涼しくなったからかしら
一気に秋になって、冷房をつけなくても汗をかかないぐらいになりましたね。
今日から10月のレッスンがスタートしましたが、今日来た子達はみんな、眠くなることもなく、頭も結構働いている感じで、穏やかにいい感じでレッスンができました。
体力がある子でもあのひどい暑さの中、1日学校で授業を受けた後だと、やはり相当消耗するのだろうと思います。これからの季節、学校によっては運動会や音楽会、文化発表会などがあるところもあると思いますが、ここまで涼しくなったら、体力的には随分楽になるのではないかなと、ちょっと期待します。
今日のあるレッスンで、そこまで難しくないものの中学入試問題レベルの問題を考えていた4年生さんとのやりとりがあったのですが、持ってもらっているワークブックの1冊は解き方や例題などはないものの、ところどころちょっとしたヒントが書かれていたり、本来自分で描くべき図などが先に描かれていたりするところがあり、問題によってはその図を使う方が難しそうということがあります。
今日の問題の中にも、姉と弟の最初の所持金とその後お互いに同じ金額を使った残金の関係を線分図に表したものがあったのですが、その子はその図を見てもどうもピンとこない様子で、それなら自分で描いてみるように促したものの、長さのバランスがどうもおかしく、やはりピンと来ない様子でした。
そこで、線分図で分かればそれで解けばいいけど、もしわからなくても、試しに弟がいくらならお姉ちゃんはいくらで、それだと問題の条件より多いとか少ないとかわかるから、だったらもう少し多いなとか少ないなとか、そうやって解くこともできるよ?と言ったところ、何度か試行錯誤した後答えを出せました。
もちろん、解き方をパターンとして覚えてしまえば、それを忘れない限り解けるわけで、受験塾などではいずれその解き方を習うはずですが、解き方を忘れたり、どれを使えばいいか判断がつかなくなったりしたときに、自力で解ける方法を持っていることはとても大切だと思います。
何より、試行錯誤できることは、算数・数学を解く上でとても大切な力であるのは間違いありませんので。
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