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2024年3月 1日 (金)

3月スタート

まだ寒い日が続いているので、3月と言われても全く実感がありませんが、確実に暦は進み、春が近づいているんですね。
今日は出勤前に、他県の女子中学生3人が、中学校の先生が忘れていて、願書提出締め切りに間に合わず、受験できないというニュースを目にしましたが、受験生のミスではないのに、何とかならないのかと、その子達の進学先はどうなるんだろうと、えらくもやもやしました。

まだ教室を始める前、個別指導塾でも仕事をしていたことがあるのですが、そのときに担当していた子のひとりから、工業高校を推薦入試(面接と作文のみで受けられる)で受験することを希望していて、三者面談でもその旨を伝え、OKをもらっていたのに、担任が書類を準備するのが遅れていて、一般入試で受験してくれと言われたという話を聞かされたことがありました。
そのときは、まだ願書の締め切りに数日あるタイミングだったので、子どもの人生を何だと思っているんだと腹が立ち(そのときは、推薦入試でもしダメでも、一般入試をもう一度受けることができる仕組みでしたし、一般入試はテストを受けるわけですから、大変さも明らかに違います。その上、試験当日に体調を崩す可能性だってあるわけですから、当然安全策を取るべきですので。)、その子にそういう話をした上で、担任ではなく受験指導の先生とか、上の先生に話をするよう(自分で言いづらければおうちの方から話を持っていってもらうよう)伝えました。

素直な子だったので(それに、もし担任と関係が悪くなったとしても、あと少しで縁もなくなりますし)、すぐにほかの先生に話をして、無事推薦入試を受けられたのですが、あのタイミングで話を聞かせてもらえていなければ、泣き寝入りしていたかもしれず、そんな先生がいるのかと本当にびっくりしたのを覚えています。

もちろん、素晴らしい先生がたくさんおられることも、先生方は忙しすぎることも分かってはいるのですが、受験といえば、子ども達にとってその後の人生に少なからず影響を及ぼす一大事。そこはやはりもっとしっかり意識してもらいたいですよね。

今年は幸か不幸か受験生には直接のご縁がないので、この時期ものんびり気分でおりますが、世の受験生のみんなが、これまでのがんばりをしっかり発揮できることを祈っています。

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