何が見えているんだろう
今日は雨降りだったせいか、どうも頭の働きが今一つという子がちらほら。
中でも、前回、一体何を思い浮かべているのか全く想像ができず戸惑った高学年さんは、引き続き類題のようなものをしたところ、相変わらず頭の中で何を思い浮かべているのか、きっと何も思い浮かんでいないのに、でてきた数字だけを適当に使って計算してみているんだろうなという状況でした。
とにかく、なんで?????とはてなが大量に並んだのが、電車Aと電車Bが出会ってから離れるまで5秒かかり、電車Aの長さと秒速、電車Bの秒速が与えられていて、電車Bの長さを求めるものでした。
類題にも関わらず、全く頓珍漢なことをしていたので、やはり前回あれこれ使って見せたものもぴんと来ていなかったんだなとは分かりましたが、今回、2つのものを使って、出会ってから離れるまでにどんな動きをしたか動かしてもらい、最後尾同士が重なっている状態になったときに、そのどこからどこまでの長さが両方合わせて進んだ長さなのかを尋ねたところ、それぞれの先頭と先頭の間だと答えられたので、ああ、だったらもう解けるなと思っていると、次に書かれた電車Bの長さは2つのものを合わせた長さより長いものでした。
さすがにそれは想像を絶しませんか?2つの電車に見立てたものを実際に動かし、両方合わせた長さが分かったのに、なぜ片方の電車の長さがそれより長くなるのか…。
正直なところどう考えたのか本当に想像がつかなかったので(子どもの間違いは8~9割がたどう考えたのか推測できるのですが)、本人にどう考えてその数字が出たのか尋ねても説明してくれず、かといって、両方合わせた長さより長い答えがおかしいということも響いていない様子。
う~ん、どうして…。
今日は別のレッスンの子もなかなかに不調だったので、そういう日だったのであればよいのですが…。
| 固定リンク
コメント