目覚ましい変化
ある低学年さんは、去年一緒にレッスンを始めた頃は、既に学校で習っているような時計の問題にも結構苦労していて、既に通り過ぎたところで足踏みをしていると、どんどん後手後手になってしまうので、ひとまず時計はまた機会を見つけてすることにしようと思っていました。
しかし、その後、なるべく学校で習うより先にしたいと思っていると、なかなか復習に戻る機会のないまま、新たに秒を学習することになりました。
当初は算数でお困りとのことで来られたものの、様子を見る限りでは、算数のセンスは結構あるのでは?と思っていたので、さて、秒の学習のついでに時間や分が出てきたら、どんな反応になるかしらと思いつつ様子を見ていたのですが、驚くぐらい全く嫌がる様子もなく、おまけに、苦手とする子も少なくない60秒で1分、60分で1時間の換算が必要な足し算やひき算でも、なんだか楽しそうに、そして特に助ける必要もなく解いていくではありませんか!
驚くことに、4人の子が走って1分15秒、84秒、1分41秒、91秒かかったという問題を読んですぐ、一番時間が短いのが誰か即答したかと思えば、一番時間が長いのも、迷うことなくすぐに選んだり、繰り下がりが必要な引き算も全く面倒がらず解いていくのを見て、去年困っていたのは、ただ単に学校の先生との相性のせいだったのではないかしらと思いました。
あんなに自信がなさそうだったのに、今ではもう別人になったかのようなその子が、このままもっともっと自信が持てるよう、私もサポートしていきたいと思います。
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