ちょっと意外だったこと
今日のレッスンの子の宿題で割り算の文章題で、少し意地悪というか、状況をイメージせず、出てきた数字だけで適当に解く子はほぼ確実に引っ掛かる問題がありました。
というのは、私のうちに友達が5人来て、「みんなで」折り紙を分けるという問題だったのですが、きちんと問題を読み、それをイメージすれば、42枚を友達5人と自分、6人で分けることになるのを、42÷5としてしまう子もいるわけです。
今日のある時間は、学校が違う同学年の子が一緒にレッスンをしていて、2人ともそれが宿題に出ていたのですが、ひとりはきっちり引っ掛かり、「算数というより国語かもしれない」と言って再考を促したら、「もしかしてこれ、私も入れる?」と質問が。
そこで敢えて「じゃあ、うちに友達が1人遊びに来て折り紙を分けるんなら42÷1にするの?」と尋ねると、割る数を6にして答えを直してくれました。
その子は文章を読むこと自体は特に苦にしない子なのにきっちり引っ掛かっていたので、算数のセンスはあるものの、文を読むのが好きではないもう一人の子は間違っているかもなぁと思って見てみると、式すら書かずに7枚と答えが書かれていました。
教室を始めた頃、お絵かき問題を、問題を読み終わった瞬間に絵も式も書くことなく即答する男の子がいたのですが、その子は問題を読みながら、絵を描くまでもなく、頭に光景が浮かんでいるんだなということを感じたのを思い出しました。
今日のその子も、算数のセンスはしばしば感じる子なので、そうか、きっと光景が思い浮かんだんだなと納得しました。
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