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2023年3月 7日 (火)

伝わっていないのかな

元々、宿題はどうしてもやりたくなければやらなくてもいいというのは、どの子に対しても前提にあり、ただ、その場合、やらなくてもできる(忘れない)のであればもちろん嫌ならやらなくていい(やる必要はない)とも話しますし、やらなくて忘れてしまって、いつまでも同じところを繰り返し、先に進めなくてもいいのなら、それでもいいということも話します。
更には、そうやってやらずにいて、忘れてしまって何度も同じところをしていると、学校が先に進んでしまうかもしれないけど、そうなると、ここに来てもらっても何の役にも立っていないのではという話になるということ、役に立たないことに対してお月謝を頂くのはおうちの方に申し訳ないということなども時には話したりもします。

恐らく、一般的な塾などでは絶対あり得ない発言なのだろうなと思いますが、そういう話をしても宿題がいい加減な上、一緒にした内容も曖昧になっているような場合、本当にやりたくないのなら、勉強しなくても生きていく方法は色々あるだろうし、ここには嫌々我慢してまで来る必要はないんだよという話もします。もちろん辞めてほしくはありませんが、一緒にがんばろうと私だけが思っていても片思いではどうしようもありませんので。

もちろん、がんばってもできない場合もあるかもしれませんし、たまたまその週はほかにしなくてはいけないことが立て込んでいたとか、体調が悪かったとか、何か事情があるかもしれませんので、やっていない、もしくは、いい加減な場合は、まず、なぜその状態なのか理由を尋ねます。(嘘をつかれるより、やりたくなかったのなら正直に言ってくれる方がいいし、やりたくなかったという理由に対して怒ることはないとも伝えています。)そこで口ごもる場合は、がんばらなかった、サボったというようなことなのだろうと思います。

2回に1回、もしくはそれ以上にそういうことを言っている子達がいるのですが、おうちの方が尋ねても辞めたくはないというそうで、おまけに私に怒られるのはものすごく嫌な様子も見て取れるというのに、どうしてがんばれないのか、話が伝わっていないんだろうかと、ちょっともんもんとしてしまいます…。

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