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2023年4月30日 (日)

4月最終日

今日で4月もおしまい。
1年の3分の1がおしまいですね。早いなぁ。
5月も元気に、しっかりレッスンできるよう努めたいと思います。

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2023年4月29日 (土)

昭和の日

古い人間にとってはまだ天皇誕生日というほうが馴染みがあるかもと思う昭和の日。
今日は年間予定ではお休みにしたものの、来週6日をお休みにして今日レッスンにした方が連休の予定がある方にはいいかなと思い、ご希望を伺ったところ、今日のご希望の方も何人かおられたので、私は今週も来週も土曜はお仕事となりました。

先日来、なぜかはめごろしの窓のブラインドからハエが現れるという話を書きましたが、バルサンを焚いても、未だ出勤してくるとブラインドに1匹とまっているとか、羽音がするとか、冗談抜きにブラインドからハエが生まれているのでは?と思うような状態が続いていて、それもあって、万一室内の見えないところに何か食べ物などがあって、そこに…というようなことがあったら怖いので、普段使わないもので、ついつい後回しにして放置していた場所などを、レッスンがないときに少しずつ片付けています。

それでもやはり室内にはハエの発生源らしきものが見当たらないので、ホッとするやら、解決せずモヤモヤするやら…。
片付けの流れで、今日は少し事務机の引き出しも整理したのですが、普段全く触る必要がないところから、あ、こんなものが…というようなものが出てきたりして、ほかもちょっとずつ整理しようと心に誓いました。(苦笑)

来週月曜はもう5月。2日火曜と6日土曜のみのレッスンとなりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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2023年4月28日 (金)

力が抜けるといいな

最近レッスンをさせてもらい始めた低学年さんは、恐らく賢い子なのですが、これまでにお勉強も含め、色々な習い事をしていて、そのお勉強の中には、恐らく教えられて覚えて繰り返すということがメインだったんだろうと思うものもあったりで、今は様子を見ながら、じっくり考えてもらうことに慣れてほしいと思っているところです。

そんな中、ちょっと気になっているのが、問題を考える際にものすごく体に力が入っていると感じることがあるということです。
そういえば、過去にもそういう子がいたなと思い出しましたが、まだレッスンが始まって日が浅く、速く答えを出さなくてはとか、間違ったらどうしようとか、何らかのストレスを感じているんだろうなという感じで、かすかな唸り声まで出しているという子もいました。

自分の頭であれこれ考えるというのは、本来そんなに力を入れるものではないと思いますし、むしろ体に力が入っていると、じっくり考えられないのではないかという気もします。
過去に唸っていた子は、レッスンを重ねるうち、自然と力が抜けていった気がするので、新たにレッスンをさせてもらうようになったその子も、レッスンを通して、焦らなくていいということや、自分でしっかり考えてわかったときの気持ちよさなどを感じてもらうことで、力が抜けて楽になったらいいなと思います。

さて、明日は年間予定では通常レッスンはお休みですが、イレギュラーで3人レッスンに来てくれる予定です。
4月のレッスンは明日でおしまい。
明日もどうぞよろしくお願いいたします。

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2023年4月27日 (木)

久しぶりの笑い声

算数で苦戦して来てくれることになった当時4年生だった子は、それまでのおさらいをする範囲が広かったこともあり、週2回のレッスンをさせてもらった結果、何か月か経った頃から、レッスンをしていても楽しそうな表情を見せてくれることが増えてきて、ちょっと安心し始めていました。
しかし、何があったのかはわからないものの、その後長く長くやる気が見られず、調子の上がらない時期が続き、私も悩んでいました。

というのも、これまでの経験上、苦手だった子が変化を見せ始め、楽しそうに取り組んでくれるようになった場合、そこからまた元の状態に戻ったり、やる気を失ったりする子に出会った記憶がなかったからなのです。
もちろん、苦手だったり、嫌いだったりする子が、そのまま楽しいと思ってもらえぬままお別れすることになった経験はありますし、十分できるようになっても算数は嫌いなままだったという子も中にはいますが、楽しそうに取り組み始めた子が表情を失い、考えられなくなるというのはとても珍しい経験でした。

何が原因か分からぬまま、色々な声掛けをし、話をし、この状態でレッスンを続けていて、何かお役に立てているのだろうかと悩みもし、正直におうちの方に伝えたこともありますが、これまた何がきっかけだったのかわからないものの、6年生になってから取り組み姿勢に再び変化が見えてきたように感じていたところ、今回のレッスンで本当に久しぶりに、「うわ、なんでや?」と楽しそうに声をあげたり、自ら進んで時間を延長して問題を終わらせようとしたり、笑顔や笑い声、真剣に考えている顔と、いい表情をたくさん見せてくれました。

本人はそんなこと想像もしないだろうと思いますが、その笑い声を聞きながら、思わず涙が出そうになりました。
なんとかこの状態を長くキープしてもらえるよう(とはいえ、やらなくなったときも今回も、何がきっかけだったのか分からないので、どういう方向で努力すればいいのか難しいところですが…)私もがんばっていこうと思います。

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2023年4月26日 (水)

それぞれの「ちょうどよさ」

うちの教室はどの子にも完全個別対応なので、算数が得意な子にも苦手な子にも、助け過ぎず、極力教えずということを心がけつつも、それぞれの子にとってよい加減になるよう、できるだけ努力しています。
たとえば、10の説明のうち1か2を聞けば分かってしまう子には、まずは説明を一切しないところから始めてみたり、10の説明を全部しても分からないかもしれない子には、表情を見ながら、まず8か9ぐらいまで説明したり、助けたりしつつ、まだ無理そうであれば10、11…と増やしていきます。(数値はたとえですが。)

パズル問題のルールなどでも、初めてする際には説明するのですが、その説明も大半を端折っても理解しそうな子には、敢えてその極力端折った説明をして反応を見ますし、苦手そうな子にはルールを伝えた上で、例を作ってやってみせたり、更なる説明をしたりします。
基準はあくまでも一人ひとりの子が自分で考えられる手前辺りまで説明する、助けるということなのですが、言葉にするのは簡単ながら、何年やっていても、その加減はなかなか難しいところでもあります。

ただ、説明されるのを聞くというのは受け身の作業で、子どもの印象に残りにくいので、先に説明し過ぎるというのは絶対に避けたいところです。
そのためにも、子どもの表情を見つつ、このぐらいでいいかな?もう少しかな?という加減をします。

それを考えると、学校の先生は本当に大変だなと思うと共に、学校の授業がちょうどいい、受けていて楽しいという子どもは限られていても仕方ないんだろうなとも思います。

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2023年4月25日 (火)

やはり言わない

先日から一緒にレッスンさせてもらい始めた1年生さん。今日も元気に来てくれて、楽しそうに取り組んでくれていました。
しかし、積み木を色々な方向から見るとどう見えるかの課題を考えていたとき、1問目は何の問題もなく解いたにも関わらず、2問目でおかしくなり、言葉かけをしても気付いてもらえず。何の勘違いをしているのか分からなかったので、実際に積み木で作ってもらったのを見てもらうことにしたところ、見ても正しく描けなくなっていたので、何かおかしなスイッチが入ったかなと思い、一旦それは保留に。

しかし、突然元気がなくなったように思えたので、途中で課題を変えられたのが嫌だったんだろうかと思いつつ、次の課題への取り組みを見ていても、どうも様子が変です。
これ、もしかして眠いのでは?と思ったので、「眠い?もし眠いんだったら立ち上がってみてもいいし、ちょっとうろうろしてもいいよ?」と言っても無反応。しかし、まだ付き合いが浅いながらも、明らかにいつもの様子と違うので、やはりさっき途中で課題を変えたのがいけなかったんだろうかとますます不安に。

でも、考えている間じっと見ていると、やはりこれは眠いので間違いない!と思える状態になったので、「お水飲む?眠いものは大人でもどうしよもないから、なんで眠いのよ?とか言わないよ?」などと声をかけても無反応…。

長年本当に不思議なのですが、小さい子の多くは、明らかに眠いんだと分かる様子でも、「眠い?」と尋ねて肯定してくれることはほぼありません。むしろ眠くないと否定する子すらいるぐらいです。
今日の子も結局一度も眠いということは認めてくれませんでしたが、ほんの少しだけ眠気が抜けたかなと思うタイミングでもう一度「お水飲む?」と尋ねたところ、水筒を持ってきていたらしく、静かにうなずいて自分の水筒から飲み、その後トイレにも行って、ほぼ復活してくれました。
やはり眠かったんだなと、ちょっとホッとしました。

でも、本当に、なんで認めてくれないんだろうなぁ。

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2023年4月24日 (月)

4月最終週

4月もあと1週間。週末にはゴールデンウイークが始まる方もおられるのでしょうね。
教室は29日、5月6日はレッスンがあります。
今週もどうぞよろしくお願いいたします。

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2023年4月23日 (日)

オフ

今日は更新お休みします。

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2023年4月22日 (土)

どうした、一体??

今日はなんとももやもやする1日でした。
最初のレッスンに来た高学年さんは、もうそこそこベテランで、しっかり考えることができる子だというのに、真面目に取り組んでいる様子にも関わらず、とにかく計算が遅い。普段なら閃くような感覚が全くない。挙句は20までの足し算の答えを指を使って考える始末…。
本来ならこのぐらいできるだろうと予想して用意していたものの3分の1ほどしか進められませんでした。

どうしたんだろうと思いつつ、次のレッスンの子のひとりも、その子は元々ゆっくりさんではあるものの、繰り下がりの計算は筆算を使えばきちんとできるはずなのに、103から5をとると(10.3から0.5を取るような計算でしたが)ただの8になってしまう状態から抜け出せず、何か今日はおかしいなと思って、数の積み木を103個見せて「ここから5個取ると8個になる?」と尋ねても、すぐには反応してくれず、じ~っと見つめ、恐らく数を数えて、どうにかこうにか98と答えが書けたなんてことがあったり(ほかにも繰り下がりをあれこれ間違っていました…)、その後も、自分できちんと式を書き、確かめもし、声に出しているのに、てんで違う答えを何度も書く3年生さんがいたり…。

どの子もいい加減にやっている感じではなく、考えようとしている様子だったり、自分で書いたものを確かめて口にまで出していたりするのに、え????と思う答えが出てくることが多発したので、さすがに今日は何か調子を狂わす日なんだろうかと心配になりました。

それでもどうにかこうにか今週も終了。
来週はまた子ども達の調子が戻っているといいのですが。

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2023年4月21日 (金)

目覚ましい変化

ある低学年さんは、去年一緒にレッスンを始めた頃は、既に学校で習っているような時計の問題にも結構苦労していて、既に通り過ぎたところで足踏みをしていると、どんどん後手後手になってしまうので、ひとまず時計はまた機会を見つけてすることにしようと思っていました。
しかし、その後、なるべく学校で習うより先にしたいと思っていると、なかなか復習に戻る機会のないまま、新たに秒を学習することになりました。
当初は算数でお困りとのことで来られたものの、様子を見る限りでは、算数のセンスは結構あるのでは?と思っていたので、さて、秒の学習のついでに時間や分が出てきたら、どんな反応になるかしらと思いつつ様子を見ていたのですが、驚くぐらい全く嫌がる様子もなく、おまけに、苦手とする子も少なくない60秒で1分、60分で1時間の換算が必要な足し算やひき算でも、なんだか楽しそうに、そして特に助ける必要もなく解いていくではありませんか!

驚くことに、4人の子が走って1分15秒、84秒、1分41秒、91秒かかったという問題を読んですぐ、一番時間が短いのが誰か即答したかと思えば、一番時間が長いのも、迷うことなくすぐに選んだり、繰り下がりが必要な引き算も全く面倒がらず解いていくのを見て、去年困っていたのは、ただ単に学校の先生との相性のせいだったのではないかしらと思いました。

あんなに自信がなさそうだったのに、今ではもう別人になったかのようなその子が、このままもっともっと自信が持てるよう、私もサポートしていきたいと思います。

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2023年4月20日 (木)

今日もいい日

今日は最初に来た年長さんが、レッスンが始まってしばらく、にこりともせず、声も出さず、ご機嫌が悪いのか、眠いのか…という状態でのスタートで、ちょっと心配しましたが、途中から表情が戻り、声も出るようになり、おしゃべりもしてくれるようになったので、恐らく眠かったのかなと。
小さい子は寝起きだったり、眠かったりすると、それだけで泣き出してしまうこともあるので、なかなか難しいところではありますが、今日の年長さんは新年度になって明らかにまたちょっと成長したなと思うところも色々あって、見ていて楽しくなります。算数などの学びに関してはほぼ真っ白の状態で来てくれているだけに、責任も重大。数に興味があるタイプではなさそうですが、算数を嫌いにならないでもらえるよう努めたいと思います。

その後のレッスンでは、新年度になって復調した子が、以前調子がよかった頃のように楽しそうに問題に向き合ってくれている姿が見られたり、算数が苦手で苦労していた子がしっかり考えられているのを感じられる場面が何度もあったりと、今日もなかなかいい日でした。

4月もあっという間に20日。急に気温があがったかと思えば、週末はまた下がるとかで、体調管理にも気を付けなくてはなりませんが、新学期のスタートをみんないい感じに切ってくれて嬉しい限りです。

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2023年4月19日 (水)

嬉しかったのかな

年長の頃から来てくれていて、元々じっくり考えられる子なのですが、昨年度末頃、不調が続いた時期があり、普段なら絶対しないような間違いをしたり、その子には簡単なはずのもので苦労したりということがたびたび起こり、何かあったのか心配していました。
それが、新年度がスタートして、ちょっと復活傾向かなと思っていたところ、前回、今回と、本来のその子が戻ってきた感じで、しきりに感心という場面が何度もありました。

普段、小さい子ながらも冷静沈着という感じで、お話するときもとても丁寧に、無駄な話はほぼしないという子なのですが、2週連続で絶好調だったので、一時不調続きだったのをおうちの方も気にかけておられたしと、お迎えに来られた際に「2週連続絶好調でしたよ!」と伝えました。
すると、帰り際、普段は「さようなら」と控えめに挨拶をして帰っていくその子が、今日は手を振りながら大きな声で「バイバイ」といって帰っていきました。(笑)
よほど嬉しかったのかな。

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2023年4月18日 (火)

この調子が続くといいな

昨年度はもう何度となく同じことを言い続け、虚しさを感じることもあった子が、新学年になってからこのところ、その子にしては割と真面目に宿題にも取り組み、そのせいか、レッスンでも好調を維持しています。

本当に何度も何度も、勉強は自分のためにするものだけど、したくなければしなくてもいいし、特にうちの教室は学校ではないのだから、嫌々来る必要はないのだという話をし、がんばらないのにお父さん、お母さんからお月謝を頂くのは申し訳ないし、もったいないよね?という話もして、それでもなぜか響かない状態が長く続いていたので、そろそろおうちの方に、このまま通って頂くのは勿体ないから…という話をしなくてはいけないかなと思っていたのです。

それが、たまたまなのか、何かこれまでと違うものを感じたのか、先日、自分が高校入学直後に数学で大きく躓いて、本当に大変な思いをした話をし、あのときの私は寝る時間も削って、必死に理解しようと努めたけど本当にできなかったから、もしそれに対して先生が努力が足りないと言ったら、多分言い返していたと思うという話をして、私はあなたがもっとできるはずと思っているけど、この宿題の状態はもしかして自分なりに精一杯、これ以上無理というぐらいやったものなんだったら、怒られるのも納得いかないだろうから、言い返していいよ?という話をして以降、宿題への取り組みがここ数回連続してよくなっているのです。

今の子ども達は本当に色々と誘惑が多い環境で学習をしなくてはいけませんから、誘惑に打ち勝って集中するのは、私達が子どもの頃とは比べ物にならないぐらい大変だろうと思います。
ですから、今の好調がずっと続くとまでは思いませんが、なるべく長く続いて、またサボり始めたときには話をしようと思います。

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2023年4月16日 (日)

オフ

今日は更新お休みします。

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2023年4月15日 (土)

意外な弱点

年長の頃から来てくれていて、ゆっくり、じっくり、確実に進んできた4年生さん。
まず考えるというのが当たり前のものとして身についているので、分からないときには困った表情を浮かべますが、そういうときは必要最低限の手助けをするというのもいつものことです。
小さい頃はもしかしたらあまり算数は得意ではないのかなと思うこともありましたが、今ではすっかりよくできる子になっていて、安心して見ていられます。

今日はそんな子の思いがけない弱点を発見しました。(笑)
今日もレッスン自体は順調すぎるほど順調で、小学生だと苦手な子も少なくはない概数の見積もりの考え方なども結構すんなり理解していて驚いたぐらいなのですが、思考力系の問題で、午前9時から午後3時までの間に長針と短針は何回重なるかという問題で大苦戦。
前回いくら言ってもぴんと来ていない様子だったので、1回目は9時50分になる前ぐらいだと、時計の教具を見せて確認し、2回目は何時頃、3回目は何時頃…と考えて書いてきてもらったところ、2回目は10時と書かれた後、答え「3回」と書かれていました。(苦笑)

重なるというのがぴんと来ていないのだろうかと、何度追いこすかでもいいよと言ったのですが、時計の教具を見せても、10時55分になる前ぐらいで重なって追いこしていくということにどうしても気づいてくれません。
重なる辺りは針を速く回したりしつつ、「ほら、追い抜いたから、その前にどこかで重なってるよね?」と言ってもダメ。
遥かに難しいものでもしっかり考えられる子なので、なんだかおかしくなってきて、少し笑いながら、やむを得ず2回目に重なるところを見せて、確認。その後、11時から12時の間には重なるところがあるか尋ねたところ、なぜかここで突然、「ない。」「じゃあ次重なるのいつ?」「12時。」「じゃあ、1時までには?」「ない。」と、次々正しい答えが返ってくるようになり、無事正解に辿り着いたのも不思議でした。
元々時計や時間の学習をしたときにそんなに苦労した記憶もなかったので、なんでだったんだろうなぁ。

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2023年4月14日 (金)

今日はもやもや

今日は天候も今ひとつスッキリしませんでしたが、レッスンに来た子のうち何人かが、その子なりに一所懸命考えていそうなのに、どうして??という感じで、頭にもやでもかかっているのかしら?と思うほどでした。
例えば、1分は60秒、2分は、5分は、10分は、20分は…とスラスラ答えていたのに、38分はになった途端延々と考え始め、書いた答えは30分にもなっていない答えだったり、次はジャスト30分だったりと何度も何度も間違った答えを書いた後、「30分は何秒なの?」「1800秒」「そうよね?「30分と8分じゃないの?」というとほどなく正解が。しかし、次の41分でも再び足踏み。見ただけで間違っている答えを何度も書いた後、どう考えているのか尋ねても答えてくれず、またも悪戦苦闘。
そんな感じで、何か考えてはいるようなのに、実は何も思い浮んでいないのか??という不思議な状態が続いた子がいました。

別の子は、色々な面積の学習をしていて、公式も何もまだ教えない段階で、図を見て面積を考えてもらっていたところ、平行四辺形もひし形も三角形もきちんと答えを出せていた上、平行四辺形は底辺と高さを掛ければ面積が出ると理解しているのに、三角形の面積(教えなくても図を見て、長方形や平行四辺形の面積を半分にすればいいことに気づいている状態なのに)も「底辺×高さ」で求められると答えてみたり、直しのプリントで、13の倍数というところに前回約数を書いていたので、倍数だと言ってもぴんと来てくれず、ためしにと「2の倍数を小さい方から言って」というと「2,4,6,…」と普通に答えたので、「そう、倍数ってそうよね?」と言ったのに、なぜか13の倍数は「1、13」と答えてみたり…。

う~ん、なんだろう…。
その子達は今日たまたま不調だったのならいいのですが。

明日は雨が降るようですし、学校が始まって1週間、さて、どんな状態でのレッスンになりますやら。

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2023年4月13日 (木)

今日は嬉しい日

今日はなんだか嬉しい1日でした。
昨年度は隔週でレッスンに来ていた新年長さんは、今月から毎週のレッスンになったのですが、今日は心なしか顔つき自体がちょっとお姉さんになったような気がしたところ、レッスンをしていても、明らかに前回までより成長を感じられることがたくさんありました。
ぱっと見たものを頭で思い浮かべられることが増えたり、10までの数もぱっと見て答えられるものが増えたり、あれ?たった1週間で随分成長したなと感じました。小さい子の成長はすごいなぁと改めて実感。

そして、別の時間のレッスンでは、このところずっと宿題の取り組みがいい加減で、そこまでしたくないのであれば、無理に教室に通わなくてもいいのだという話は何度もしており、おうちの方も同じスタンスでおられる子がいて、もう何度そんな話をしているか分からないなと思いながらも、前回もまたこんこんと思うところを話し、さて、今日は…と思っていたところ、いつ以来か分からないぐらい久しぶりに、その子にしては明らかに随分しっかり取り組んできてくれたことが感じられました。
お蔭で、新学年の内容を先に進めることもでき、やってきたものの直しも限られていて、普段なら1時間でも全然思うように進まないのですが、1時間はこんなに余裕があるものなんだなと驚いたほどでした。

とにかく今日はただの一度も大きな声を出す必要がなく、子ども達も頭がしっかり働いている感じで、レッスンが済んでもまだまだレッスンできそうな感じでした。(笑)

今年度はそういう日がたくさんあるといいなぁ。

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2023年4月12日 (水)

思いがけない展開

今日のレッスンは、このところちょっと不調続きだった子は驚くほど絶好調だった一方で、普段よくできる子が今日は全くというほどキレがなかったりと、なんだかちょっと面白い1日でしたが、レッスン前に思いがけない展開がありました。

1年半ほど前、長年使っていた複合機が壊れ、買い替えることになったものの、コロナ禍の品不足真っ只中、うちの教室に置ける希望の機能を持つものでこれなら在庫がありますというものがひとつしかなかったため、選択の余地なくそれを買うことになった機械が、とにかく買い換え当初から何度も何度も不具合を起こし、保守担当の方が気の毒になるぐらい、それこそ、その方の人件費や交換してもらった部品その他をトータルしたら、機械代をもう余裕で越えているのでは?というぐらいの状態だったので、半年の保証が切れる前にやむを得ず付けた1年の保守契約が切れるまでに、ここまで次々と不調が起こる原因を突き止めてほしいとお願いしていました。

色々調べてくださったようで、待つこと3か月近く経ったのではと思いますが、結果が出たのでご報告に伺いますとやってこられた担当の方が、まずは原因を説明してくださいました。(その説明だとどうも説明がつかない不具合も色々あったのですが。)
そして、対処法としてご提案がと、本当ならそれに買い替えるはずだったのに在庫がなかったので買えなかった、今教室にあるよりは型落ちの(今あるのは2021年11月、壊れたときに出たばかりの最新機種でした。)機械に交換するとのお申し出を頂きました。

教室では9割強、黒の印刷しかしないので、その関係で最新機種は不具合が起きているとのこと。機械の仕組み的に型落ちのものは以前の機械の後継機種なのでそれなら大丈夫だと思うとのことで、近々、機械は新品になるものの、やや古めかしくなるという不思議なことが起こりそうです。
まあ、私としては、それで不具合が出なくなれば何も問題ありませんが、1年半近く使った後に、まさか別の機械に交換という提案をされるとは、なかなかびっくりしました。

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2023年4月11日 (火)

体験レッスン

普段はレッスンのある日に体験レッスンが入ることはあまりないのですが、今日は1件、新1年生さんの体験レッスンがありました。
小さい頃から色々な教室や塾に通ってこられ、既に学年より遥か先のことも習われているとのことでしたので、うちの教室や私が果たしてお役に立てるのだろうかと思いましたが、ご紹介ということもあり、一度体験に来て頂き、失望されたらそのときはそのときと、来て頂くことになりました。

ただ、年少の頃にされていたということは、それから随分時間が経ってしまったからか、お子さん自身の記憶には残っていないことが多いようで、もったいなかったなと思ったりしました。

今日のお子さんは十分賢かったので、そういう感じではありませんでしたが、かつて、やはり年少の頃から色々お勉強をさせて(通っていた幼稚園自体もお勉強をさせる幼稚園で)、まだ可能性だらけ、伸びしろだらけの脳は、習ったことをそのときにはあっという間に覚えるものの、教えられたことはそれは見事に忘れ去るという感じで、幼稚園で習ったことは果たして何かこの子の役に立ったんだろうか?と思ったことがあります。

早い時期から大人が教え込んで、それを覚えて再現するタイプの勉強は、多くの場合努力に比してあまり役に立たない、もしくは全く役に立たないということが起こりがちです。
今日別の時間のレッスンの新4年生さんも、小さい頃から色々な習い事、お勉強をして、今もがっつり受験対応の塾に行っているのですが、小数や分数を見ても、量のイメージが伴なっていないらしく、この状態で解き方を覚えて答えが出せても、解いていて楽しいことはないだろうし、解き方を忘れたらお手上げになってしまうのがとても気になっています。(ですので、復習ではあるものの、実際に紙を折って切ったり、色を塗ったり、色々と体感してもらいつつ再度小数・分数を学習してもらっていますが。)

早い時期から学習をさせるのであれば、とにかくお子さんの表情、反応をよく見ながら、じっくり時間をかけて、子どもが考えている間はとにかく邪魔せず見守って、教えること、一方的に与えることは極力減らして、お子さんの自主性、自ら考えることを優先してあげてほしいと思います。
小さい頃の学習は、考えるのに必要な道具や手立てを準備したり、助言したりするために大人がいるというぐらいのつもりで進めるのがいいのではないかなと思っています。

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2023年4月10日 (月)

始業式

多くの子達は今日が始業式だったかと思います。
ニュースでも話題になっていましたが、学校ではマスクを着用しなくてもよくなったものの、外して始業式に臨んだ子はまだ僅かだったようですね。
大人にとっても3年は長く、私など、化粧を普段以上に手抜きしても隠せるし、ほうれい線も隠せるし…と人前で外すのを躊躇うようになっていますが、大人の3年と子どもの3年は人生に占める長さが全く違いますから、外すことにより抵抗を感じる子も多いのでしょうね。
花粉症の季節が過ぎ、5月に5類に以降し、暑くなれば、だんだんとマスクなしの生活になっていくのでしょうか。

明日からまた1週間、どうぞよろしくお願いいたします。

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2023年4月 9日 (日)

オフ

今日は更新お休みします。

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2023年4月 8日 (土)

成長を感じる

今日来た子達は新年度になって2度目のレッスンながら、まだ学校は始まっていないので、きっと子ども達にとってはまだ学年が上がった実感はないんだろうなと思っていたのですが、そんなこともないんだろうかと感じた1日でした。
というのも、どの子もなんだか急にちょっとお兄さん、お姉さんになったのでは?と感じるほどだったからです。

年長さんから新1年生になった子は、なんでも結構よくできる子だからなのか、少しでも難しいと感じると途端に表情が曇り、イライラし始めるのが気になっていたのですが、今日は全ての問題に前向きに取り組もうとしている感じがして、違うことをしてしまっても泣きそうになることもなくがんばってくれました。

お困りごとがある高学年さんは、基本的には学校の進度に沿って進められたら十分、それよりゆっくりになっても構わないと言って頂いているのですが、新年度だしと、これから習うことを少ししてみたところ、もちろんできないこともあるものの、これまでその子とおうちの方がコツコツやってきたことがきちんと身についているところもいっぱい感じられました。
教室で使っている「位の部屋」も、もう見慣れたもので、小数の学習のために用意した位の部屋に書き込めるプリントを渡したところ、何も言わなくてもさっさと自分で書き込んで、それを見て自力で正解できるものが随分あり、ゆっくりながらも確実に前に進んでいることが嬉しくなりました。

また、やりたくない問題を目にすると瞬時に泣く、もしくは不貞腐れるということを繰り返していた低学年さんは、ここ数回連続で泣くことはなく、今日はある課題でちょっと不貞腐れかけたものの、なんとかがんばって考えてもくれて、いよいよ本格的に成長し始めたのではと楽しみです。

週明けからはいよいよ新学期が始まりますが、子ども達の成長に元気をもらって、私もがんばりたいと思います。

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2023年4月 7日 (金)

好不調いろいろ

今日はあってはならないうっかりミスをしてしまい、イレギュラーのレッスンの時間にまだ教室に来ておらずご迷惑をおかけしてしまいました…。
自分の記憶力に自信がなくなって久しいので、イレギュラーな予定はできるだけすぐにカレンダーに書き込み、それと同時にスマホにも登録するようにしているのですが、今回はスマホに登録するのを忘れてしまい…。
新年度早々大反省です…。ご迷惑をおかけした親子さん、改めて本当に申し訳ありませんでした。

反省しつつ、ちょっと落ち込みつつ、今日のスタートを切りましたが、来てくれた子達は好不調入り混じった感じでした。
ひとりは絶好調、以前時間や時計の単元をしたときには、結構な抵抗感があったので、秒とはいえ、同じ仲間の学習となると、どんな反応を示すか心配していたのですが、とりあえず今日のところは5分は何秒、10分は、20分は、41分は…というような問題も、100秒は何分何秒か、555秒は…というような問題さえも、なんだかニコニコ楽しそうに取り組んでくれていました。
この調子で次回以降も行けるといいのですが、学校が始まって疲れてやってくると、さて、どうなりますやら。

その一方で別の子は、春休み中の上、前回5週目でレッスンがお休みだったので、宿題をする時間はたっぷりあったはずなのに、見た瞬間間違っているものが大量にあり、明らかに考えずにやったのがまるわかりの状態。結局ほぼまるまる宿題の直しをするために費やしました。

別の子も、問題の説明をその子に向かってしているのに、全く耳に入っていなかった??というようなことが何度かあったりして、なんだろう、これは、春休みのお休みボケ??という感じでした。

土日を過ごしたら、いよいよ新学年が始まりますね。
みんな元気に楽しく過ごせますように。

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2023年4月 6日 (木)

小さくてもお姉さんはお姉さん

今日は4月から年長さんになった子のレッスンがありました。
年中の半ばごろから、まずは月2回、今月からは毎週のレッスンの予定なのですが、まだ小さくて知らないこと、できないこともたくさんあるその子も、弟を前にするとしっかりお姉さんなんだなぁと、今日はしみじみ感心しました。

普段はついてこないのですが、今日は送迎の都合もあったのか、弟くんが一緒に来ていて、自分も教室に入って遊びたいと思ったらしく、おうちの方に連れて出られそうになると大泣き。おうちの方もなだめながら出ていこうとされたのですが、泣きのボリュームは上がり気味。
そんなとき、お姉ちゃんが1冊絵本を手に取って、その表紙を見せながら、「〇〇、これ見る?」と話しかけたところ、その表紙をじっと見て、一旦泣き止んだのです。
すごい!ポイント押さえてる!!

その後は、教室に来る前に遊んできたことや、送迎のご都合でこれまでより時間が1時間遅くなったことなどもあったのか、どうも眠そうだなという時間もありましたが、「4月から上の組になったんでしょ?はい、がんばって!」というと、ちょっときりっとしてがんばろうとしてくれました。
何より、「わからない」とか「もう1回見せて」とか、きちんと言葉に出せるようになって、またひとつ成長を感じました。
この1年で、心身共にしっかり成長してくれるのを楽しみに、私もがんばります。

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2023年4月 5日 (水)

まだまだ春休み気分?

3月末の通常レッスンがお休みのときも私はほぼ出勤していたので、春休みという感覚はありませんが、子ども達はカレンダーの加減もあって、今週いっぱいはまだ春休みという子がほとんどだからか、中には頭を使ってないんだろうなぁという感じの子もちらほら。
特に小学生は春休みには学校の宿題がないことも多いので、塾などがなければ遊び放題の子もいるのでしょう。(塾などがある子でも、学校の授業がない分、遊べる時間は増えるでしょうし。)

何が悩ましいかといえば、長期のお休みに外で体を動かして遊ぶ分には心身両面でよいことがたくさんありますから、大いに遊んでくれたらいいと思ったりもしますが、今時の子の多くはゲーム、スマホ、タブレットなどに費やす時間が少なくないのだろうと思うことです。
長時間使い続けると、明らかに学習に影響があるという研究もあるようですし、実際そうだろうなとも思いますので、いかにコントロールするかが重要なのだと思いますが、大人でもなかなかうまく付き合えないぐらいですから、まだ成長途上の子ども達がうまくやれる可能性は低いでしょう。

私はまだ使ってみていませんが、最近話題のChatGPTなどのAIチャットが普及することで、もしかすると劇的に世の中が変わるかもという話もありますよね。機械でできることはどんどん置き換わっていくのだとすれば、人間に残る究極は体を使うことと考えることなのではないかなと思ったりもするだけに、今の若者や子ども達が、IT機器の使い過ぎで考えることができなくなっては、将来どうなっていくんだろうと不安になります。

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2023年4月 4日 (火)

本人の意思

うちの教室は入室時にテストなどは一切ありませんし、お子さん本人がレッスンを受けたいと思ってくれて、私が何かお役に立てそうであればレッスンをさせて頂くのが普通です。
また、例えば体験レッスンに来てくれたときに、おうちの方は乗り気になってくださって、入会の話をしようとしてくださっていても、お子さんの反応が今ひとつだったりすると、まずはおうちで話し合ってくださいと言って、その場で決めて頂かないようにしています。
というのも、お子さん本人が学びたいとか、できてしまったコンプレックスを克服したいとかいう気持ちがなければ、せっかく通ってもらってもほとんどお役に立てないかもしれないからです。

ものの好き嫌いは理屈ではないところが大きいと思っていて、人それぞれ、好き嫌い、興味のあるなしは千差万別なのは確かだと思います。
また、嫌いなものについて、なぜ嫌いなのか理由がはっきりしている場合は、理由によっては克服できることもあるかもしれませんが、理由が分からない場合は嫌いでなくなるのは難しいかもしれません。

学習に関しても、好きな教科と嫌いな教科は人それぞれですし、好き嫌いとできるできないは直結しているとも言えません。(好きだけど苦手ということもあれば、嫌いだけどできるということもありますので。)

お子さん本人が勉強が嫌いで、勉強なんてできなくてもいいという強い意志がある場合、その子に勉強をさせて成果を出すのは相当至難の業だろうと思います。(どうにかして少しでも楽しいと感じるような経験をさせられれば変わる可能性はありますが。)
嫌いだけどできるという場合は、本人は楽しくないでしょうけれど、学校などで困ることはないでしょうから、それはそれでいいのかもしれません。
好きだからできるというのは一番幸せなパターンだろうと思いますし、この場合、本人が楽しんで学べるので、どんどん進んで行ける上に、身に着きやすいとも言えます。
好きだけどできない場合。こういう子は全力でサポートしますし、本人が好きと思えるなら、なんとか努力しようと思ってくれやすいので、ほんの少しずつであっても、成果が出る場合がほとんどです。
しかし、一番手強いのは、できるようになりたいけどできておらず、かといって真剣に努力もしない子。仮に、その子自身が精一杯努力しているのにできないのであれば、能力的な問題があるのかもしれませんし、何か困難を抱えているのかもしれません。努力の仕方が違っている場合もあるかもしれません。その判断をするためには、まずその子の精一杯がどのぐらいなのか見極めなくてはなりません。

ただ、こちらから見ていて、絶対精一杯やっているわけではなさそうに見えるのに、いくら話をしても響いている感じがなく、かといって辞めたいとは言わないというような子はどう働きかけたらいいのか悩みます。
こちらが気づいていないだけで、実は必死で精一杯取り組んでいるのであれば、それ以上を求められても困るでしょうし、その判断を誤ると、子どもに強い苦手意識を植え付けてしまうかもしれません。
決めつけないよう気をつけながら、根気強く向き合っていく中で、本人が何か感じ、考えてくれるようになることを願います。

 

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2023年4月 3日 (月)

三日坊主にならぬよう

本当なら新年に今年の目標など決めるのかもしれませんが、なんとなく過ごしてしまい、新年度を迎えるにあたって、極めて些細な、わざわざ目標に設定するようなことでもないことではあるものの、日々、最低でもこれはしようと思うことを1日に書き出しました。
なんでも初めはいいけど続かないことが問題なわけですが、仮にいわゆる「三日坊主」に終わっても、毎週新たに目標を設定すれば、月の半分ぐらいは目標をクリアできているかもしれないなと思ったりもします。

というわけで、今日は目標設定から3日目。今日で終わってしまわぬよう、明日からもコツコツ続けたいと思います。(どんな目標かは本当に些細なこと過ぎてお恥ずかしいので内緒。)

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2023年4月 2日 (日)

オフ

今日は更新お休みします。

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2023年4月 1日 (土)

新年度スタート

4月になりましたが、土曜の上、まだ春休み中ということもあり、子ども達も新学年という気分ではないんだろうなという感じでした。
ただ、春休みで学校疲れがないせいか、概ねみんな好調だったかなとも思います。

そんな中、今日はまた気づかされたことがありました。
もちろん、ある程度は理解していますし、意識もしているのですが、自分の経験からの想像を更に超えてくるということも色々ありますので、本当に日々新たな発見、学びがあるなと思います。

例えば、同じ年齢の子どもでも、足腰が強く、階段を難なく1段飛ばしででも上っていける子もいれば、普通に1段ずつがちょうどいい子もいるとして、中にはその1段すらその子には高く感じられて、上る前から上れないと感じてしまう子、実際上ってみようとしても、やはり1段の高さがまだその子には高すぎる子もいるということなんだろうなと、そんなことを感じました。

以前はちょっとでも難しそうと感じると瞬時に泣くか、やりたくないと拒否するかしていた子が、最近色々変化が見え始め、考えられる範囲も随分広がったので、このぐらいは大丈夫なのではと思って渡した課題に一気にトーンダウン。ただ、まだ全く考えてもいない状態だったので、まずは問題を見て、考えてみようとしてほしいということを伝えて、様子を見ていました。
しかし、じっくり考えている風もなければ、書く答えはかなり的外れという状態だったので、これはやりたくなくて投げやりなのかなと(これまでにそういうことが何度もあったので)、全く何もしないぐらいなら、教具を使って確かめて(その場合、考えることなく正解が分かってしまうわけですが…)、どういうことなのか少しでも感じてもらい、おうちの宿題で気分が乗って考えてくれるか、それが無理なら次回は教具を使わずに考えてみてもらうかするしかないかなと、半ば諦めに近い気持ちで、正解が確かめられる教具を渡しました。

すると、それを使ってご機嫌に次々と問題に答えを書きこんでいくのですが、使いながら考えている風はなく、果たしてこれが何か役に立つんだろうかと思い始めていました。しかし、その調子で3枚、少し種類の異なるプリントを終えた後で、「次はそれを使う前にこうじゃないかなって考えてみて」と伝えると、今度は先ほどまでの投げやりだった態度は消え、素直に問題を見て、中には使わなくても正解できるものまで出てきました。そして、だんだん笑顔を見られるようになりました。

問題の内容にもよると思いますが、今回の問題は、その子にとって、上ることができる、上ってみようと思える1段の高さが、普通の段の半分以下ぐらいしかなかったんだなと気づかされ、反省もしました。
ひとりひとりの子に、それぞれの単元、学習内容で、本人が考える気になるちょうどいい加減の与え方をするというのは、本当に難しいことだなと思いますが、だからこそ、とてもとても大切なことだなとも思います。

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