ぱっと表情が変わる瞬間
今日の年長さんとのレッスンでのこと。性別によるものもあるのかもしれませんが、現時点では、お絵かきや色塗りは大好きだけど、数への興味も形への興味もあまりないタイプの子なので、積み木を形に合わせておくようなパズルも、それほど楽しそうではありません。
そのため、少しでも難しいとてきめんに表情に現れ、つまらなそうな不快な顔になります。
それでも、そのたび助けていては、いつまでも分かる楽しさ、気づく気持ちよさを感じてもらえないかもしれないので、励ましつつ、ほんの少しずつヒントを出したりして、様子を見ます。
すると、さっきまでは嫌だなぁ、難しいなぁというような顔をしていたのに、手掛かりとなる2つの積み木の置き場が決まった瞬間「あ!」という表情に変わりました。
子どもによってどこまで粘れるか、我慢できるかの差があるので、加減は本当に難しいですが、分からないからといって助けすぎると、気づいた瞬間の快感を感じる機会を奪ってしまいますし、かといって、難しそうだからと途中で教えて終わりにしてしまえば、その子にとって、それは難しくて嫌だったものとして刻まれる可能性もあります。
そうならないよう、できるだけ、本人が気づいてスッキリするところまで、うまく導けるよう日々努めています。
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