久しぶりだと
夏休み、何らかの事情でレッスンがの間が少し空いてしまった子達は、ほぼ例外なく「お休みボケ」している感じがありました。
今日のレッスンの一人もお盆休みと送迎のご都合とで半月レッスンが空いたのですが、小さい頃からしっかり考えることが当たり前に身についている子なので、大丈夫かもと期待をしつつのレッスンになりました。
レッスンの臨む姿勢、しっかり考えようとするところなどは変わらずだったのですが、時々、え?なんで??というような間違いをしたり、宿題も、途中まではきちんとできているのに途中から全問間違いになっていて、直しをしてもらおうとしてもなかなかぴんと来なかったりということがあって、やはりできるだけ週1回のペースでレッスンをさせてもらいたいなぁと思いました。
それとは別に、夏から一緒にレッスンをさせてもらっている1年生さんに文章題を考えてもらおうとして、ふと、鬼ごっこって知っているだろうかと気になりました。というのも、今の1年生さんの多くは、幼稚園の3年間ほぼコロナ禍で色々なことを制限されていたはずですから、園庭などで走り回って鬼ごっこという機会はなかったとしても不思議はありません。
また、ご家庭で鬼ごっこをする機会はそうそうないでしょうから、園や学校のお友達としていなければ、鬼ごっこをしたことがない子がいる可能性があるのではと。
その子もどういうものかはなんとなくわかるけどしたことがないらしく、鬼に4人捕まったけど、まだ6人逃げているなら、初めには何人逃げていたかという問題が全くイメージできない様子でした。4人と6人というのを見て、答えを4人?6人?2人?挙句は1人?と、うつろな表情で聞いてくるので、とにかく全くイメージできていないことは分かりました。
そもそも何かを勘違いしているのかもしれないので、それを確かめるために、お店に泥棒が入って、逃げたので、捕まえて!!と言ったら、1人は捕まえたけど、1人はまだ逃げているなら泥棒は何人いるか(もう少しジェスチャーなどを交えて)尋ねたところ、2人と答えられたので、もうすこし人数を増やして2人捕まえたけど3人逃げている場合は5人と答えられたのを確認してから、泥棒問題のまま、4人捕まえたけど、まだ6人逃げている場合を尋ねると、ようやく頭に何か思い浮かべる間があって「10人?」と答えにたどり着きました。
イメージできていないものを無理矢理解き方を教えても、それは全く力にならないので、何ならイメージできるか、どのぐらいの数なら考えられるかなど、試行錯誤しつつ、子どもがイメージするのを手助けしていきたいと思います。
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