今週も無事終わりました
今日は発熱でお休みの子がいたり、土曜参観の後に来てくれた子がいたり。よいお天気だったので、参観だった子達は学校があった後だと消耗しているのではと思っていたところ、こちらに来るまで少し余裕があったので、どうやら仮眠を取ったようで、教室に入ってきたときには2人とも明らかなる寝起き状態。それでもひとりの子はそれなりに頭も働いているようでしたが、もうひとりは、普段なら苦も無く終えてしまうような積み木の課題でえらく時間がかかっています。できたというので見ると、1問目はできているのに2問目で右と左が反対の図を描いていたため、右がこれ?右からでこう見える?と声をかけても、絵を指しても全く気付いてくれず、ふと見ると更に悪化。積み木が宙に浮いた状態の絵になっていました。
1問目はできてるよ?と指をさしても「あ!」という反応にならないので、普段ならできるものだし、一旦保留にしようと問題を変えたところ、普通に考えると、そちらの方が面倒だったり、難しいと感じたりする子の方が多いはずなのに、アッという間にクリア。なんだろう?さっきおかしかっただけなのかな?と思いつつ、そのまま進めていくと、その子の学年から考えると結構面倒だし、引っ掛かる子が多いような問題も、あっさりと次々クリアしていくのですが、苦戦していたものに戻すと、今日はやはりだめな様子。
その子の頭の中で一体何が起きていたのか、謎に包まれたままでした。
しかし、今日のレッスンでも数人の子に対して感じる場面があり、ここ何年もたびたび感じていることなのですが、最近の子ども達、まるで私やもっと高齢の人たちと同じようなレベルで、やったはずのことをきれいさっぱり忘れているということが増えているような気がしてなりません。
IT機器があふれ、生まれた時から当たり前にそういうものに触れられる環境にいる今の若者、子ども達は、昔に比べて覚えておく必要がなくなっていることが多いことが、何か影響しているのではないかという気がしてなりません。
テストなどで、忘れたら調べてもいいというように時代が変わっていくならいいと思うのですが(知識偏重、とにかくどれだけ覚えているかが勝負というような試験は変わっていくべきだとは思いますが)、現状すぐすぐ大きく変わるということはないでしょうから、あまりにもきれいさっぱり忘れてしまう子達を見ると、ちょっと心配になります。
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