なんだか楽しそうだ
ほぼ全ての子がと言っていいのではないかと思いますが、足し算に比べて引き算は好きではないようです。
子どもに限らず大人でも、足し算より引き算の方が難しいもののようですから、きっと遺伝子的に何かあるのではないかと思ったりもします。(物が減ることへの抵抗とか。)
ですので、3桁同士や4桁同士の引き算になると、足し算に比べて抵抗を示す子の割合が高くなるのですが、当初は算数で苦労をしているというお話で来てくれた低学年の男の子は、その後、算数のセンスは結構ある気がするのですが?という話になり、実際、3桁同士の引き算でも、特に抵抗を示すことはありませんでした。
そんな子と、4桁同士の繰り下がりのある引き算の暗算をすることになったのですが、前回などで実際にお金を使って引き算をし、今回は図が描かれているものを見て考えた後、ただの計算式だけのものをしてもらうという流れでした。
抵抗を示す子も少なくない上に、その子はかなりきつめの花粉症もあって、集中力も落ちているので、どうなるかなと心配していましたが、図を見ながら、取った分を線で消したりしつつ、レッスンでは100円玉、10円玉、1円玉にしか両替しなかったのに、その子オリジナルで50円玉2個や5円玉2個などにも変えたりして、なんだか楽しそうにぶつぶつ言いながら問題に取り組んでいました。
楽しそうなときはちょっと難しめのこともできたりするので、その後の計算式だけのものも2問一緒にやった後は一人で考えてもらったところ、4桁同士の繰り下がりの引き算も嫌がることなく暗算で答えを出してくれました。
とはいえ、来てしばらくは花粉で目がかゆく、全くというほど集中できていなかったので、これからしばらくは集中できる時間がどれだけあるかというのが気になるところです。
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