7月もおしまい
7月最終日はレッスンはお休みで、あれこれ家のことをしようと思っていたのに…というオフを過ごしました。(汗)
明日から早8月。今週も連日の猛暑日になりそうな予報ですが、熱中症対策も意識しつつ元気にレッスンしたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
7月最終日はレッスンはお休みで、あれこれ家のことをしようと思っていたのに…というオフを過ごしました。(汗)
明日から早8月。今週も連日の猛暑日になりそうな予報ですが、熱中症対策も意識しつつ元気にレッスンしたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
来週月曜はレッスンはお休みなので、今日が7月最後のレッスンでした。
体調不良や送迎のご都合などでお休みの方が重なり、7月最終日はレッスン少なめでしたが、7月も無事終えられそうです。
今のところ、自分や自分の家族はまだ新型コロナに感染したことがない上に、両親ともなかなかの高齢、コロナ禍で外出を控えるようになってから急激に衰えた父を見ていると、やはり自分が感染してはいけないと思うので(万一自分が親に移してしまったら一生後悔しそうなので…)、相変わらず友人たちと会うこともなく、旅行に出かけることもないままに夏を迎えましたが、感染者数が日々発表されることがなくなっただけで、どうやら数としてはかなり増えてきているとも聞きますし、私のこの自粛生活はいつ区切りをつければいいのか、本当に悩ましいところです…。
夏休みになり、子ども達もここ何年か我慢していた分、色々なことを楽しんでほしいと思いつつ、同時に、どうかみんなできるだけ病気に感染せず、熱中症にもならず、元気に夏を乗り切ってほしいと切に願います。
8月もどうぞよろしくお願いいたします。
学校がお休みになって1週間、子ども達の学校疲れもすっかり抜けたのか、暑さの割に普段よりしっかり頭が働いている感じがする子が多かったように思います。
元々算数のセンスが結構いい子達も、このところ今一つ調子が上がらなかったり、かなり不調だったりしていた子が複数いたのですが、今日は好調さが戻って、難しい問題もしっかり考えられていました。
このところ宿題がかなりいい加減で、レッスンのたび、直しを全てすると先に進めなくなりそうということで、持ち越し、持ち越ししていた子には、前回、もう夏休みになるから、次回よく考えずにいい加減にしてきていたら、残って終わるまでやってもらうことにすると伝えておいたのですが、ばっちりとは言えなかったものの、ここ1か月余りの中では最もがんばりが見える状態で持ってきてはいたので、一安心しました。
うちに来てくれるまでに相当先取りで学習を進めていた1年生さんは、問題をきちんと読むということが身についておらず、更には図などが描かれているのにそれをきちんと見ずに、自分が知っている知識で解こうとする癖がまだ抜けないものの、問題を解くときに体に力が入って、見ていてこちらまで苦しくなるような状態からはほぼ抜けつつあるので、この夏休みでゆっくり考えることが身に付けばいいなと思います。
それにしても、本当に暑いですね…。特に外で運動などをしているわけでもなく、エアコンのきいた室内にいることがほとんどだというのに、レッスンが済むと明らかに体力を使ったなぁという感じがします。
子ども達も暑さに負けず、充実した夏休みを過ごせるといいですね。
このところ、毎回のように成長を感じる年長さん。もちろん、まだ幼いので疲れている日や、あまり好きではない課題などによっては力が発揮できないことはありますが、今日はスタートからなんだかいい感じだったので、これまで、調子がいいときにしようと保留にしていたり、以前やった時に抵抗が強かったので様子見していたりした課題を、さすがに楽しそうとはいかなかったものの、全部クリア!もちろん、普段のその子の様子だと、今日はこのぐらいかなと用意していた課題は早々に終えて、それでもまだ余力がありました。
まだ完璧ではないものの、10までの足し算も数を思い浮かべながら、苦労しているときには、「7は上にいくつ乗ってる?、そこに2個足したらどうなる?」などのように声掛けすると、宙を見上げて思い浮かべ、ちゃんと答えられるようになりました。
元々、この子は数にあまり興味があるタイプではないようで、おうちの方も先に先に進めてほしいというようなご希望は全くないので、無理せず、嫌がらないペースで進めてきたのですが、今日はこれまでより格段に成長を感じられることがたくさんあって驚きました。
小学校入学までにどこまで成長するか、ますます楽しみになってきました。
夏休みのレッスンはまだ始まったばかりだというのに、昨日はスタートも繰り上がったのに終わりは繰り上がらずで、その後、なかなかがんばりが効かずで帰路に就いたのが23時前!!
今日もスタートは学校があるときより2時間以上繰り上がっていたので、いつもより余裕なく出勤。
出勤前に今日のレッスンの子がひとり、熱中症になったとのことでお休みの連絡が入りました。行動制限がなくなり、子ども達にとっては3年ぶりぐらいにほぼ自由に声を出し、走り回れる状況なのでしょうから、そこに来てこの暑さは本当に危険ですね…。
レッスンに来てくれた子の中にも、ずっとあくびを連発している子がいたり、どうもぼ~っとしているなという子がいたりで、既に暑さにやられているのだろうかとちょっと心配にもなりました。
かと思えば、夕方来た子は絶好調だったので(午前中は外でサッカーをしていたようですが)、それはそれで驚きました。
ここ数年、夏は最高気温が体温以上というような日もあったりで、舗装された道路やエアコンの室外機から出る熱風などで、実際にはそれ以上に暑いところもいくらでもあるでしょうから、子ども達が外で遊ぶときには、くれぐれもこまめな水分補給や休憩、帽子をかぶるなど、本当に気を付けてほしいなと思います。
明日もどうぞよろしくお願いいたします。
まだ1年生ながら、かなり先のことまで勉強していて、計算に関しては整数の範囲の四則は全てできる状態の子と少し前から一緒にレッスンをしています。計算は本当に速くてかなり正確なのですが、どうやら数量感覚は伴っていないように感じることもあり、教室ではおさらいを兼ねて、怪しいところはその子自身が気づいてくれる、感じ取ってくれるということを意識しつつ、既に知っていることもひと通りやり直しています。
今日のレッスンでは計算の工夫をしたのですが、20×20のタイル図を見て、それが400だと確認した後、19×19の答えを考えてもらおうとしたところ、いきなり筆算を書こうとしたので、20×20のタイルからどこがなくなったら19×19になるか尋ね、なくなるところを線で消すかバツをしてと伝えたところ、左下の隅1個と右上の隅1個、合計2個のタイルにバツをつけました。
ああ…残念ながら全く掛け算とタイルのイメージが結びついていないんだなと思いつつ、ひとまずもう一度「19×19なのに、そことそこがなくなるだけなの?」と尋ねても無反応だったので、10×10のタイルを印刷した紙を渡し、「これを9×9になるようにいらないところを切ってくれる?」と言うと、すぐに鋏を取って、まず縦1列を切った後、横1列を切りました。(10個切った後に9個切ったということ。)
「そうよね?じゃあ、20×20を19×19にするなら、どこを切ればいいの?」と尋ねると、今度はすんなり理解できたようで、400-20-19と気づいてくれました。
実際に確かめられることはこれほど違うんだなと再認識する出来事でした。
まだ夏休みが始まったばかりなのに、既に暑さでかなり体力、気力を奪われている気がします…。
まあ、幸いなことに子どもとレッスンをしていると元気になる体質(?)なのですが、夏を最後まで乗り切るためにも休めるときはしっかり休もうと思います。
というわけで、今日も生産的活動はほとんど出来ぬままに過ぎてしまいましたが、明日からまたよろしくお願いいたします。
今日から夏休みのレッスンがスタートしました。
とはいえ、土曜の子たちは普段も学校がお休みなので、子ども達の感覚としては来週からが夏休みのレッスンという感じでしょうか。
来週からはレッスン開始時刻が早まる日がほとんどなので、うっかりしないよう気を付けなくては。
20日までに変更などがある方皆さんにメールを差し上げ、ほとんどの方から確認のお返事を頂きましたので、夏休みのレッスンスケジュールも95%ほどは確定したのではと思います。
予定表ができてしまえば、後はそれを日々確認しつつ、暑い夏に負けないようしっかりレッスンをしていきたいと思います。
今日は先週から一緒にレッスンをさせてもらい始めた1年生さんのレッスンもあったのですが、性格的なものもあるのか、あまり話を聞かず、問題も読まず、大急ぎで問題を解こうとするところがあり、前回に引き続き、今回も、早くしてとは言っていないよ、ゆっくりでいいよ、急いで書いて間違えるぐらいなら、ゆっくりしっかり考えて、ちゃんとわかって書く方が賢くなるよ、慌てないでいいよ、これ(教具)を思い浮かべて…と、きっとこれまであまり言われたことがないであろうことを繰り返し繰り返し伝えました。
まだ小さい子なので、今日のレッスンの最後には既に変化の兆しが見えたような気もしますが、今の時点では点つなぎもかなり苦手なようなので、夏休みの間おうちでもしっかり取り組んで頂こうと思います。
点つなぎがある程度すらすらできるようになったら、どんな変化がみられるか、それもまた楽しみです。
さて、来週もどうぞよろしくお願いいたします。
多くの子たちが今日が1学期の終業式でした。
今日は式だけで早く帰ってきたのだと思っていたら、今日レッスンに来た子の何人かが今日も給食があったし、ちょっと授業もあったと。
新型コロナの影響なのか、それとも授業時間数やら先生方の働き方改革やら、何か諸々の影響なのか、2学期も9月1日より前倒しで学校が始まったり、昔の常識とは色々変っていますね。
今日は学校は普段より楽だったはずなのですが、この暑さのせいか、今一つ調子が出ない子がちらほら。
明日からは学校がお休みになるので、調子が上がってきてくれるといいのですが。
昨日ようやく変更等がある皆さんに夏休みのレッスンのお知らせメールをお送りしまして、お返事頂いた方はほぼそのままで大丈夫とのこと。ほっとしています。
お忙しいとは存じますが、まだご確認頂いていない方は早目にご確認くださるようお願い申し上げます。
夏休み期間のレッスン予定、アンケートのご回答は皆さん期日までにくださったのですが、振替等のご都合の確認など、細かなところを確認してからしか作業に移れず、また、スケジューリングを間違えると広範囲でやり直し、もしくはどなたかにご迷惑をおかけすることになってしまうので、念入りに確認しつつ、しかし、その確認も衰えゆく頭では不安もあり、集中できるときに二度、三度と(それでもまだ若干不安があるのですが…)していたもので、明日はもう終業式だというのに、本当にぎりぎりのご連絡になりました。申し訳ありません。
全く変更なしで直接確認させて頂いた方以外には全てメールでご連絡を差し上げましたので、お手数ですがご確認のほどお願いいたします。
今日は限界近いので、これにて失礼いたします。
日々、子ども達とレッスンをしながら、よほど面倒な計算でなければ、極力その場で暗算をしてマル付けをしてきたのですが、これも老化なのか、ずっとやっていることだというのに、自分でも明らかに計算スピードが遅くなったと感じたり、簡単な計算でも暗算では自信が持てないことがあったりと、情けなく感じる今日この頃。まだ、紙があればきちんと計算はできますが、頻繁にやっていることでも衰えるということを身をもって知るのはなかなか切ないものがあります。
ただ、自分の計算に些か自信がなくなっている状況は、意外にも悪いことばかりではないようで、答え合わせをしているときに、計算が元々私よりよくできるのではないかというような子が計算間違いをしているときに(念のため二度、三度確かめたりもしますが)、もしも自分が間違っていたら申し訳ないので、先日ある子に「多分これ、ちょっと違うと思うんやけど、もし私が間違ってたら間違ってるって言っていいよ」と声掛けをしたところ、それはそれは楽しそうに「違う!」と大きな声で言われました。(まあ、そのときは私が合っていたんですが。)
先生が間違えるというのは、子ども的にはどうなんだろうと思っていましたが、先生より自分のほうが合っていたという出来事自体は、たまにであれば嬉しいことなのかもしれないなと、そのとき感じました。もちろん、そういうことが極力ないように気を付けていますが。
今日ふと思ったことがあります。
たまたま今日は過去に算数や数学に自信がなくて、困ってここに来てくれた子が2人いました。
その2人とも、当初は笑顔が少なく、笑うときもなんだか頼りなさげで、心からの笑顔を見られることがなかったように思います。
問題を解いていても、自信が持てない、そしてその状態をある程度の期間積み重ねてきたことによる劣等感もしっかりしみついている、そんな印象で、しっかり考えているいい表情を見られるようになるまで、それなりの時間がかかりました。
ただ、2人とも今は楽しそうに算数や数学に取り組んでくれるようになっていて、レッスンをしていても明らかに笑顔が増え、その笑顔も大げさではなく心からの笑顔で輝いて見えるようになりました。
私は教室をしていますが、子ども達の成績を上げたいとは特に思っておらず、それぞれの子が自分の頭でしっかり物事が考えられるように、そして、それが生きる力につながるように、そんなことを願っています。それはこれまでもずっと意識していたのですが、今日、ひとりの子の笑顔を見ながら、そういえば、笑うことが増えたな、楽しそうにしているな、あの自信なさそうだった姿はもうどこかに消えてしまったなと感じたとき、ああ、そうか!私は子ども達が心から笑っている姿が見たいんだな、それが私の幸せなんだなと気づきました。
いろんな子がいますから、勉強が全然できなくても本人が全く気にすることなく、周りからもあれこれ言われることなく、のびのび幸せに暮らせているのなら、それはそれでいいと思うのです。
ただ、できないことが劣等感になり、自分に自信が持てなかったり、自分を嫌いになったりしてしまったら、それは絶対幸せなことではありませんから、そこからは抜け出せるものなら抜け出して、自信が持てるようになってほしいと思っていて、そのためのお手伝いができるなら精一杯させてほしい。
また、算数や数学が大好きで、もっとあれこれやりたいのに、学校や一般的な塾などでは進度が決まっていたり、先に進めるといっても計算だけだったり、考え方を先に説明されたりと、大好きなのに自分の望む学びの機会が得られないという子がいたら、それはやはり幸せなことではないでしょうから、そのためのお手伝いもできるならしたいのです。
結局、私のしたいことは、子ども達が心からの笑顔を見せて、自分に自信をもって暮らしていくお手伝いなのかもしれません。
自分は土曜が仕事で、日月は原則お休みなので、世の多くの方にとっては3連休だったのだなと、今日になって気づきました。
色々しようと思っていたことがあるのに、結局いつものお休みと同様に無駄に時間を過ごしてしまいました…。
今週末にはもう夏休みが始まりますね。
暑さもかなり厳しくなってきましたので、皆さまどうぞご自愛ください。
私の能力的に高校数学は数Ⅰ・数Aはなんとか、その先はちょっとあやしくなってくるので、余程のことがないと高校生をお受けすることはないのですが、中2の初め頃に来てくれた、そのときは数学に限らず、なんだか全てに自信がなさそうな(私から見れば十二分に素敵な子だというのに)様子で、その自信のなさで、できるものまでできなくなっているような印象を受ける子が高校生になっても引き続き通いたいと言ってくれたので、今はまだ一緒にレッスンをさせてもらっています。
当初は、まず少しでも自信が持てるようになればいいのだけどと思いつつ、コツコツ、「きちんと考える」ということを続けてもらったところ、自分でも変化を感じられるようになったようで、中3の終盤には、数学だけなら平均点以上を余裕で取れるようになっていたものの、本人の希望で中堅当たりの私立高専願で受験し、今はその高校に楽しく通っているようです。
ただ、入学前後、色々忙しかったようで、かなりお休みしたため、学校の授業の後追い、分からなかったところを一緒にするという形でしかレッスンができなくなっていたので、先に習って、それを使って解く癖がまた戻ってしまうかもと心配していました。
しかし、今回の期末考査で、数Ⅰは返却時に褒められ、数Aは平均点より20点ぐらい高く、特進クラスの友達よりよい点数だったと教えてくれました。私自身はテストの点数や成績はさほど気にしないのですが、数年前、あんなに自信がなさそうで、数学で平均点を取るのも厳しいところからのスタートだった子が、数学の点数で自信が持てるようになったことは何より嬉しいことです。
私は教室をしてはいますが、どうしても勉強したくないという子に無理矢理やらせようとは思いませんし、勉強以外に何か打ち込んでいるものがあるような場合は、それに力を注ぐというのも立派な選択の一つだと思っていますので、本当に算数が嫌なんだろうなと思えば、本人に無理しなくてもいいし、教室は嫌々通う必要はないのだという話をします。宿題をしない子には、なぜ宿題を出しているかを話し、出された宿題の中に自信をもってできるものがあるなら、やりたくなければそれはやらなくても構わないとも言います。
例えば、辞めてほしくないからとなだめすかして何とか取り組ませるとか、何でもかんでも助けて、褒めて、続けてもらうというような方法ももちろんあるでしょうし、それを世渡り上手といったりするのかもしれませんが、とにかく、子ども本人のためにならないことはしないと決めていますし、頂くお月謝が無駄になるようなことは続けられないというのも、教室を始めたときから一貫している考えです。
だからこそ、それなりの年数付き合いがある子どもに自分の思いが全く響いていないと感じさせられることがあると、本当に悲しい気持ちになります。もちろん、自分の力不足のせいなのだと思いますが、それも含め、何年も一緒にレッスンしているのに、思いが伝わっていないのか…と思い知らされることは悲しく、辛いものがあります。
それでも、ここに通ってくれる限りは、自分がどれだけ嫌われても、その子にとって本物の力になる学びの手助けしかしないというところはこれからも譲らずがんばっていくしかありません。
気の毒なことに、ちょうどレッスンに来る時間に豪雨が重なってしまった兄弟。気づいたときには既に家を出ていそうな時間だったので、遅れていいよと連絡することもできず、すごい雨の中がんばって来てくれました。
しかし、結構近所に住んでいる子達にも関わらず、傘ではどうにもならなかったようで、ひとりの子はリュックの中まで雨に濡れて、プリントやワークブックがしっとり…。
レッスンを始めた頃には雷まで鳴り始め、途中、短時間ながら2度も停電したほどで、子ども達があの激しい雷の時に外にいなかったのは不幸中の幸いだったなと思いました。
大雨の影響か、雷に驚いたのか、なぜか今日はこのところずっと好調をキープしていた子の頭の線が外れてたまにつながるみたいな状態だったのは気になりましたが、代わりにこのところずっと不調続きだった子が順調にレッスンを進めてくれたのは嬉しい驚きでした。
さて、あっという間に夏休みまであと1週間余りとなりました。
夏期のレッスンアンケート、締め切りを明日とさせて頂いていますので、まだご回答頂いていない皆さま、どうぞご協力のほどお願い申し上げます。
これまでいろいろな子ども達とレッスンをさせてもらってきましたが、ひとりひとり本当に違いますし、たとえ兄弟姉妹でも、双子でも、得意・不得意、好き嫌い、性格などが極めて似ているというようなことは記憶にありません。(双子ちゃんは、離れていても何らかの影響を与え合うようだというのは何度も感じる場面がありましたが。)
もちろん子どもに限った話ではなく、自分も含め、人はみんなそれぞれ性格も好みも能力も異なるものなのだと思います。
私はありがたいことにかなり丈夫で健康な体に恵まれ、知能も恐らく平均以上ぐらいには持って生まれたのかもしれないなとは思いますが、苦手なことは多々ありますし、これまで何度も書いているように、空間認知能力は持ち合わせず生まれてきたのだと思います。
ですから、空間認知能力を持って生まれた子や、算数のセンスが抜群にいい子などを見ていると、頭の中でどんなことが起きているのか一度でいいから見てみたいと思うことは多々あります。
今日のレッスンでも、算数のセンスがかなりある子が、順調に進んできたため、最近は大人でもぱっとは解けないような問題を中心に解いていて、そのため、1問1問うんうん考え込むことも珍しくないのですが、たった今までえらく悩んでいたというのに、ヒントと言えるかどうかわからないぐらいのことをちらっと言いかけると、「あ!」と言って、閃いた途端ばばばっと解いてしまうということがありました。
その子とのレッスンではそういうことがしょっちゅうあり、小学校で学習することは全て終わっているので、既に使えることをあれこれ駆使して難易度の高い問題を考えてもらうので、まずはノーヒントで、様子を見て、ちょっと助けが必要そうであれば、ごく僅かにきっかけを、それでも足りなければまた…とあくまでも先に言いすぎないように気を付けていると、大抵、まだ1か2ぐらいしか言ってない段階で気づくのです。
ああ、羨ましい頭の持ち主だなぁとしみじみ思いつつ、その子の邪魔をしないよう、いかに適度な手助けをするか今後も気を付けていきたいと思います。
果たしてこんなにもお休みの連絡が続いたことはかつてあっただろうかという気がするのですが、先週木曜以降、体調不良や学校閉鎖、送迎の都合など、木曜は3人、金曜は2人、土曜は2人、今日火曜も2人お休みでした。
今日のうちひとりは熱中症と思われるとのことで、発熱と頭痛でなんとかがんばって帰宅したものの、体を冷やして休んでいるとのことでした。
新型コロナはもちろんまだ心配ですが、これからは熱中症も心配な季節ですね。
どうぞ皆さんくれぐれもお気をつけて。
明日以降はみんな元気に来てくれることを願うばかり。
このところ、物忘れがひどすぎて、もし認知症が始まりつつあるのだったら大変だし、最近は早く気付いて対処すれば、進行を遅らせられるようだしと、しばらく迷ったものの、認知症の前段階?MCTの検査を受けて、その結果を今日聞くことになっていました。
その結果、先生からは「こんなにいい結果は見たことがありません!」と絶賛?されるという、予想外の展開で、どの項目も良好、A判定でした。
現時点では認知症の心配が全くないということにはホッとしたものの、じゃあこの極度の物忘れの原因は…とそこの解決策が見つからず、なんとも複雑な心境に…。
今のところ、レッスンに必要なことが出てこないということはまだないのですが、日々、あれ?鍵かけたっけ?スイッチ切ったっけ?今何しようと思ったんだっけ…という状態は、どうにかならないものかと悩みは続きます…。
2年生の時にお困りごとがあって一緒にレッスンさせてもらうようになった高学年さんは、その後できることが着々と増え、成長を感じることも多いのですが、元々のお困りごとの影響なのか、数量感覚、もしくは、イメージする力のどちらかが弱いのかもしれないと感じることがあります。
真面目でコツコツがんばれる子なので、計算などはやり方を覚えてある程度できているのですが、見ていて、数のイメージはできていないように感じることが、これまでにもよくありました。
念のため、先日から、どのあたりまで数のイメージができているのかをおさらいしているのですが、3桁同士でも筆算せずに暗算で答えが出せているのを見て、これまでがんばってきたことはしっかり身についているんだなと感じた一方で、10000までの数に進み、1000より1小さい数、2000より9小さい数というようなものを考えてもらおうとしたところ、1000より1小さいのは119と答えたので、それまで位の部屋や1円玉、10円玉などの絵を見て、あんなにすらすら答えていたのにと内心驚きつつ、位の部屋の絵を指して、「1000はここが1で、他は何にもなしよね?ここから1取ったらこことここが1個でここが9個になる?」と尋ねると、はっとしてから、999と答えたので、次の2000も「ここが2なのよね?で、あとは0、0、0。そこから9取ったら?」というと、少し考えて今度は1999ときちんと答えられました。
その後は50小さいとか110小さいとかもきちんと考えられたので、やはり、数のイメージが頭に浮かんでいなかったんだなと感じるとともに、一度イメージがつながれば、意味はきちんと理解していそうだなとも感じました。
本当にあと少し、何かのきっかけでガラッと変わることもありそうなので、小学生の間にその瞬間が訪れるといいなと思いつつ、私もがんばりたいと思っています。
恐らく私が1年生のときに言われても響かなかっただろうなと思うので、すぐすぐそれで何か変わるとは思ってはいないものの、ある1年生さんにお話をしました。
というのも、その子は小さい頃から色々なことをがんばっていて、お勉強も早くから始めていたようで、まだ1年生なので、何ができて何はまだ知らないかを確認するため、今はひとまず最初から全部おさらいを兼ねてやり進めていて、そんな中、ああ、これはきっと自分で考えることなく、解き方を教わったんだろうなと思う場面に出くわすことがちょこちょこあるのです。
もちろん、それに関してその子には全く何も非はないですし、教室を始める際にお世話になった先生もおっしゃっていたのですが、先に習ってしまったことを使うなと言っても、それは大抵無理だというのは私も納得できますので、習ったことを覚えて解くのが悪いわけではないし、そのやり方が分かりやすいのならそれでもいいのだけどと必ず前置きをしてから、こういう方法もあるよとか、こうした方が簡単だよとか、他の方法を提示することもあります。
私自身、小学生の頃に、自分であれこれ考えるより先に、異分母分数の大きさ比べは通分して解くと習ってしまったため、大人になってもしばらくは何の疑問も持たず、異分母なら通分をしていた時期がありました。
ですが、教室を始めるにあたり、まず考えるということを自分でも意識するようになった結果、少なくない割合で、わざわざ通分しなくても見ただけでどちらが大きいかわかる問題があるということに気づきました。
そして、分数を大きさのイメージから入る子ども達は、通分なんて習っていない段階でも、大小比較の問題を結構解くことができます。
もちろん、問題によっては通分しないと判断しづらいものもあるので、それは当然すればいいですが、例えば分母が大きく、通分するにも計算が結構面倒そうというような場合は、大小比較ができればいいのなら、これまた何が何でも通分しなくても小数でどちらが大きいかわかるところまで計算するという方法もあるわけで、色々な方法があるということを知っていて、状況に応じて使い分けられるのがよりよいですし、その方が楽に解ける問題があるとも言えます。
今回の1年生さんは、サイコロを決められたところまで転がしたときに、上の面に来る目の数は何かを考える問題で、明らかに塾か何かで習ったのだろうという解き方をしていたのですが、今回の問題で問われている位置は、最終的には手前か後ろの面、どちらかが上に向くだけのものだったので、途中を一切考えず、即答できる問題でした。
ですが、恐らく「こうやって解きなさい」と言われた手順に疑問を持つことなく、1面ずつ細かく5つの数字を書いて、手間暇かけて正解にたどり着いていたので、それでももちろんいいのだけど、この問題は手前に倒れるか後ろに倒れるかだから、全部書かなくても分かるのではという話をして、問題によって、そういうことが判断できるといいねという話をもう少し分かりやすい表現で話しました。
子どもが試行錯誤した後で、その方法が面倒だったり、間違いやすかったりすれば、こういう方法もあるよと後から提示するのならいいのですが、先に教えてしまうことで、子どもは試行錯誤の機会を失うことになりがちです。
せっかく先取り学習をしても、「やわらかい頭」を育てられなければ、長い目で見るとがんばった割に実り少ないというようなことにもなりかねませんので、大切なお子さんのためにも気を付けて頂けたら嬉しいです。
今日は年長さんは予定があってお休み、その次の小学生兄弟は学校閉鎖になってしまってお休み、その後の中学生は期末考査で振替をしたのでお休み!!
まさかのレッスンが全部お休みになってしまいました!!
そういうときはバリバリ事務仕事や予習などをすればいいと分かっているのですが、どうもなかなかエンジンがかからず…。
宿題をしない子どもの気持ちは最近結構分かります。(苦笑)
ただ、子どもの頃は先生や親に怒られるのが嫌だったので、そういう消極的理由で宿題などはきちんとやっていましたが。
今も、やらなければ誰かに怒られるとか、迷惑をかけるとかがあれば、もうちょっとがんばりが効きそうなんですが…。
さて、明日も既に2人お休みの連絡が入っていますし、子ども達の間では新型コロナ、インフルエンザ、夏風邪、他にもあれこれ罹患している子がいるようで、心配です。
暑い季節、マスクをしていると酸欠になりがちな上に暑くて、集中しづらくなりそうですので、外したい子には外させてあげたいと思い、私はまだまだマスク継続中です。
今日は雨模様の1日でしたが、来てくれた子たちはおおむね好調だった気がします。
ただ、期末考査期間の高1さんが、問題の考え方はほぼ大丈夫なのに、なぜか小学生レベルのかけ算やたし算、ひき算などの計算ミスを多発。
学校のプリントなどの解き直しだと、私は前もって準備しておくことができないので、もし勘違いしていたらいけないからと、解いた後で解答を確認してもらったところ、解き方を間違ったものは(式があっていたら計算の答えまでは見ていなかったものもあって)プリント3枚分のうち小問2問だけだったのに、計算ミスで答えが違ったものは、途中で私が気づいて直しをしてもらったものも含めると7~8問はあったかと思います…。
考え方が合っているのに、そこまで計算ミスをしたらボロボロになってしまうのではと、なかなか心配です。
そういえば、今日はあるご家庭から、学校閉鎖になったというお知らせが来ました。
また感染者が増えているようで心配です。
皆様もどうぞお気をつけてお過ごしください。
教室を始めるまでは、子どもの頃や学生時代に自分が使っていた問題集などもほぼそういう形でしたし、塾に勤めていた頃使っていたワークブックなどもやはりそうだったので、それが当たり前と思って、疑問を感じることすらなかったのですが、世の多くの問題集、ワークブックなどには、問題の横などに解き方のヒントが書かれていることがあります。
また、例題の解き方が丁寧に書かれていて、その続きには例題をまねて解けば解けるものが並んでいるというようなものもよく目にします。
しかし、例題を見ながら、それを真似て解く場合、きちんと意味を考え、自分が何をしているのか理解しているならともかく、恐らく少なくない割合で、深く考えることなく、真似て解いて解けたというだけの状態の子がいるだろうと思います。
また、書かれたヒントは、時にはほぼ答えなのでは?というようなものがあったり、ヒントを頼ることで、結局自分で考える機会を失ったり、解けたものの、何をしたのかわかっていないなんてことも起こったりします。
15年ぐらい前になると思いますが、普段はヒントなどの書かれていないプリントが中心なところ、学年が上がってワークブックなども併用するようになった子が、ワークブックの欄外に書かれた解き方のヒントを読んで「先生、これ、答え書いてるで?」と言ったのは今でも忘れられません。
今日のレッスンでは、中学受験をする予定の小学生さんで、まだ同位角、錯角などの考え方を習っていない段階の子に、それを知らなくても、既に知っている知識の組み合わせてちゃんと解ける問題を考えてもらっていたのですが、ヒントに小さく「平行な線を3本引きましょう」と書かれているのを読んだようで、線は引いたもののその子にとってはヒントにならず、思考はストップ。
平行な線を引いて分かるなら引けばいいけど、これまでに知っていることを使って解けるよ?と伝えると、平行な線を消して考え始めました。
文字になっていなくても、良かれと思って大人が与えるヒントも、本当なら色々な解き方を思いついたかもしれないのに、定番的なひとつの方法に限定してしまうきっかけになったりすることもあります。
本当に助けが必要な場合は助けなくてはなりませんが、与えようとしているヒントは本当に子どものためになるのか、意識しておくことが大事なのではないかと思います。
今日は試験前の振替ということでレッスンがあり、出勤していましたが、元々、数学がかなり悲惨な状態だということで5月下旬から来てくれ始めた子なので、色々気になるところはあるものの、本人に悲壮感や危機感が感じられない、なかなか珍しいタイプの子で、能力的に厳しいのとは明らかに違うように思っています。
最大の問題は、覚えなければどうにもならないことをほぼ一切覚えておらず、その場で覚えても繰り返さないので次には忘れているような有様。
前々回と前回、三角形の合同の証明が学校で終盤になっているにも関わらず、合同条件すらきちんと覚えていなかったので、それはできるできない以前の話だと伝えたのですが、その後学校行事の都合や体調不良で2回お休みが続き、レッスンできぬまま試験前日に。
試験範囲は平行四辺形や色々な四角形、等積変形のあたりということで、ではまず絶対覚えていなくてはならない平行四辺形の定義と平行四辺形になる条件、合わせて5つを尋ねると、残念ながら予想通り全部覚えていませんでした…。
その子にも、教室に来てくれているほかの子達にも、私は覚えなくても考えればできるものは覚えなさいとは一切言いません。何でもかんでも覚えるのは大変ですし、覚えたものを使おうとすると、記憶が曖昧になったところは間違う可能性も増えるからです。
そもそも、小学校や中学校で公式と呼ばれているものも、大半は覚えなくても考えれば解けるので、それらを忘れても特に何も言いませんが、語句や言葉の意味、定義などは誰かが決めたものだから、覚えるしかないものだと説明もしますし、それは覚えなければ始まらないわけです。
しかし、前回の試験前にも伝えたこと、その後のレッスンでも繰り返し伝えたことなのに、今日ふたを開けたら結局何も覚えていなくて、この状態で本当に明日期末考査なんだろうかと、ちょっと愕然としました。
当然今日もこんこんと言って聞かせましたし、本人が別に数学なんてできなくてもいいと思っているのであれば、それはそれで無理してここに来なくてもいいのだからという話もしたのですが、果たして響いたかどうか…。
もちろん、来てくれる限りは何度でも繰り返し、響くまで言い続けますが。
今日から早7月。今年ももう半分が過ぎましたね。
7月の始まりとともに、教室の21年目もスタートしました。
今日はあいにくのお天気ではありましたが、概ね穏やかにレッスンを終えることができ、新しいご縁も頂けそうです。
20年前、当然今より20歳若かったので、やる気、体力、情熱は満ち溢れていましたが、「教えない」という指導の経験は0からのスタートでしたので、子ども達から沢山のことを学ばせてもらったと思っています。
経験が増えた分、分かること、開けることのできる引き出しの数は増えた一方で、体力的にも脳のほうも衰えを感じるのも事実。
ただ、何年やっても子どもと学ぶこの仕事を嫌だと思ったことは一度もなく、飽きることもありませんので、心身の衰えを経験でカバーしつつ、必要としてくださる方がいる限り、この先も長く続けていけたらいいなと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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