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2023年4月25日 (火)

やはり言わない

先日から一緒にレッスンさせてもらい始めた1年生さん。今日も元気に来てくれて、楽しそうに取り組んでくれていました。
しかし、積み木を色々な方向から見るとどう見えるかの課題を考えていたとき、1問目は何の問題もなく解いたにも関わらず、2問目でおかしくなり、言葉かけをしても気付いてもらえず。何の勘違いをしているのか分からなかったので、実際に積み木で作ってもらったのを見てもらうことにしたところ、見ても正しく描けなくなっていたので、何かおかしなスイッチが入ったかなと思い、一旦それは保留に。

しかし、突然元気がなくなったように思えたので、途中で課題を変えられたのが嫌だったんだろうかと思いつつ、次の課題への取り組みを見ていても、どうも様子が変です。
これ、もしかして眠いのでは?と思ったので、「眠い?もし眠いんだったら立ち上がってみてもいいし、ちょっとうろうろしてもいいよ?」と言っても無反応。しかし、まだ付き合いが浅いながらも、明らかにいつもの様子と違うので、やはりさっき途中で課題を変えたのがいけなかったんだろうかとますます不安に。

でも、考えている間じっと見ていると、やはりこれは眠いので間違いない!と思える状態になったので、「お水飲む?眠いものは大人でもどうしよもないから、なんで眠いのよ?とか言わないよ?」などと声をかけても無反応…。

長年本当に不思議なのですが、小さい子の多くは、明らかに眠いんだと分かる様子でも、「眠い?」と尋ねて肯定してくれることはほぼありません。むしろ眠くないと否定する子すらいるぐらいです。
今日の子も結局一度も眠いということは認めてくれませんでしたが、ほんの少しだけ眠気が抜けたかなと思うタイミングでもう一度「お水飲む?」と尋ねたところ、水筒を持ってきていたらしく、静かにうなずいて自分の水筒から飲み、その後トイレにも行って、ほぼ復活してくれました。
やはり眠かったんだなと、ちょっとホッとしました。

でも、本当に、なんで認めてくれないんだろうなぁ。

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