日々の思い

この1週間の予報では、連日最高気温は30度を超えるようですので、月曜にエアコンを交換してもらえて、本当によかったと思っています。
外気を吸い込んで吐き出しているだけのような状態になっていましたから、30度越えの空気を室内にまき散らしていたら、それこそ子ども達、レッスンどころではなかったかもしれません。（電話で言われたまま諦めていたら、まだエアコン自体届いていなかったはずなので。）
室内の暑さを心配しなくてよくなり、来たばかりで暑そうな子にはちょっと温度を下げたりもできますから、ありがたいことです。

で、今日のあるレッスンでも、また感心、感動した出来事が。まだ新人さんながら、初めからなんだかいいものを持っていそうだと感じさせてくれているその子は、今日のレッスンで時計の学習をしていました。何時間後の問題は、こちらが言わなくても時間が増えていくからたし算で解けそうだと気づいたようでしたが、何時間前の問題の中に、1時の8時間前という問題があり、1から8を引くことはできませんし、今の段階では13時、14時というような24時制のことも学習していないので、順番に数えて戻ってもいいけど、どうするのかなと見ていたところ、突然「もし11時の8時間前やったら、え～と、3時か」と思いがけないことを言ったのです。
まだ2年生なので、そうは言ったものの、そこからどう持っていくかまでは思いついていないようでしたが（それもレッスン終盤でかなり頭も疲れてきていたので）、そんな発想ができることに驚きましたし、それならいけるのではと思い、ためしに1時間前を尋ね、1時間前は12時と答えたので、後どれだけ戻ったらいいか尋ねると、すんなり7時間と言った後、「あ、そっか！」と12から7引いて5時になることに気づきました。

他の数に置き換えて考えてみるというのは、算数、数学ではとても大切な考え方のひとつですし、言われなくても自分で試行錯誤できるのも本当に素晴らしいことです。
これからどこまで伸びていくのか、本当に楽しみです。(私が邪魔をしないようにくれぐれも気を付けます。）