8月初日
早いもので今年も7か月が終わったのかと思うと驚きます。
今日は年長さんと小学生たちとのレッスンでしたが、ある低学年さんは夏休みになって初めて、どうやら眠いのかな?暑さの疲れが溜まり出したのかな?と思うような反応を見せていた時間がありました。
年長さんは元気いっぱいでしたが、これまた面白いことに、引き算(取るといくつという学習)になると、足し算の時と比べて明らかにやる気が萎えました。そこそこ長年教室をしていますが、足し算より引き算が好きだと言った子はこれまで一人か二人いたぐらいで、どの子もほぼ確実に足し算のほうが好きというのです。
ある子は某プリント反復学習の教室で10までの引き算を全くやろうとせず、泣いては帰らせてもらうというのを繰り返した結果、これはどうしようもないということでそちらを辞めてうちに来てくれました。(学校でも10までの引き算をしている頃でした。)でも、その子、足し算は20まででもそれより多くても考えようとするんです。
他にも5までや10までであれば、指を見ても、物を使って確かめてもさほど難しくないはずなのに、その段階でも引き算になると抵抗感を示す子というのは驚くほど多いのです。
今日の子も、5までの足し算は全く苦にすることなく取り組んでくれたのに、「取ると」になった途端やる気がほぼ消滅。1問1問こちらから「これはいくつ?」「そこから3取ると?」のように、全て尋ねてようやく取り組んでくれる感じで、絵があっても顔はどんより。積み木を出して、実際に取ってと言っても、まだ抵抗感がある様子で、見たらわかるのに、減るということに対する抵抗感はやはり遺伝子レベルで刷り込まれているんじゃないかと改めて感じました。(苦笑)
ある高学年さんは今年度スタートからずっと好調をキープしていたというのに、今日は頭の中身をどこかに置いてきた?というぐらい、普段ならすぐに当たり前に分かるようなことがいちいちできず、これは暑さのせいか、夏休みに遊び過ぎているのか、なかなか不安な状況でした。
さて、明日はどんな1日になるでしょうか。
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