ご挨拶
今日で2023年が終わります。
コロナ禍を経て、子ども達の生活はほぼコロナ禍以前に戻りつつあるようでもありますが、まだまだ色々な感染症が流行ったり、心休まらずという1年でしたね。
お蔭様で私は何とか1年健康に過ごすことができ、子ども達とのレッスンを今年も休むことなく終えることができました。
今年も1年、どうもありがとうございました。
皆さまどうぞよい年をお迎えください。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
今日で2023年が終わります。
コロナ禍を経て、子ども達の生活はほぼコロナ禍以前に戻りつつあるようでもありますが、まだまだ色々な感染症が流行ったり、心休まらずという1年でしたね。
お蔭様で私は何とか1年健康に過ごすことができ、子ども達とのレッスンを今年も休むことなく終えることができました。
今年も1年、どうもありがとうございました。
皆さまどうぞよい年をお迎えください。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
今日は洗濯したカーテンなどを持って出勤し、年内に教室でしておくことは一応完了。1年ありがとうございましたと教室にご挨拶をして帰宅したのですが、ホッと一息ついた瞬間、持って行き忘れたものが視界に入りました…。
大したことはしていない気がするのに、今日は腕も脚も筋肉痛で自宅の大掃除は全然エンジンかからず…。
明日やれるところまでやるつもりですが、さて、どうなりますことやら。
昨日は結局家に着いたのが0時前。疲れていたので、ゆっくりお風呂に入って、食事をして、本当なら早目に起きて、持ち帰ったカーテン類などを洗濯して、午後早目に出勤するつもりが、昨日の疲れでエンジンがかからず、15時半頃ようやく出勤。
なんだかんだ結局今日も21時半になりました…。
でも、どうにか最低限(なのに、なぜいつもこんなに時間がかかってしまうのかが本当に謎…)の大掃除を終え、後は明日か明後日にカーテン類などを持ってきたら、年内のここですべきことは全て完了です。
しかし…自宅がまだほぼ手付かずなのに、今日が終わってしまって、ちょっと憂鬱です。(苦笑)
年末のご挨拶はまた改めて。
今日で年内のレッスンが全て終わりました。
レッスン後に大掃除を終わらせて帰りたかったのですが、現在23時過ぎ。残念ながら、全く終わりませんでした…。
というわけで、明日以降も出勤して大掃除の続きをすることが確定してしまいましたが、今年も無事最終日まで元気に子ども達とレッスンをすることができたことをありがたく、幸せに思います。
油断していると終電コースになりそうですので、本日はこれにて…。
今日のレッスンも何とか終わり、今年のレッスンもあと1日となりました。
今日のレッスンで、またも気になることが…。
計算などはかなりよくできる(ここに来てくれるまでにかなり先取りで計算は進めておられたようで)一方で、図形などに関して興味が薄いのか、空間認知の能力は私同様持って生まれなかったのかは分かりませんが、なかなか言葉が響かないもどかしさを感じている子がいます。
習ったことを覚えるのは結構得意そうなのですが(もちろんうちの教室の話ではありませんが)、積み木を形に合わせて置くような課題で、しばしば小さいものから置いていつまでも先に進めないことがあるので、これまでにも何度も、小さいものの場所が確定しているのでなければ、大きいものから置くことを考えるようにと促し続けているのに、今日もまた小さいものばかり使って考え始め、どう見てもそれ、大きいものの置き場がないよね…という状態に。
もちろん、得意不得意はありますし、すぐに分かるのであればする必要もないので、試行錯誤しつつ、大きさなどの意識が育っていけばいいのですが、ただ、大きなものから考えるという基本がいつまでも響かないのはなぜなのだろうと、ちょっともやもやしてしまいました。
そのほかにも、その子なりに考えているのは分かるものの、一番大事なところではないところをあれこれ考えているというか、前回やったことを思い出そうとしているというか、色々な四角形を定規と分度器、コンパスで作図をするという課題で平行四辺形を描くのに、長い方の辺の端から長い方の幅を取り、短い方の端から短い方の幅を取って交差するところを見つけていて、それだと凧形になってしまって、どう見ても平行四辺形にはならないので、本人が気づくはずと思って待っていたのですが、その位置に頂点が来たら明らかにおかしいという視点はどうにも持てないようで、再びもやもや…。
図形の感覚は、持って生まれていない場合は、たくさん経験して蓄積するしかないと自ら感じてはいるので、その子もこちら側の人なのだろうとは思うものの、計算などの出来と比べてあまりのアンバランスさに、どこをどう刺激してあげたら変わるんだろうと思いながらのレッスンになりました。
さて、明日はイレギュラーもあって、最終日なのにいつもより少し長丁場になりそうです。終わった後に大掃除を全て終わらせるだけのパワーは残っていなさそうな気もしますが、まずは明日のレッスンをしっかり終えたいと思います。
進学した学校で、学業には全く関係ないところで悩みを抱え、辛い思いをしながら2学期間を過ごしてきた子が、ひとまず悩みから解放される目途が立ち、今日は穏やかに、何度も笑顔を見せながらのレッスンになりました。
私はその子の側からの話しか聞くことはできないものの、教室でしか会わない私にわざわざ嘘を言う必要もないわけで、本当に色々理不尽で理解不能なことがたくさんあったようですから、一時期はせっかく随分力をつけてきていた数学も、以前は普通にできていたことまでできなくなっていたこともありましたが、ようやく明るい兆しが見えて、スッキリした気持ちで新しい年を迎えられること、本当によかったなと思いました。
来年は気持ちも新たに、またしっかり力を伸ばしていってくれることを願っています。
今日はレッスンはお休みだったので、昨日今日で必ず年賀状を完成させねばと思っていたのですが、自宅のプリンターは毎年ほぼ年賀状の時期にしか使わないため、結局毎年インクのノズルが詰まっているところからのスタートで、何度も何度もヘッドをクリーニングして、テストプリントをして、なかなか改善せず、インクはどんどん無駄に消費され…ということになりがちです。
今年は早目に両親の分の印刷をしたのですが、たまたま両親は図柄が入ったハガキを買っていたため、黒でしか印刷しなかったことで、カラーが出ないことに気づくのが遅れ、昨日は何度も何度もクリーニングを繰り返し、それでも完全には直らず、その作業で相当時間を取られてしまって予定の4分の1ぐらいしか進まず。
でも、25日までに投函しないと1日には届かない可能性が高いようなので、だましだまし、色が変なのは目をつぶりつつ進めていたものの、子どもに出すものはさすがに色がないのは厳しいと、結局日も完全に暮れてから、教室に出てきて続きをしました。
まあ、それも一筋縄ではいかず、予想より1時間以上時間がかかりましたが、何とか無事本日全て投函できそうです。
さて、明日からレッスンはあと3日。どうぞよろしくお願いいたします。
少し前から土曜隔週で来てくれている年長さんがいるのですが、今日は入ってくるなりなんだか眠そうな顔をしていて、ちょっと不安。
おうちの方から伺った話だと、お母さんと行きたいという希望があり、お母さんが一緒に行けないときはスタートの段階で少し気持ちが上がり切っていない可能性があるとのこと。先日、お父さんが一緒に来てくださったとき、眠そうにしていたものの、眠いとは認めず、その後どうしようもなくなってレッスン続行不可能になったことがあったので、その記憶が蘇り、その子との年末最後のレッスンが無事に終えられるかドキドキ…。
表情を見ながら、同じような課題が続かないよう気を付け、反応がいいものは続け、反応が悪ければ時間を短めに違う課題に変えるようにしようと、課題の順を入れ替えたりしつつ進めていると、途中から表情が明るくなり、声も元気な声が出るようになってきてひと安心。
結局は最後まで元気に、楽しそうに、しっかり取り組んでくれました。
そういえば、途中でちょっと面白かったことが。
幼児さんのレッスンだと、はさみを使ったり、紙を折ったり、迷路をしたり、上下や右左など位置の学習をしたりと、子どもの感覚からすると算数とは違うと感じるのかもしれない課題が色々あります。
本当は全て、空間認知だったり、指先の巧緻性だったり、大切な学びなのですが、小さい子どもにとっての算数は足し算や引き算のような数を使った計算のようなイメージなのかもしれません。
数の把握のプリントをしてもらおうと用意したところ、「これ、算数?」と尋ねられ、どっちの答えをご希望なのかは分かりませんでしたが、「うん、そうよ」と答えました。(そのまますんなり取り組んでくれました。)
どっちだと思う?と聞いてみたら、どんな答えが返ってきていたんだろうと、ちょっと気になります。
さて、今週も無事終了し、来週はあと3回レッスンをしたら年内はおしまいです。
来週もどうぞよろしくお願いいたします。
予報通りとはいえ、エアコンがずっとごーーっと音を立てて働き続けていて、エアコンが動いているのに、足元は冷えているので、今日は本当に寒いですね。
今年はなかなか冬らしい気温にならなかったので、これはこたえますね。
皆さんくれぐれもお風邪など引かれませんよう。
今日は終業式だったせいか、子ども達はみんな概ね好調で、比較的穏やかにレッスンができました。
お迎えを兼ねて年末のご挨拶に来てくださった、5年生さんの保護者の方が、昔自分が苦手だった食塩水の問題をその子がすらすら解くのでびっくりしたとおっしゃったのですが、その5年生さん、これまで20年余り見てきた子の中で、こんなに楽しそうに、簡単そうに割合の問題を解いた子がいただろうかというぐらい、なぜか最初から、まるでやったことがあるように問題を解いていて、私もびっくりしているんですとお伝えしたら、更に驚いておられました。
そもそも、食塩水の問題は中学受験をしない小学生は中学校まで解くことがなかったりもするのに、解き方を覚えたわけでもなく、こんなにあっさり解くのかと、大人が見たら驚くだろうと思います。
その子にとったら学校の授業の割合なんて、お茶の子さいさいなんだろうな。
今日の子達に次会うのはもう来年。
明日も引き続きかなり寒そうですが、明日の子達も元気に来てくれますように。
このあたりはそこまでではないのか、今晩から明日にかけてより一層冷え込むのかはわかりませんが、今週末はすごい寒波が来るようですね。
今日は熱を出してお休みの子がいたり、元々ご用があってお休みの子がいたりで、来てくれた子は極めて少なめ。空き時間もあったので、途中で教室を出て、所用を済ませたりもしました。
しかし、あっという間に12月21日が終わろうとしていて、今年も残すところ、カウントダウンに入ってしまいました。
なんだかぞっとする速さです。
そして、歳のせいなのか何なのか、年々不精になっていて、例年は年末の大掃除だけはがんばって何時間もかけてしているのですが、今年は今の時点でもうそんなにがんばれそうにないなぁと思ってしまっています…。
さて、どうなりますことやら。
明日金曜の子達はもう年内最終のレッスン。明日以降は子ども達に年末のご挨拶をすることになるんだなと思うと驚きます。
年賀状もまだ手付かずなのに…。
それぞれの子達との今年最後のレッスンを、気持ちよく終えられるよう心掛けたいと思います。
昨日に引き続き今日も、普段算数がよくできる子達まで微妙に不調だったり、かなり不調だったり…。
ほぼ通常通りだったのはひとりだけでしたが、その子はこのところやや不調続きだったので、持ち直してくれてホッとしました。
ひとりは普段、算数がかなりよくでき、計算に関してはかなりのものを暗算でスラスラ解いてしまい、試したことはないものの、計算スピードを競ったら確実に負けるだろうなと思う上に、考える問題も得意。その子がところどころ、ただの簡単な掛け算を間違えたり、口で言っているのと違う答えを書いてみたりと、一体どうした?という状態に。
別の天才系の子は、不調なときは問いかけにも無言で困ってしまうこともあるのですが、今日はきちんと答えてはくれるのに、次々にあり得ないことをしてびっくり!
もちろん、問題が難しかったのはあるのですが、普段なら、問題の内容をきちんとイメージして解いている感じがある子だというのに、今日はなんだか片っ端からおかしなことを…。
極めつけは、15分の1になっていると言ったら、÷15ではなく、÷1/15をしようとしたりもして(もちろん、意味も考えず、イメージせずに解いている子の中にはそういう間違いをする子はいくらでもいるでしょうけど)、「それしたら15倍になるんじゃないの?」といってもぴんと来ず…。その時点で今日は完全におかしいんだなとは分かりましたが、何だったんだろう…。
来週木曜が年内最終レッスンなので、来週は調子が戻っていることを祈るばかりです。
今日はなぜか不調な子がちらほら。
ひとりの子は、宿題の間違いを直しているときに、間違っているものの、計算の途中が違っただけで、考え方は合っているものだったので、すぐ直るだろうと思っていた「30%」という答えを、きちんと割り算をして0.3と出ているにも関わらず、突如「3%」と書いたので、「20人のうちの6人だから約分したら10分の3よ?3%なの?」と尋ねたところ、なぜか0.3%に直されてしまいました。
ですが、元々28%と書かれていて、計算していることも合っており、別の問題でも同様に計算をして%で表しているものがあったので、何かおかしいと思い、もうひとつのほうを先に直してみてもらうことにしました。そちらは分数だと15分の3になるものだったのですが、なぜかそれは割り算を書かずに分数を見て「20%?」というのです。
これでさっきの問題の勘違いに気づいてくれるはず!と思ったのですが、そうはいかず、3/15と書いてある横に6/20と並べて書いたら、ようやく、「30%?」とそれでもまだやや不安げに答えました。
どうして15分の3は見ただけで20%と分かったのに、20分の6はダメだったのか、なかなか謎でした。
因みに、その子は今日は不調だったようで、他の問題でも、え??どうして??ということが連発。なんだったのでしょうね。
別の子は、2人の子が14km離れた地点から歩きだして、出会うまでに何分かかるかの問題を前回に続いて考えてもらったのですが、なぜかまた2人の速さの差分ずつ差が詰まると、あり得ないことを言うので、幼児のレッスン用の小さなウサギの人形を2つ持ってきて渡し、紙に線を引いて14kmとA、Bと書き込んでから両端にウサギを立ててもらいました。
1分でどんな動きをするのか動かしてもらい、2分、3分と進んでいったら、いつ出会うかを問われているのだと再度確認したところ、前回あれこれ書いたり言ったりしても全く響いていなかったらしいのが、すんなりつながったようでした。
その後、電車が追い付いて追い抜く問題になったとき、片方が静止している場合、後ろから来た電車が移動したのはどれだけの長さになるかという問いでもかなり苦戦したのですが、電車の先頭から先頭もしくは最後尾から最後尾(同じ長さ)が移動距離になるのを、最後尾から先頭までと間違ったので、またもウサギを登場させて尋ねたところ、なぜかウサギだと迷うことなく、足先から足先までを示したので、なぜかこの子はウサギならイメージできるんだなと不思議な気持ちになりました。
さて、明日はもう20日。年末のことを考えるとぞっとしますが、明日もどうぞよろしくお願いいたします。
今日はコロナ禍以降、何をきっかけにしたらいいのか決め兼ね、少なくともまだ大人数の宴会などには参加する気にはなれずにいますが、今日は夕方早めの時間からで、それも週初めの月曜だったこともあり、普段は東京に住んでいる友人が用事で帰省するというので、思い切って食事に行ってきました。
やはり気の置けない友人との時間はいいですね。大学時代に最も仲がよかった友人なので、限られた時間、お互いしゃべりまくって、あっという間の2時間半でした。
明日からまたどうぞよろしくお願いいたします。
今日はお休みや振替の子もいて、人数少なめな土曜のレッスンになりました。
あっという間に16日が終わり、今年も残すところ後15日になりましたね。つい先日12月のカレンダーになった気がしたというのに、もう2週間余りが過ぎたのかと思うとびっくりします。
小さい頃から来てくれている、発達がゆっくりの高学年さんは、一所懸命取り組んでくれていたものの、前回も今回も「もと」というのは上か下か尋ねたところ、元気に「上」と答えたのがちょっと意外でした。
もちろん、ただ単に「もと」の意味を聞いたわけではなく、分数の分子と分母、上と下のどちらかの数が「もと」だとしたら、どっちがもとだと思うかという質問だったのですが、前回も元気に「上!」と言ったので、木の根元、山のふもととかいうけど、もとは上なの?と尋ねたという流れがあったのに、今回もやはり上だと言ったので、その子の中で「もと」は上のイメージがあるんだろうなと。
何のために尋ねたかというと、割合の学習でもとにする量と比べる量という言葉が出てきて、多くの子がどちらをどちらで割るのか混乱しがちなので(うちの教室では公式を覚えさせたりはしないので、基本的に混乱する子はいませんが)、その子の場合、学校で公式を覚えるよう言われたらがんばって覚えるだろうと思い、迷ったときに判断できるよう、もとになる量が分数の分母、比べる量が分子になるから、分子÷分母と考えたらいいという説明のためだったのですが、どうやらまだちょっと難しそうでした。
算数が得意な子も苦手な子も、困難を抱えている子も、それぞれの子が自分の頭で考えられるちょうどいい問題を提供し続けられたらといつも思いますが、困難がある子の場合は、学校の進度の関係もあるので、何をどこまでするかしないかの判断も学年が上がるとだんだん難しくなってきますね。
さて、年内のレッスンはもう10日を切っていますが、来週もどうぞよろしくお願いいたします。
教室に来てくれる子の中には、算数でかなり苦戦していたり、学習全般で困っていたりする子もいます。
そういう子の中に、当初は点つなぎもめちゃくちゃ、何か問いかけても答えもぼんやり、何より目力が感じられないという印象の子がいるのですが、まずは点つなぎがきちんとできるように取り組んでもらい、それがある程度できるようになってくると、記憶にある限りでは例外なく、顔つきがしっかりしてくるのです。
もちろん、顔つきだけでなく、困っていた算数や学習面でも変化は見えてくるのですが、その変化を見ていると、点つなぎができるようになった時点で、それまで見えていなかった何かが見えるようになり、その結果、考えられることの範囲が広がるんだろうなと思います。
そして、自分の頭で考え、理解できるようになると、自然と目に力が宿り、「賢い顔」になるのではないかと。
学習する際、ぼんやりしていたり、受け答えがまともにできなかったりするとき、疲れているとかでないのなら、その子はそもそも学習内容が分かっていない、何を言われているのか分かっていないという可能性があるかもしれません。
そういうときには、まず点つなぎをさせてみて、もしもかなり苦戦しているようなら、ほかを置いても、まず点つなぎがしっかりできるように取り組んでみられるといいかもしれません。
まだ低学年なのに、うちに来てくれた時点で習って覚える勉強が身についてしまっている子の多くは、ご家庭で先取り学習などを熱心にされているか、幼児期からお勉強の教室や塾などに行っておられることが多く、それにプラスしてうちに来てくれた場合、ほかのところで先取りで教えられてしまうぐらいなら、こちらで少しでも先にと思ってしまい、じっくり考えてほしくても、無制限に待つということがなかなかできません。
本当に変わってもらうためには、一旦解法などを教えられるタイプの先取り学習をストップしてもらって、たった1問の問題でも、その子自身が考えて解けるまで無制限で待つということを繰り返すのが結果的に近道なのだと思うのですが、それはまたそれぞれのご家庭のお考えがおありで、一旦ほかを辞めてくださいとは言えなかったりもして、様子見しながらのレッスンになってしまうことがあります。
子どもにしたら、他の多くでは、教えられたことを真似て素早く処理できたら評価されることが多いわけですから、ここで真逆のようなことを言われても、すぐすぐ切り替えられるものではないでしょう。
ですが、習ったものはその場では分かった気になっても、定着しづらい上に、結局深いところまで考えることがありませんから、実はちっともわかっていないというようなことも多々あるのです。
今では自信をもってそういえる私も(教員志望で教育学部出身、教員免許も取った身であっても)自分で教室を始めるまで知らなかったこと、気づかなかったことですから、世の大人の多くが気づいていないのだろうと思います。
子どもの学習に関わる大人が、それを知っているかどうかは、子どもの将来を左右するかもしれないぐらいのことだと思うだけに、色々ジレンマを感じます。
年長の頃から来てくれていて、今はもう3年生になった子なのですが、算数のセンスはかなりあって、考えることも全く苦にならない様子。たまに難しいと感じる問題に出合って、自力だけでは解けなかったときに私が助けたようなときでも、聞いただけで終わらせず、再度自分で考えるのを待ってと言ってくるような子なので、こちらとしてはとても安心なのですが、最近、その子でも面倒だなと感じるような問題にはやんわりと抵抗を示してきたりすることがあって、そうか、この子でもこんな反応をするんだなぁとちょっと微笑ましく思ったりもしていました。
今月は最終週のレッスンはご都合が悪いとのことで、相談の上、3回のレッスンを20分ずつ延長する形で振替することになったのですが、これがなんとも面白いことに、普段のレッスンではレッスン中に時間を気にすることはほとんどないのに、前回も今回も途中で何度も時計を確認し、あと30分とか、普段ならもう終わりの時間とか、しきりに言うのです。
見ている限りではさほど疲れている風でもないのですが、その子にとっては60分精一杯考えるのがちょうどいい感じで、20分延びるとなると一大事!ということなのかもしれないなと。(かといって、延長に入ったら限界がきて考えられなくなっているとかいうことはないのですが。)
そして、何より可愛いのが、その子はおうちでも色々教えてもらっているようで、何かの折に自分の親のことを「両親が~」と話してみたり、大人びた言葉遣いもできる上、レッスン後帰る際にも、必ず挨拶してくれるのですが、その後、ドアから出るときにこちらを見て、バイバイと手を振ってくれるのです。
小さい子達にとってのお別れの挨拶はバイバイなんだろうと思うので、幼児や1年生とかであれば、帰り際にバイバイをして帰る子もいて、その子も年長の頃からそうだったのですが、大人びた言葉遣いの一方で、今でも手を振ってくれるギャップがなんとも可愛くて、思わず顔がほころんでしまいます。
きっとあまりに色々がんばりすぎて、ここに来てくれているときにはもう限界が来ているのではないかという気もするのですが、今日もまた次々と想定外の答えを連発する子が…。
もちろん簡単な問題ではないものの、式で解くよう言っているわけではないので、本人が納得するのであればどれだけ面倒な方法で解いても構いませんし、むしろ、考えずに適当に計算して答えを出すのであれば、書いて書いて書きまくってめんどくさく答えを出したって、その方が役に立つとも思っています。そういう話も常にしているにも関わらず、本日の一発目は、1㎡の壁を塗るのに1.2dLのペンキを使う場合、4.2dLのペンキでどれだけの壁を塗ることができるかという問題の答えに5.04㎡と書いたところから始まりました。
一体どこからその答えが出てきたのかすぐには思いつかず、1㎡で1.2dLなんだから、5㎡塗るには6dLいるよね?と言ったものの、全然反応してくれず、5.04はどこから出たのか尋ねたところ、まさかの1.2と4.2を掛けたとの答えが!!
dLとdLを掛けたら単位は何になるの?ペンキ×ペンキをしたら何が出るの?と言ってもまだぼんやりした反応。
本当はそれを自分でできるようになってほしいのですが、長方形を2つ描いて、片方に1dLと書き、1.2dLはどのぐらいか図に表してもらった後、その上に四角を描いて1㎡と書き込みました。続けて、自分で4.2dLを図に表すように言って、それを見比べさせたところ、少し考えて正しい答えを出すことはできたのですが、要するにそれを見るまで頭には何も浮かんでいなかったということなのでしょう。
続けて、ばねにおもりをつるす問題でも謎解答が。それをどうにかしても、その次もまた…とここまで何も思い浮かばず、自ら図に表そうともせず、与えられた数字をとりあえず計算してみるという姿勢がなかなか抜けず、本当にもどかしいです。
能力がないのであればともかく、その子の場合はそうではなさそうなだけに、何とか変わってくれないかと根競べを続けているのですが、やはり、じっくり考えるには時間と気持ちの余裕が大切なんだろうなと思います。
今日は先日受けた神戸市の健診の結果を聞きにお昼前にお医者に行き(あちらの手違いで二往復する羽目にもなり)、午後からは親の付き添いで別のお医者へ。
その後買い物もお供して、なんだかんだと一杯歩き、疲れたなぁと思ったら、1万歩を超えていました。普段あまり動かないので、そりゃ疲れるなと。
お蔭で帰宅したらしようと思っていたあれこれはほぼ手つかずのままになりました…。
明日からまた1週間、どうぞよろしくお願いいたします。
引き算で苦戦しているということでご縁を頂いた1年生さんは、当初、点つなぎが全くできていないような状態だったのですが、コツコツがんばってもらった結果、随分スッキリ正確な線が描けるようになって、それと共に頭に思い浮かべて考えることもだんだんできるようになっていきました。
今週のレッスンは来る前からパワー不足の自己申告があったとのことで、ちょっと心配していたものの、思ったよりは問題なく取り組んでくれていました。
しかし、文章問題になったとき、1問目はじっくり考えている様子の後、きちんと正解できたのですが、2問目で、本棚の本を調べたところ、絵本は17冊、図鑑が10冊、物語が8冊だったという内容で、一番多かったのは何の本ですかという、問題が読めていたら間違いようのない問題に、まず図鑑と答えました。
何の本が何冊ずつあるのか確かめたところ、さっきは声に出して読んでいたはずなのに、図鑑の10冊と物語の8冊しか答えてくれなかったので、もう一度読んでもらい、絵本が17冊と読んだところで、念のため「絵本ってどんな本か知ってる?」と尋ねると、本棚の絵本を指さしました。
じゃあ大丈夫かなと思ったのに、一番多いもののところに絵本と書いた後、こちらを見てきたので、3問とも終わるまでマルは付けないと伝えたものの、答えを消して物語に書き換えました。
その後も一番少ないものに絵本と書いたり、とにかくめちゃくちゃなことを引き算で苦戦しているということでご縁を頂いた1年生さんは、当初、点つなぎが全くできていないような状態だったのですが、コツコツがんばってもらった結果、随分スッキリ正確な線が描けるようになって、それと共に頭に思い浮かべて考えることもだんだんできるようになっていきました。
今週のレッスンは来る前からパワー不足の自己申告があったとのことで、ちょっと心配していたものの、思ったよりは問題なく取り組んでくれていました
しかし、文章問題になったとき、1問目はじっくり考えている様子の後、きちんと正解できたのですが、2問目で、本棚の本を調べたところ、絵本は17冊、図鑑が10冊、物語が8冊だったという内容で、一番多かったのは何の本ですかという、問題が読めていたら間違いようのない問題に、まず図鑑と答えました
何の本が何冊ずつあるのか確かめたところ、さっきは声に出して読んでいたはずなのに、図鑑の10冊と物語の8冊しか答えてくれなかったので、もう一度読んでもらい、絵本が17冊と読んだところで、念のため「絵本ってどんな本か知ってる?」と尋ねると、本棚の絵本を指さしました
じゃあ大丈夫かなと思ったのに、一番多いもののところに絵本と書いた後、こちらを見てきたので、3問とも終わるまでマルは付けないと伝えたものの、答えを消して物語に書き換えました
その後も一番少ないものに絵本と書いたり、とにかくめちゃくちゃなことをし始めたので、何をどう読んでいるのか全く予想がつかず、本棚の前に行って、絵本を17冊、図鑑を10冊、物語の本を8冊取り出してもらいました。
それはすんなりできたので、「そうよ?その中で物語の本が一番多いの?」と尋ねると、ようやく何か納得したようで、多いのが絵本、少ないのか物語の本、その違いは8冊と全部答えることができました。
ただ、実際に取り出すまで、その子の頭の中で何が浮かんでいたのかは結局全く分からぬままではありましたが…。
全くおかしな答えを書いたり、あてずっぽうで答えを書いたりしているときは、その子の頭で何かをしっかり考えたり、イメージしたりはできていないということですから、まずは集中して考えるよう促しますが、それでもだめなら実際に具体物で確認し、納得してもらうことも大切なことだと思います。
今日はレッスンの話ではないのですが、通ってくれている子やその保護者の方などから、時々学校の話を聞くことがあり、もちろん、一方的な話ですから、全てそのまま鵜吞みにしてはいけないかもしれませんが、ちょっとそれ、先生どうなの?と思うような話をちょくちょく聞くようになりました。
更に突っ込んだお話だと、何らかの難点などがある教員でも辞めさせるのは難しい上、教員不足も深刻化していて、多少のことは目をつぶってでもいないよりマシということなのかもしれないなと思うお話があったりもします。
実際のところ、昔は学校で先生が児童・生徒に体罰を与えるということは少なからずありましたし、保護者の方は本心はどうあれ先生を敬うよう子どもに指導していた方が多いのではないかと思いますが、体罰が厳禁になり、子ども達がそれを把握したことで、たとえ授業を妨害したり、他のこの迷惑になったとしても教員は言って聞かせるしかできなくなり、理不尽な要求をしてくる保護者(いわゆるモンスターペアレンツ)も現れ、そりゃあ現場の先生方は昔より遥かに色々大変だろうなと思います。(もちろん、体罰がいいなんてことは全く思いませんが。)
そして、冷静に考えて、数十人の子どもとその保護者の大半に評価される学級運営ができる能力の高い教員がいたとして、バリバリ仕事をする教員もそうでない教員も公務員なので能力が給与に反映するということがほぼない上に、好待遇なわけでもないとなると、これはも本当に子ども達が好きという気持ちでなんとかやれている先生方も少なくないんだろうと思います。
教員不足の原因は待遇や環境、言ってしまえば、教員よりもっと魅力のある仕事がたくさんあるからなんだろうと思います。
国は教員不足に対応するために、免許を持っていない人でも…とか言っているようですが、根本的な解決には全くなりませんよね…。
子ども達によりよい教育環境を、公立の学校でも整えられれば、それもある面で少子化対策になるのではと思えるので、ほんと、なんとかならないものかと思ってしまいますね。まあ、教員志望だったのに、結局採用試験を受けることなく今の道を選んだ私が言えることでもありませんが…。
なぜかある時を境に全く宿題をしてこなくなった高学年さんが、これまた何がきっかけかわからないものの、多少はやってきてくれるようになってしばらく経ちました。
しかし、やればすぐ終わるはずのものを手つかずで持ってきたりすることもまだあり(もちろん、宿題は何のために出しているかなどの話はしていますし、絶対できると思うものはやらないのならやらなくてもいいとも伝えており、計算などで全部やるのが面倒なら、減らす代わりにそれは確実に正解するようにしてというようなことも当然何度も話していますが)、そのうちのひとつが計算パズルでした。
とはいえ、宿題に出ていたのは掛け算パズルなので、やればあっさり終わるはずなのに、既に何度か手つかずで持ってきては持って帰りを繰り返していたこともあり、「これ、ちょっとタイム測るわ」といって、ストップウォッチを用意し「はい、スタート」と声をかけてから、他のマル付けやもうひとりの子への対応などをしていたところ、「できた」と言ったのはたったの3分8秒後でした。
そんなにあっという間にできるのか!?予想以上に速かったよ??とこっちがびっくりしながら、「たった3分でできるものを、何度も持って帰って持ってきて、持って帰って持ってきてしてたんよ?やったらすぐやん!」とつっこんでしまいました。
でもまあ、タイムを測られるということで燃えたのかもしれませんし、その結果、そんなにすぐにできるのだと本人も分かったわけですから、これで今後は手を付けてきてくれたりはしないだろうかと、淡い期待を抱いています。
今日はお天気は回復したものの、来た子の中に滅多に見ることができない不調っぷりを発揮した子が…。
レッスン序盤に鼻血が出、昨日は風邪で学校を休んだそうで、本調子ではなかったのかと思いますが、普段こちらが驚くぐらいよくできる子が小数の掛け算の筆算をしているときに、上段が5、下段が8なのに3と書いたり、9から3を引くのに3と書いたり、見落としていて、上の位がまだ1残っているのに気づかなかったりと、さすがにここまでの計算ミスはこれまで一度も見たことがないかもしれないという状況に陥りました。
ほかにもその子らしくないミスをちょこちょこしたので、途中からなんだかおかしくなってきて、「今日は滅多に見られないレア〇〇くんやね!」というと、本人もなんだか楽しそうでした。
でも、2.5mの1.8倍とか、割り算の答えが1.25になるようなものも、あっさり暗算で答えを出したりもしていたので、そのアンバランスさにも驚きました。
他の子達は概ねいつも通りだったかと思いますが、うちに来てくれる以前からかなり先取りで学習を進めてきている低学年さんは、一緒にレッスンさせてもらうようになって半年以上になるものの、他にもたくさん習い事をしているせいか、早く先に進めようとする感じになかなか変化が見られず、急がなくていいし、よくわからないのに適当に解いて先に進んでも自分の力にならないよと、もう耳にタコができているのではというぐらい伝えているのですが、悩ましいところです。まあ、伝わるまで根競べをし続けるしかないのですが。
さて、明日の子達の調子はどうでしょうね。
今日は雨降りだったせいか、どうも頭の働きが今一つという子がちらほら。
中でも、前回、一体何を思い浮かべているのか全く想像ができず戸惑った高学年さんは、引き続き類題のようなものをしたところ、相変わらず頭の中で何を思い浮かべているのか、きっと何も思い浮かんでいないのに、でてきた数字だけを適当に使って計算してみているんだろうなという状況でした。
とにかく、なんで?????とはてなが大量に並んだのが、電車Aと電車Bが出会ってから離れるまで5秒かかり、電車Aの長さと秒速、電車Bの秒速が与えられていて、電車Bの長さを求めるものでした。
類題にも関わらず、全く頓珍漢なことをしていたので、やはり前回あれこれ使って見せたものもぴんと来ていなかったんだなとは分かりましたが、今回、2つのものを使って、出会ってから離れるまでにどんな動きをしたか動かしてもらい、最後尾同士が重なっている状態になったときに、そのどこからどこまでの長さが両方合わせて進んだ長さなのかを尋ねたところ、それぞれの先頭と先頭の間だと答えられたので、ああ、だったらもう解けるなと思っていると、次に書かれた電車Bの長さは2つのものを合わせた長さより長いものでした。
さすがにそれは想像を絶しませんか?2つの電車に見立てたものを実際に動かし、両方合わせた長さが分かったのに、なぜ片方の電車の長さがそれより長くなるのか…。
正直なところどう考えたのか本当に想像がつかなかったので(子どもの間違いは8~9割がたどう考えたのか推測できるのですが)、本人にどう考えてその数字が出たのか尋ねても説明してくれず、かといって、両方合わせた長さより長い答えがおかしいということも響いていない様子。
う~ん、どうして…。
今日は別のレッスンの子もなかなかに不調だったので、そういう日だったのであればよいのですが…。
今日はちょっと気分が沈んで(理由ははっきりしている上に自分で解決できるようなことでもないので悩ましいところですが…)結局ほとんど何もせぬまま1日を過ごしてしまいました。
幸い、子ども達とレッスンをしているときには、余計なことは考えずレッスンに集中できるので、本当にありがたいなと思います。
明日からまた1週間、どうぞよろしくお願いいたします。
子ども達とレッスンをしているときの言葉遣いは、それぞれの子に合わせることもありますが、あまりきちんと改まった言葉遣いだと緊張したり、楽しくないと思われたりしてもいけないので、砕けたものになっていることが多いと思います。
そして、今日のあるレッスンでの出来事。
その子はひき算でちょっと苦戦しているということでご縁を頂いたのですが、文を読むこともあまり得意ではないようで、数に関しては随分考えられるようになってきたものの、文章題はどうやら出てきた数を適当に足したり引いたりしているようだと感じました。
1問目は咲いているチューリップの数は合わせて何本かというものだったので、それはすんなりいけたようですが、次の問題は赤と黄色のチューリップの本数を比べて、どちらが何本多いかというものでした。
問題は赤が13本、黄色が7本だったのですが、最初の答えは「赤のほうが13本おおい」と書きました。どちらがいくつ多いかという問いに対して、多い方の数を全て答えてしまう段階は多くの子にあるので、あれ?この子とはそれ確認しなかったかな?したと思うけど…と思いつつ、積み木を3個と2個置いて、どちらが多いか尋ね、3個のほうを指したので、3個のほうがいくつ多いの?と尋ねると、普通に「1個」と答えました。
「そうよね?3個のほうが3個多いじゃなくて、1個多いのよね?」と言って、先ほどの問題に戻ってもらったのですが、今度は「赤のほうが20本おおい」と答えました。
ああ、文章になると考える気がないんだな…と思いつつ、「赤は13本しかないのに、赤が20本多いの?」と言ってから、これはもう絵を描いてもらうしかないかなと、色鉛筆を取りに立ったところ、戻ってきたら「赤のほうが6本おおい」になっていました。
もちろん、それは正解なのですが、13と書いたら違うと言われた。次に足した20も違うと言われたわけですから、後は6ぐらいしか答えがないわけです。そこで、すぐに正解だとは言わず、「どうやって考えたの?」と尋ねました。
私の聞きたかったことは「どういう風に考えたか」だったものの、それはちょっと親しみがない表現のようにも思い、「どうやって」という言葉を普段も使うことがあるのです。そして、普段はそれで大抵はどう考えたかを答えてくれるのですが、今日はちょっと違いました。
「頭で考えた」
なるほど!!言ってることは正しいよ!と思うとともに、日本語は難しいなと思いました。
しかし、それより何より、頭以外で考えることができるのか?という疑問も浮かびましたが、まあ相手はまだ1年生ですから、なかなか思いがけない答えを聞けて、ちょっと楽しかったです。
カレンダーが最後の1枚になってしまいましたね。
今日はお休みの子はいなかったものの、来てくれた子の中には鼻をぐずぐずいわせている子もいて、本格的な冬に向かい、ますます風邪引きさんが増えそうで心配です。
体調が思わしくないときは大人もですが、とにかくしっかり食べてよく寝るのが何より大事かと。
最近は習い事をたくさんしていて、学校が終わった後も予定がびっしりという子も少なくないようですが、睡眠は健康維持のためだけでなく、成長のためにも、学んだことの整理、定着のためにも本当に大切ですので、夜遅くまで起きていることのないようにして頂きたいなぁと、個人的には思います。(私は中学生の頃でも22時になったら寝るよう親に言われていましたし、社会人になってもしばらくは8時間睡眠だった気がします。そのお蔭かどうかはわかりませんが、病気らしい病気はほぼしたことのないまま学校生活を送りました。)
先日から割合の学習をしている5年生さんは、これまでこんな子いたかしらというぐらい、なんだかとても楽しそうに問題に取り組んでくれています。今日は中学受験をしない子は中学校でしかしないような食塩水の問題もやってもらったのですが、それさえもほぼ全く助ける必要なく、楽しそうに解いていました。実はその子、しばらく不調続きだったので、ここまで劇的に復活するのはびっくりしました。
ただ、私は中学受験未経験なので、食塩水の問題は中学校で連立方程式などを習った際に、どう考えるのかを含めて教えられたため、受験する小学生が解いているのを見て、まずは驚きましたし、それと同時に、え?小学生の考え方のほうが簡単!とも思いました。
もちろん、問題によっては方程式を作って解く方が簡単だったり確実だったりするものもあると思いますが、何よりまずは、食塩水の濃度というのがどう決められているかという基本中の基本と、後は量のイメージができれば、さほど難しいものではないようにも思います。(例外はありますが。)
やはり、どんな問題も自分で考えるより前に説明されてしまったり、やり方を教えられてしまうと、マイナスになることは多いなと実感します。
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