睡魔
昨日のレッスンでも低学年さんが一人、今日も同じく低学年さんが一人、レッスン途中で睡魔と戦っていました。
眠くなったらどうしようもないので、立ち上がったり、お茶を飲んだり、少し歩いたり、どうにかして目を覚ましてもらえるよう働きかけますが、体力がついてくるまではある程度仕方ないところもあるのかもしれません。
教室を始めた年に来てくれた、当時2年生だった男の子はレッスンが始まって少し経つと必ず睡魔に襲われ、がんばって起きようとする努力はひしひしと伝わってくるものの、ひどいときはレッスン時間の半分ぐらい使い物にならないなんてこともありました。
私もまだ1年目で経験も少なく、目が覚めそうなことをあれこれ試してもらいましたが、ごく一時的に目覚めることはあっても、どうにもならないことのほうが多かったのを覚えています。
眠くないときは結構できる子だったので、レッスンを嫌がることはなく、どうすれば眠くならずに済むか真剣に悩んでいたのですが、結局は高学年に差し掛かって体力がついたのか、ある時を境にぱたっとその悩みから解放されたのはちょっと驚きました。
その後はその子との経験などもあり、どうしようもなく眠いときは思い切って5~10分程度寝かせてしまって、その分レッスンを延長するようなこともありますし、上述のように、立ち上がったり、水分補給をしたり、動いたりと何かしら試してもらうようになりました。
一番いいのはレッスン前に15分(それ以上長いと目覚めが悪くなって逆効果だそうなので)仮眠してからレッスンに来てもらうことかなと思いますが、睡魔と戦う低学年さんたちがいつ戦いに打ち勝てるようになるかも、その子の成長を見るようで楽しみでもあります。
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