いました。

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