師走も半ば
今日はお休みや振替の子もいて、人数少なめな土曜のレッスンになりました。
あっという間に16日が終わり、今年も残すところ後15日になりましたね。つい先日12月のカレンダーになった気がしたというのに、もう2週間余りが過ぎたのかと思うとびっくりします。
小さい頃から来てくれている、発達がゆっくりの高学年さんは、一所懸命取り組んでくれていたものの、前回も今回も「もと」というのは上か下か尋ねたところ、元気に「上」と答えたのがちょっと意外でした。
もちろん、ただ単に「もと」の意味を聞いたわけではなく、分数の分子と分母、上と下のどちらかの数が「もと」だとしたら、どっちがもとだと思うかという質問だったのですが、前回も元気に「上!」と言ったので、木の根元、山のふもととかいうけど、もとは上なの?と尋ねたという流れがあったのに、今回もやはり上だと言ったので、その子の中で「もと」は上のイメージがあるんだろうなと。
何のために尋ねたかというと、割合の学習でもとにする量と比べる量という言葉が出てきて、多くの子がどちらをどちらで割るのか混乱しがちなので(うちの教室では公式を覚えさせたりはしないので、基本的に混乱する子はいませんが)、その子の場合、学校で公式を覚えるよう言われたらがんばって覚えるだろうと思い、迷ったときに判断できるよう、もとになる量が分数の分母、比べる量が分子になるから、分子÷分母と考えたらいいという説明のためだったのですが、どうやらまだちょっと難しそうでした。
算数が得意な子も苦手な子も、困難を抱えている子も、それぞれの子が自分の頭で考えられるちょうどいい問題を提供し続けられたらといつも思いますが、困難がある子の場合は、学校の進度の関係もあるので、何をどこまでするかしないかの判断も学年が上がるとだんだん難しくなってきますね。
さて、年内のレッスンはもう10日を切っていますが、来週もどうぞよろしくお願いいたします。
| 固定リンク
コメント