見違えたなぁ
今日のレッスンの子達の中に、来てくれた頃はよく考えずに適当に計算をして答えを書いては様子を伺ってきたり、とにかく自信がなさそうで表情が曇っていたりという子達がいたのですが、前者の子は適当に答えを書くたび、しっかり考えないのなら、マルをもらっても自分の力にならないよと繰り返し繰り返し言われ続けたこともあってか、今では随分しっかり考えてくれるようになりましたし、後者の子は、毎回楽しそうで、取り組み姿勢も極めて前向きになり、もう別人かのようになりました。
自分自身に置き換えても、きちんと理解できていないぼんやりした状態だと、なんだかもやもやして気懸りで、仮にその状態で子ども達に向き合わなくてはならないとしたら、自信が持てず、そこを質問してこないで…と祈るような思いになるか、適当にやり過ごそうとするかになるだろうと思います。そして、その状態では当然楽しさを感じることもありませんし、もしかしたら自己嫌悪に陥るかもしれません。
私自身は、どの子も勉強ができなくてはいけないとは考えていませんし、たとえできなくても本人がそれを気にしないで日々を楽しく過ごせるのなら、それでもいいと思っていますが、できないことで自信をなくし、笑顔が出ない子には、なんとか笑顔になってもらいたいと思っています。
そして、今日のレッスンの子達のように、表情が明るく、取り組み姿勢が前向きになり、時には楽しそうに問題に向き合ってくれるようになったのを見られるのは、本当に幸せなことだなと思います。
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