嬉しかったんだろうな
先日体験レッスンをさせてもらい、中間考査前にあと1回、体験を含め2回のレッスンで、本人いわくとても苦手な数学1(私立中なので数学が2つに分かれている)の一次関数の試験範囲を一緒に学習した中2さん。
レッスンをしてみたところ、もう中間考査1週間前にもかかわらず、一次関数の一般式や、切片や傾き、比例定数という用語など、覚えなくてはどうしようもないものもかなり怪しい状態で、さかのぼれば、「代入」という言葉も知らず、連立方程式を習った記憶もないなど(当然習っていたわけですが)、なかなかすごい状態でした。
ただ、頭自体は結構いいのではという印象で、ちゃんと覚えるべきことを覚え、考えたら、すぐにでも結果に表れるんじゃないのかなとは思いました。
それでも、2回目は試験前日でしたし、取り組んだ問題量は圧倒的に少ないわけで、本人は結構分かった、いい感じだと言ってはいたものの、学校で習ったはずのことをそれだけ覚えていないのであれば、今は覚えていても明日使えるかどうかわからないなとも思いましたので、私自身は点数に関して特に何も考えていませんでした。
それが、レッスン時間の確認の電話をしてきた際、進んで試験結果を報告してくれて、なんと、本人がいう「めっちゃ苦手」な数学1の試験、学年の平均点より15点高い点数を取ったとのこと。
なんぼ何でもそれは急激な変化すぎないか?(汗)
レッスンで感じた、頭自体は良さそうと思ったあの印象は、思った以上にすごいのかもと、ちょっとびっくりしました。
しかし、これがきっかけでやる気を出してくれるか、たった2回のレッスンで平均点を余裕でクリアできたんなら、試験前だけやればいいやと思ってしまうか、それはちょっと心配なところではあります。
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