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2023年6月30日 (金)

満20年

最近はもの忘れっぷりがひどいので、些か自信がないものの、恐らく今日で開業届を出してから丸20年になりました。
色々思うところあってその頃勤めていた塾を辞め、本当は転職するつもりだったのですが、ある学習法、ある先生との出会いがきっかけとなり、自分でも思ってもみなかった、自分で教室をするという選択をすることになりました。

まあ、ちょっと色々、もう思い出したくもないようなこともあったりして、とりあえずはひとりで1年やってみて、全くダメだったら仕事を探そうと思って準備を始め、個人事業主として開業届を出したのが20年前の7月1日だったと記憶しています。
実際レッスンを始めたのは夏休みからだったので、そういう意味ではあとほんの少し満20年にはなっていないかもしれませんが、初めは6畳のワンルームに長机を置いて、確か5人から始まったのだったと思います。

そのうちの一人、当時小学2年生だった男の子は、昨年結婚したそうです。
その後少しずつご縁を頂いた子ども達は、中学生などもいましたので、既に何人か結婚したと聞いています。(もちろん、ずっと何らかのご縁がつながっているご家庭は限られていますので、ほかにももっといそうですが。)

そういえば、昨年中頃に、中学生の頃に来てくれていた子のお子さんとご縁を頂いて、今は教え子(という表現が、「教えない」私にとってはしっくりこないものの、適当な言葉が見つからず…)くんの娘さんともレッスンをさせて頂いています。本当に幸せなことだなぁと思います。

小さい頃からここに来てくれる子の多くは中学受験をするので、数年でお別れになりますし、中学受験をしなくても、やはり受験が終わったり、卒業したりでそれぞれの子とのお別れは訪れます。
それは何年やっても寂しいものです。

だんだんとがんばりが効かなくなり、頭も衰えを感じる今日この頃ですし、何より、ここを必要としてくださるご家庭がなければ続けていくことはできませんので、満25年、満30年が迎えられるかどうかは何とも言えませんが、まずは1年1年、今いる子ども達にしっかり向き合っていけたらと思っています。

明日から21年目、スタートします。

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2023年6月29日 (木)

面白い

最近、どんどん成長しているのを感じる年長さんとのレッスン。
元々、数への興味は薄いタイプのようですが、ご家族としては、だからこそ早目にとのお考えでレッスンに来てくれています。
興味がないことはなかなか身につかないのは当然なのと、まだ小さい子なので、無理に進めることはせず、様子を見て少しずつ進んでいるのですが、このところ、あ、これできるようになったのか!今回はこれが!?というように、毎回何かしら成長を感じられるので、とても嬉しく思っています。

そんな彼女、今は10の合成などをしているのですが、教具を見せながら、片方が5なら反対側はいくつか、9なら…というように、いくつといくつで10になるかを答えてもらっていたときのことでした。
片方が5ならもう片方も5というのは即答なのですが、片方が1ならもう片方は9というのはなぜかなかなか苦戦。それなのに、3を見せた瞬間、間髪入れず「7!」と答えたので、え??と驚きつつ、たまたまだったのかなと思って、何度か繰り返していました。
しかし、2と8や1と9はその後もちょっと考える間があるのに、なぜか3を見た時だけは瞬時に「7!」と答えるのは変わりませんでした。

なんで3と7だけ完璧にマスターしたんだろう…。

それでも、10までの足し算は随分スムーズになってきましたし、当初の予想よりもっと早く色々なことができるようになるかもしれず、なかなか楽しみです。

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2023年6月28日 (水)

まず読んでみる

これは自分自身にも大いに言えることだと思っていますが、今日のレッスンで改めて感じたのは、難しそうに見えても、なるべくフラットな気持ちでまず読んでみるということでした。
まあ、自分の場合、誰かが一緒にいて励ましてくれたり、代わりに読み聞かせてくれるわけではないので、見た目の印象を振り払って、まず読んでみるというのはちょっと気合が必要になりますが、子どもであれば、見た目で二の足を踏んでいたら、読み聞かせてあげるだけでも印象が変ったりすることがあるかもしれません。

今日のあるレッスンで、算数がかなり得意なのでどんどん先に進んでいて、今は5年生ながら、完全に中学入試レベルの問題ばかりを解いている子が(並行して受験塾にも行っていて、中学受験予定なので、中学生内容に進むのではなく、中学入試レベルの問題をしています)、文章が多くて見た目が難しく感じたようで、飛ばしていたページを、特に何を言うでもなく、私が問題を読み始めたところ、すんなり問題に向き合って、あっさり解いてしまいました。
別のページでも後回しにしていたところを、代わりに読んだだけで、他は何も助けなくても次々クリアしていったのを見て、見た目の印象だけで二の足を踏んではもったいないとしみじみ感じました。

読むことが苦にならない子ももちろんいますが、算数が得意な子の中には国語にはそれほど興味がなかったりする子も少なくないので、文字が多いと面倒に感じたり、難しそうと感じたりすることがあるのかもしれません。
最終的にはそういう問題もがんばって読んで解かなくてはいけなくなるのだと思いますが、難しそうに感じる問題は、読み聞かせてあげたり、場合によっては拡大コピーで文字を大きくしてあげたりするだけでも、取り組むハードルが下がったりすることがあるので、家庭学習の参考にして頂けたら幸いです。

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2023年6月27日 (火)

感謝してほしいわけではないけど

自分が子どもの頃、母に何か取ってほしいときなどに、そのものを単語だけでいうと、わざと「それがどうしたの?」と聞き返されるというように、取ってほしいのか、貸してほしいのか、母は分かっていながら、そこまできちんと言うよう促されることがよくありました。
その頃は、分かってるくせにめんどくさいなぁと思ったこともあったように思いますが、小さいうちからそれを意識させてくれたことはありがたかったと思っています。

教室の子達も、こちらは大人ですから、大抵の場合単語しか言われなくても用件は分かりますが、そして、別に敬ってほしいとかは全くないので、「~してください」などのように丁寧に言ってもらわなくて構わないのですが、例えば「先生、ティッシュ」という子に対して、私はティッシュじゃないから、ティッシュ取ってと言ってほしいと伝えるようにしています。

また、子どもが何かを落として、それを代わりに私が拾うとき、拾ったものを渡しても無言、無反応、私が拾うのが当たり前という態度の子には、これまた、感謝してほしいわけではありませんが、他人の私に対してそうするということは、他の大人に対しても同じようにする可能性は少なくありませんし、そうなると、長い目で見てその子が損をするかもしれないと思うので、私が拾うことが当たり前ではないのだということを伝えることもあります。(状況によって、私のほうに近かったり、子どもがまだ小さかったりすれば、何も言わないことももちろんありますが。)

そういうことを言うとき、子どもによったらうるさいおばさんやなと思われるだろうなと思うのですが、まあ、実際うるさいおばさんだからいいかと思うことにしています。(苦笑)

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2023年6月26日 (月)

オフ

今日も更新お休みします。
明日からまたどうぞよろしくお願いいたします。

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2023年6月25日 (日)

オフ

今日は更新お休みします。

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2023年6月24日 (土)

よい1日

今日でまたひとつ歳を取りました。もう随分前から、むしろ歳が減っていけばいいのにと思っているぐらいなので、めでたいかどうかは別として、今日からまた1年という区切りではあるので、今日は1日穏やかにレッスンができるといいなと、極力そうできるように努めたいと思っていました。

ただ、土曜はもともと算数が超苦手、特に引き算なんて論外!という子のレッスンがあり、当初と比べると相当変化は見えているものの、ちょっとでも面倒に感じると如実に態度に現れるのはあまり変化なく、また、本来なら絶対できるはずのことでも、その日のコンディションによってはふてくされて考えようともしないということもあるので、今日はどうなるか、ちょっとドキドキしていました。

しかし、前回はちょっとやってはできないとイライラし、促しても結局どうにもならなかった積み木で形を作る課題をいともあっさりクリアしたことで機嫌がよくなったのか、その後もほぼずっとしっかり取り組んでくれて、私もほぼ穏やかにレッスンすることができました。

他の子たちは、来るときに寝てしまって、寝起きでちょっと不調という子はいましたが、概ねみんな問題なく、1日穏やかに過ごすことができました。

それにしても、6月も来週でおしまいですね。
7月になればあっという間に夏休みがやってきそうです。夏のレッスンのアンケートも用意しなくては!今年こそは早めにお配りできるよう努めます。

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2023年6月23日 (金)

マイペース

金曜のレッスンに来てくれている子のひとりは、元々は算数でお困りごとがあってご縁を頂いたものの、蓋を開けてみれば、能力的にはむしろ恵まれている側なのではという感じで、レッスンを重ねるうち、少しずつ抵抗が薄れ、そのうち、すっかり楽しそうに取り組んでくれるようになりました。
しかし、まあ、そういう子はいるのも知っていますし、個人的には決して嫌いではない(むしろ仕事でなければ好き)ですが、私が見ていても、声掛けをしても、たびたびどこかに「旅立って」しまいます。
教室では、考えることは時間がかかると子ども達にも話をしますので、早くするよう促すことは滅多にないのですが、明らかにその子にとって簡単なものをダラダラとやっているとか、集中できていないとかであれば、さっさとするよう言うこともあります。
そして、今日は、その子にとっては絶対難しくないあまりのある割り算を、1問解きかけで旅立ち、戻ってきてまた1から考え直しというようなことを繰り返していたため、予定の半分も進まないぐらいのペースでレッスンが進んでいました。
そこで、早くするため、あまりとは書かず、点を3つ打てばいいと言っても頑なに書こうとするので、渡す前に私が「あまり」のところを書いて渡し、スピードアップを図ろうとしたところ、今度は、あまりの数字を太文字にして、嬉しそうに見せてきます。
「そんなことしてないで、はい、速く!難しいことなら速くしてとは言わないけど、難しくないんでしょ?」というと、「うん」というのですが、何問か解いたらまた太文字に…。(苦笑)

マイペースが過ぎる!!(笑)
まあ、来てくれた当初は、問題に向き合うにも自信なさそうだったり、気乗りしない様子だったりしていたので、それを思えば、常に楽しそうに問題に向き合ってくれるようになったのは大進歩なんだろうと思いますが。

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2023年6月22日 (木)

また成長した

今日の年長さんとのレッスンでは、また確かな成長を感じられました。
この前まではまだ、5と2や3と5などのように、5+1~5の学習をする際に、教具なら5の上にいくつあるかですぐ答えられるようになっていたものの、教具がないと、まだあと一息、それが結びついていない状態でした。
それが、今日は5+3の式を指しつつ「5の上に3のせたら?」尋ねると、「5の上に3個のせるの?」と尋ねてきて、その後すんなり8と書くというような感じで、頭に教具がイメージできるようになりました。
この年長さんとは、ほぼ毎回、ああ、今日はこれができるようになった!今日はここが更に進化した!と感じられることがあり、小さい子はすごいなぁとしみじみ思います。

因みにこの子は、数にはあまり興味がなさそうなので、たし算などを楽しんで考えているというわけではないのですが、それでもこうして着々と成長しているので、小さいうちから学ばせるのであれば、どういう方法でさせるかというのは本当に大切なポイントになるだろうと思います。
興味がない子に早くから計算プリントを繰り返しさせると、数のイメージが伴わないまま、答えを覚えて書くという勉強になってしまう可能性が少なからずあり、その結果、数が増えてくると拒否反応が強く出るということも十分あり得るのです。
それぞれの子に合った、楽しい学びができるといいですね。

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2023年6月21日 (水)

今日はみんな好調でした。

今年度、今のところ水曜はレッスンが少ない日なのですが、来てくれた子達はみんな好調でした。
このところどうも不調だった天才系高学年さんも、今日は来たときから表情が穏やかで、レッスンしていても問いかけにきちんと反応して、答えが返ってくる状態だったので、難しい問題も結構あったのですが、スムーズに進みました。
子ども達の調子がいいと、私も穏やかな気持ちでレッスンできるので、本当にありがたいことです。

今日は、「特に対策することなく、初めて受けたんですが、キッズBEEのファイナルに進むことができました」というお知らせも頂いて、当然私が何かしたわけではないのですが、しっかり考えることができる状態のまま成長していることを嬉しく思いました。

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2023年6月20日 (火)

皆様お気を付けて。

新型コロナが5類に引き下げられて以降、第9波に差し掛かっているという意見も出ているようで、新型コロナ以外にもインフルエンザ、RSウイルス、風邪など、様々なものが流行し、小児医療がかなり逼迫してきているというようなニュースも目にしています。
地域差などもあるのだろうとは思いますが、心配ですよね。
だんだんと暑くなってきて、マスクしっぱなしでは熱中症の心配もしなくてはならなくなりそうですし、かといって、室内などでは状況によってノーマスクは不安でもあり…。

対策をするにも何をどこまですればいいのか、私自身もだんだんと分からなくなってきていますが、たとえ風邪だとしても、他の方に移さないに越したことはありませんので、咳や鼻水、熱などの症状がある場合は、レッスンをお休みして頂くなど、今後も引き続きご検討くださいますようお願いいたします。

そんな今日も、風邪でお休みの子がひとり、咳と鼻水のお子さん、何かのアレルギーのような感じですが、鼻水だけずっと出ているお子さんなどもいて、なんとも気懸りです。
できる対策はしつつ、体調が悪いときは無理をしないということを、私も含め心がけていきたいものですね。

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2023年6月19日 (月)

オフ

今日もお休みで、ゆっくりし過ぎました…。
明日からまたしっかりがんばりますので、今週もどうぞよろしくお願いいたします。

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2023年6月18日 (日)

オフ

き今日は更新お休みします。

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2023年6月17日 (土)

どうした??

今日は好調な子もいた半面、かなり不調な子、突如どこかにはまり込んでしまった子など、色々でした。
特にベテランさんの高学年さんは、先日から面積の学習を始め、前回はあのちょっと面倒な㎡、a、ha、㎢などの大きな面積も出てきました。
しかし、予想を遥かに上回る出来具合で、81haは0.81㎢のような、小数になるものでも、全く助けを必要とせず、ほぼ全て自力で解いてしまいました。
にもかかわらず、なぜか「周りの長さが160mの正方形の土地の面積は何㎡か」という問題で悪戦苦闘。何か勘違いしていそうだと思い、紙に正方形を描いてもらい、周りの長さとはどこのことか確認。それでもまだダメだったので、1つの辺の長さを確認したところ、それは40mと答えたので、そこを何か勘違いしていたのかなと待っていると、なぜか80㎡という答えが。そのほかにも推測不能な答えも出てきたのですが、念のためと思い、正方形を描き、辺の長さに3㎝と書いて、その面積を尋ねると、即答で9㎠と。「うん、そうよね。じゃあ1辺が5㎝なら?」「25㎠」「うん、そうそう。じゃあ1辺が10㎝なら?」「40㎠?」なんでや!?(苦笑)
因みにこの子は10×10ぐらいはもちろん余裕ですし、2桁×2桁の掛け算はもちろんきちんとできるのです。だから尚更なぜ??という状況で、そこを抜け出すのに相当時間がかかりました。
でも、おかしかったのはほぼその問題だけなんですよね。その前後、もっと面倒だったり、複雑だったりするものは、何の助けも必要とせず解いてしまったので。
ほんと、なんだったんだろう…。

さて、6月もあっという間に半ば過ぎ。来週もどうぞよろしくお願いいたします。

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2023年6月16日 (金)

ケアレスミス

ケアレスミスをしないという人はいないかもしれませんが、まだ小さい子で、能力的には問題ないのに、つまらない間違いを多発するというような場合、ちょっと気になることがあります。


元々、ほとんどの子はまだ小さいうちは考えるということに大人が思うより遥かに時間が必要です。にも関わらず、たくさんさせて反復させれば速くできるようになると多くの大人が思ってしまっている面もあり、じっくり考えるだけの時間を与えられぬまま、なんとなくで答えを出して先に進んでいっている場合があります。
ひとつひとつをじっくり考えると、こなせる問題の数は限られます。しかし、小さい子にとって本来適量とは言えない量の反復をさせようとしたら、やらねばならないということで、ひとつひとつ丁寧にとはいかなくなります。
やっつけで、とにかく終わらせるということに重きを置いてしまうと、最後にあと一歩ぐっと詰めて考えさえすれば、スッキリ理解できて本物の力になるかもしれないところを、その手前で、間違っていたらそのときはそのときというような取り組み方をせざるを得なくなっても不思議はありません。

まだ小さい子で、算数の能力には問題なさそうなのに、つまらないミスをそれなりの頻度でするというお子さんがいたら、与えている量がその子にとって適切かどうか、よく様子を見てあげることも大事かもしれません。

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2023年6月15日 (木)

ニュータイプ?

先月末から一緒にレッスンをしている中学生は、かなり珍しい、これまで記憶にないタイプの子かもしれません。

数学で困っているとのことで来てくれたのですが、体験レッスンをしても、能力自体は問題なさそうで、むしろ数学のセンスは高そうでした。しかし、学校で習ったことを驚くほど何も覚えておらず、最低限絶対覚えなくてはならないことさえ覚えていないから、どうにもなっていないという印象です。(例えば、試験範囲に一次関数が入っていて、既に授業もかなり進んでいるようなのに、一次関数の一般式もすんなり出てこず、傾きや切片という言葉も忘れており、またそれが何を表しているかの記憶もないというような状態で…。)

それにも関わらず、とても楽しそうに取り組み、考えることも全く嫌がらない上、まだ習っていないことでも「これ、できたらすごいかも!」などと言えば、やる気満々で粘り強く考えようとしたりもします。
こんな子がどうしてそこまで数学で点数が取れないのか、本当に不思議なのですが、習ったことをすぐにきれいさっぱり忘れてしまうことが原因のような気がします。

これまで、算数や数学で困ってここに来てくれた子は大勢いますが、ここまで楽しそうに問題に向き合い、考える力もあるのに点数が取れないというのは私にとっては初めて出会うパターンかもしれません。
前回の試験では一夜漬けで(前日にやったことは翌日はまだ覚えていたようで)平均点以上を取ってくるという離れ業?もやってのけたのですが、次のレッスンではほぼ全て抜けていましたので、解決策を見つけなくては…。

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2023年6月14日 (水)

好不調

今日は最初のレッスンの子たちはしっかり頭が働いている感じで、見ていても安心だったのですが、次のレッスンに来た一人は久しぶりの絶不調。
普段のその子ならすぐに解けるはずのものがことごとく解けず、助け舟を出して今度こそはいけるだろうと、少し待ってみても気づかず…。
例えば、18秒で100m進む人の時速を求める問題で、あまり止まっているので、1時間は何秒か尋ねたところ、3600秒とすぐ答えました。それなら大丈夫だろうと思ったのに手が止まったままだったので、3600秒は18秒の何倍か尋ねると、少し考えて200倍と答えました。今度こそは大丈夫だろうと思ったのですが、やはり完全ストップだったので、36秒なら何m進むか尋ねると、これも少しだけ考えて200mと答えました。
しかし…今日はそれでもだめで、それなら1秒に何分の何m進むか尋ね、そこからもまだ何度かやりとりをして、ようやく正解にたどり着きました。
普段のその子なら、全く助けなくても解くか、少なくとも3600秒が18秒の200倍と答えた時点で即答えが出るはずなので、一体何があったんだろうとちょっと心配になりました。

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2023年6月13日 (火)

今日は暑かったからか

私は室内でほとんど動かないので、さほどでもありませんでしたが、今日は少し気温も上がり、学校で過ごした子ども達にとっては少し暑かったのかもしれません。
どうもぼーっとして頭が回っていない感じの子がちらほら。
そんな中、新年度が始まって以降、ずっと好調を維持している6年生さんは、今日もなんだか楽しそうに問題に取り組んでいました。
なにより嬉しいのは、時間、分、秒などを分数を使って表したり、分数で表されたものを整数で答えたりという問題をしてもらっていたとき、4分の1時間などの問題で、迷わず時計の文字盤を見て、「ああ、15分か!」とかいうように、大きさのイメージが伴ってきたことをしっかり感じられたことです。
そのほかも図を描いて尋ねると、このぐらいというのをきちんと表せるようになってきましたし、反応がポジティブで、たとえ間違ったとしても常に楽しそうなのが、本当に喜ばしく思います。
楽しいと感じられれば、積極的に取り組む気持ちになれますし、小学校のうちに算数に対する抵抗感がなくなったことは本当に大きいと思います。

さて、明日の子たちは元気に来てくれるでしょうか。
しかし、マスクは息苦しい季節になってきましたね…。状況的にレッスン中、まだ私は外しませんが。

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2023年6月12日 (月)

今日もまた…。

今日は実家に用があって少し出かけはしたものの、そのほかは結局しようと思うことはろくに捗らぬまま1日を終えてしまいました…。
その分、明日からまたしっかりがんばりたいと思います。
今週もどうぞよろしくお願いいたします。

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2023年6月11日 (日)

オフ

今日は更新お休みします。

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2023年6月10日 (土)

タイミング

当初は引き算になると10まででも激しく抵抗し、通っていた教室では全く先に進めなくなってしまったとのことで来てくれ始めた低学年さんは、数々のバトル?を繰り広げつつ、泣いても帰れないということを理解し、少しずつ、私ができるということはどうやらやればできそうだと思ってくれるようにもなり、今では拒否反応も随分和らぎました。
それでも、新しいことを学習するたび、ほぼ毎回ネガティブな反応が出るのですが、その反応を見たくないからと、助けすぎるとその子のためにならないことはよくわかっているので、それは覚悟の上で、悪態をつかれようとも負けることなく向き合います。

その子は、ここにくる以前に九九は暗記していたので、掛け算の問題はご機嫌で解いていました。(そのときは、意味はほとんど理解していませんでしたが。)ですので、あまりのない割り算は抵抗なくいけたのですが、あまりのある割り算になると、再び拒否反応が。
意味を理解してもらうため、とにかくやる気になってもらうためということで、まどろっこしいながらも、マルを描いて、それを3個ずつとか5個ずつとか、割る数の分で囲んでいき、何回囲めてどれが残るかということを繰り返してもらったところ、本人が簡単だと感じると放っておいてもやってくれるので、とにかくひたすらマルを描いて、囲んで、数えて…ということを機嫌よく繰り返していました。

ただ、描いて数えるということを繰り返しているだけで、そこからどう考えたらいいかには考えが及んでいないようでしたので、ご機嫌でマルを囲んでいるところに、そろそろ大丈夫かなと、「ねえ、それ、ずっとマルを描いて数えなくても、あなたが得意な掛け算で考えられるはずなんだけどなぁ」と声掛けをしたところ、描いて考えらたらどんどん解けるというところで機嫌がよくなっていたところに、自分が得意な掛け算と言われたことで、ハードルが下がったのか、すんなり聞き入れてくれて、どう考えなさいと言わなくても、ちゃんと答えが出せるようになりました。
きっとその子にとってよいタイミングで声掛けができたのかもしれないなとホッとしました。

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2023年6月 9日 (金)

どうして??

今日のあるレッスンは、うちの教室にしては割と珍しく、学校は違うものの同じ学年で来てくれ始めた時期も比較的近いこともあり、進度もほぼ同じ2人のレッスンです。
2人は性別も異なるし、タイプも全く違うのですが、今日は何とも不思議なことが。
前回は警報の影響でレッスンを休んだため、2週間ぶりに来たのですが、あまりのある割り算の学習を始めたところで、宿題には39個のクッキーを5人や9人で分けると、いくつずつ分けられていくつ余るか、クッキーの絵を見ながら考えてもらうものが出ていました。
1個ずつなら1×5、または1×9なので、まだ残っている、2個ずつなら、3個ずつなら…と順に考え、いくつまでは配れて、いくつからはクッキーが足りなくなるかを答える部分は2人ともできていました。
しかし、ひとり何個ずつでいくつ余るかを答えるところに(ひとりの子は5人で分けた場合、もうひとりの子は9人で分けた場合を答えるプリントでしたが)なぜか2人揃って、数字は少し違うものの、ひとり三十数個配れて、四十数個あまるというような答えが書かれていました。
2人の宿題を見る順に少し時間差があったので、先に見た子に「39個しかないのに、どうやって40個以上あまるの??」とびっくりした後で、まさかのもうひとりも一体何をどう考えたんだ??というよく似た答えを書いていたので更にびっくり。思わず大笑いしてしまいましたが、笑いごとではないような…。

その後直しをしてもらいながら、ひとりの子はどうも今日は不調だったようで、39個を5人に分けるということがピンとこず、おはじきを39個渡して分けてもらおうとしたのに、5個ずつ分けていって、ひとり分は何個か尋ねると5個と答える謎状態からなかなか抜け出せませんでした。
ただ、その姿を見ていて思ったのが、自分たちが子どもの頃は、家族や友人たちと、トランプなどカードで遊ぶ機会も結構ありましたから、順番に配っていくということを日常で当たり前に何度も経験していたのが、今の子たちはそういう機会が激減しているのではないかということでした。
ゲーム機などで遊ぶ場合、何かを均等に配るということはあまりないでしょうし、家族でトランプで遊ぶという機会も全くというほどないご家庭も珍しくないのではないでしょうか。
カードでも折り紙でも、または家族でクッキーや飴などを同じように分け合うのでもいいのですが、そういう経験は学びとしても大切なんだなと思います。

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2023年6月 8日 (木)

すっかり調子を取り戻した

今日は天気が今ひとつだったせいか、小さい子はやや調子が上がらない感じだったりもしましたが、昨年度ほぼまるまる調子を落としていた高学年さんが新学期スタート以降ずっと楽しそうで、考えることにも前向き。まだよくできるというところまでは行ってはいないものの、学校の算数でお手上げ状態になってから来てくれたことを思えば、今は学校の授業では恐らくほぼ困っていないだろうと思えるので、その姿を見ていて本当にほっとして、喜ばしく思います。

元々、来てくれた当初、劣等感が既に色濃くなっていたのか、解けないだけでなく、問題を前にしていつも自信なさそうで、できるものもできなくなりそうな状態だったので、さすがにそこからは抜け出してほしいと願っていました。
ですので、問題を前に、ちょっと難しそうなものであっても、楽しそうに挑んでいく姿が見られて本当に本当に嬉しいのです。

勉強に限らず、運動でも、芸術でもなんでも、人それぞれに興味の差、能力差がありますから、同じように努力したからといって、同じ結果が出るということはありません。ですから、勉強が嫌いな子を勉強好きにさせることは難しいでしょうし、能力に恵まれなかった子が一所懸命努力しても抜群にできるようになるということは恐らくないでしょう。だからこそ、苦手な子も、それを劣等感にしてしまわないで済むような手助けができればと思っています。
もちろん、そこから抜け出すことでやる気を出し、伸びていく可能性もありますが、まずは少しでも自信を持てるようになることが大事なのでしょう。
これからもそんなお手伝いができると幸せだなと思います。

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2023年6月 7日 (水)

心配ですね

新型コロナの感染者数の発表がなくなり、状況がよくわからなくなりましたが、ニュースなどでは学校やスポーツの試合観戦などでクラスターが発生したとか、新型コロナだけでなく、インフルエンザや風邪がかなり流行っているとかを見聞きするようになりました。
教室の子達で5類移行後に感染したというお話は聞いていませんし、身近な知人、友人などからも聞かないので、どうもピンときませんが、心配ではありますね。
どの程度信憑性があるのかわかりませんが、この3年、子ども達は、コロナ禍以前であれば、普段の生活の中で多少体内に取り込んでいたであろう雑菌などを、マスクや手指消毒、うがいなどをこまめにすることが日常になり、あらゆる菌を遠ざける日々を送っていたと言えなくもないでしょうから、免疫力が落ちているとか、感染しやすくなっているといわれると、そういうこともあるのかもと、尚更気懸りです。

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2023年6月 6日 (火)

ほんとに変わったなぁ

今日は中2の早い時期から一緒にレッスンをしていて、春から高校生になった子とのレッスンもあったのですが、高校合格後も入学後も色々予定が入ってほとんどレッスンできなかったので、前回も今回も、過去のことをどれだけ覚えているかちょっと不安を感じつつレッスンをしたのですが、前回は中間考査前でとりあえず範囲をざっとさらうしかなく、理解はある程度できていそうだけど練習量は足りないだろうなと感じました。
テストが終わったので、授業ですることに戻れるかと思いきや、今週末に実力テストがあるとのことで、今回も学校から渡された課題を振り返ることになりました。
中学校の復習内容が多く、ブランクもあったので、結構忘れているのでは…と思いきや、忘れていることはごく僅かで、何より、問題を前にして、分からないけどこんな感じだったかなというような解き方を全くしなくなったことに、改めて感動しました。
中2の初めに来た頃は、習ったことの記憶が曖昧なものがとても多く、また、解き方を覚えて、それを使って解くのが数学という状態になっていたため、考えることが当たり前になるよう、何度も何度も働きかけたのですが、学年が上がっていればいるほど、切り替わるのに時間がかかることも多く、本人の忍耐力が続かなければ、切り替えれないまま、暗記と反復で突き進むしかない場合もあると思うのですが、この子は本当にコツコツがんばったなぁと、えらかったなぁと、ちょっとしみじみしました。

最近一緒にレッスンを始めた低学年さんは、まだ低学年にして、既に覚えたことを使って解く勉強を結構してきた印象で、今はそれを切り替えるのに辛い思いをしているのを感じます。
それでも少しずつ変化してきているのも感じているので、なんとかここで嫌にならず、乗り越えてくれることを願うばかりです。

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2023年6月 5日 (月)

今日も…。

今日は振替レッスンなどもなく、お休みだったので、のんびり過ごしてもまあいいのかもしれませんが、我ながらあまりのだらだらっぷりに自己嫌悪に陥るよくあるパターンになってしまいました…。
明日からまた1週間、どうぞよろしくお願いいたします。

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2023年6月 4日 (日)

オフ

今日は更新お休みします。

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2023年6月 3日 (土)

みんながんばりました

結局今日はみんな運動会が実施され、がんばった後にレッスンに来てくれたので、レッスン中に眠くなる子もいるかもしれないなと心配していましたが、暑いといってもまだ過ごしやすい程度だったこともあるのか、幸いどの子も眠くなったり、頭が回らなくなったりすることなく、がんばって取り組んでくれました。

前回のレッスンでも意外に思ったのですが、数量感覚が身に付きづらく、学校の進度を考慮して、ひとまず筆算で答えを出せたらいいことにして先に進んでいた子と、そろそろもう一度おさらいをしてみたほうがいいかもということで、100までの足す・引くからやり直していると、予想より遥かにスムーズに答えが出せているのです。
普段、筆算をするにも、ひき算だと指を折って数える癖が抜けず、その姿を見ていると、もしかして10までの数すら怪しくなっているんだろうかと心配になったりしていたのですが、100までの繰り下がりのあるひき算でも、筆算をすることなく、上の位から暗算で答えが出せていました。
この調子なら1000までも以前よりスムーズに理解できるかもしれないと、ちょっと楽しみが増えました。

数量、大きさの感覚が伴っていないと、小数や分数、面積や体積なども、ただ計算の仕方を覚えて答えを出すだけになりがちで、実際その子もでこぼこした立体の体積などになると、どこを選んでかければいいかの判断がつかないときがあり、運が良ければ正解するけど実際に大きさのイメージはできていなさそうという状態になっていたので、再度おさらいをしてみることにしました。
これで、これまで、学校で習ったもののよく意味が分からず何となく計算していたものの意味が少しでもつながるといいなと思います。

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2023年6月 2日 (金)

警報につき

今日はレッスン時間頃には随分雨風共に収まってはいましたが、皆さんお休みされることになりましたので、明日の準備と事務仕事に出勤するつもりで支度をしていたところ、今週初めに予約してきたスマートホンが(そのときには遅ければひと月ぐらいかかることもあると言われたというのに)もう入荷したとのお知らせが。
ある意味この上ないグッドタイミングということで、早速出向き、機種変更をしてきました。
その足で出勤するつもりだったのですが、設定をしないとメールの受信もできない状態のようだったので、一旦帰宅。データ移行をした後にあれこれ設定をしていたので、とっぷり日が暮れてからの出勤となりました。

明日は運動会の予定の学校も多いようですし、天候自体は持ち直すようですが、これだけ降ると運動場の状態はさすがに大変なのではと思わないでもありません。
少しでもいいコンディションでみんなが楽しい運動会をできますように。

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2023年6月 1日 (木)

6月スタート

今日から6月。天候は夕方以降下り坂で今はかなりの雨。明日以降更に雨が強まるとか。
そんなこんなで天候はスッキリしないものの、今日はなんだかとてもいい1日でした。
最初のレッスンの年長さんは、たった1週間の間にまたぐっと成長したのを感じられてびっくり!10の合成も前回と比べると驚くほどすんなり出るようになっていました。
次のレッスンに来たこの一人は、もう何か月にもわたって宿題にまともに取り組まず、ここ最近はただの1問すら手つかずで持ってきたことも。
嫌ならやらなくてもいいけど、そもそもそこまで嫌なのだったら、無理して教室に通うことはないのだという話ももう何度も何度もしているのに、教室ではがんばるし、全くやってこないから先に進めないし、時間もお月謝ももったいないよというような話をすると目に一杯涙をためたりもするのに、状況は改善せずで、私としてもどうしたらいいのか…という状態だった子が、本当に久しぶりに笑顔を見せ、宿題も半分ほどではあったもののやってきていて、順調にレッスンが進みました。
そのほかの子達とも和やかに、穏やかにレッスンができて、今日は私もずっと笑顔だったのではないかと思います。
とても幸せな日になりました。
こんな日が1日でも多くありますように。

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