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2023年3月31日 (金)

今年度終了しました

今日は1件レッスンがあり、13時半頃に出勤し、その後、明日の準備、いつもより少し念入りな掃除、教材作成などをして今年度を終えました。

今日来ていた1年生さんは、いわゆるギフテッド系の子なのですが、そういえば1年間学校の授業、無事に過ごせたんだろうかと思って尋ねたところ、とても退屈だけど我慢して大人しく座っていたとのこと。
これは色々難しい問題なのだとは思いますが、日本にも飛び級制度があればいいのになと思いますね。諸外国で導入されていることを日本では長年できないというのは、恐らく導入する気がないということなのではないかという気もしますし…。
もちろん、国民性などもあったりするでしょうし、なんでも横並び、飛び出ることをよしとしない時代が長くあったので、すぐすぐどうにかなるものではないのかもしれませんが、せっかく高い能力を持つ子達でも、義務教育で本人にとっては既に理解してしまっている退屈な授業を週5日受けることを強いられ続けていたら、力を発揮する機会のないまま、徐々に能力を衰えさせられていくかもしれません。そうなったら、色々な意味でもったいないし、本人には申し訳ないですよね…。

新年度に向け、連日のように大量に織り込まれる大手塾のチラシを見ながら、このままではいけないのだろうということは思うものの、だからといって一度や二度、ごく限られた数のチラシを入れて、なんとかなるものなのだろうかとも思ってしまい、迷っているうちに明日からは新年度がスタートします。
まずは目の前のことをもっとしっかりがんばらなくてはいけませんね。

新年度もどうぞよろしくお願いいたします。

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2023年3月30日 (木)

気づかれないと思いますが

今日は昨日持ち帰って洗濯したものを持って夕方に少しだけ出勤しましたが、教室に入った瞬間に何か少しすっきりした空気のようなものを感じました。
といっても、昨日、見えないようなところにある教材やファイルなどを整理しただけで、何かはっきり変わったところがあるわけではないので、んぜなのかはわかりません。(単に気のせいの可能性も…。)

掃除や片付けは全く得意ではありませんが、気になっていることが片付くとすっきり気持ちいいのは確かですよね。
今日は出勤する前に自宅でも、片付けようと思いながらも先延ばししていたことを二、三片付けたのですが、やはりこちらもすっきり。
見た目も関係あるかもしれませんが、もしかすると、教室にしても、やらなくてはと思って気になっていること、先延ばしするたび募っていく自己嫌悪などが片付くことでの心理的なスッキリ感が大きいのかもしれませんね。

何事も手を付けるまでが最もパワーを要するというのはよく知られた話ですから、新年度は、気になっているけどなかなか進まないことは、とりあえずまず1分だけというつもりで向かっていくことをより心掛けようと思います。

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2023年3月29日 (水)

教材整理

今日は振替レッスンの後、重い腰をあげて、新年度に向けてそれぞれの子達のフォルダの中を整理したり、もう使わないワークブックなどの整理をしたり、見えないのをいいことにあれこれ詰め込んでいた物置スペースを片付けたりしました。
本当はもっと他にも手を付けるべきところがあるのは分かっているのですが(何年も触っていない書類や説明書など、きっともういらないものがいっぱいあるんだろうなという棚など…)、日も落ちて、今日は持ち帰って洗濯するものもあるので、切り上げようかなと…。

時間をもっとうまく使えば、もっとたくさんの教材も作れるだろうし、色々学ぶこともできるんだろうと思ってはいるので、新年度はがんばって好スタートを切りたいものです。

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2023年3月28日 (火)

今年度の通常レッスン終了しました

振替レッスンなどで明日と31日にはレッスンがありますが、今年度の通常レッスンは今日で終了しました。
とはいえ、明日も31日も少ないながらレッスンがありますし、土曜はもう4月。あっという間に新年度がスタートすることになりますので、明日からの3日間でできるだけの新年度に向けての準備をしたいと思います。

今日来た小学生の兄弟は花粉症なのか、春休みになって遊び過ぎたのか、2人とも頭がほとんど働いていないような感じで、小学校は春休みには宿題がない学校も多いようですし、日中おうちの方がお仕事に出られているようなご家庭では、子ども達がゲームや映像などをし放題、見放題になったりするのかもと、ちょっと恐れています。

そういえば、先日とても興味深い記事を見たのですが、この方法、YouTubeに限らず、ゲーム、スマホなど、色々なものにも応用できそうだなと思います。
お子さんの動画視聴やゲームの時間制限などでお悩みの方は、一度読んでみられては。

「小学生の娘のYouTube依存やめさせた“秘策”が話題 逆転の発想に「目から鱗」
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b68958c3ecbbc0cd3ce6a0c7a18052a3b6c5961

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2023年3月27日 (月)

オフ

今日も更新お休みします。

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2023年3月26日 (日)

オフ

今日は更新お休みします。

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2023年3月25日 (土)

今年度のレッスンもあと僅か

昨日までに新年度のレッスン時間について、ご案内のメールを皆さまにお送りしましたので、宜しくご確認ください。
恐らく皆さん第1希望で、ほとんどの方が今年度と同じ曜日・時間になったかと思います。
今年度のレッスンは、今月29~31日は5回目になるので、通常レッスンとしては後1日を残すのみになりました。
普段なかなか重い腰が上がらない教材整理も含め、新年度の準備を通常レッスンがお休みの3日間でしたいと思っています。

昨晩、このところあまりチェックしていなかった県内、市内の新規感染者数を見ましたが、とりあえず現段階では波は去った感じですね。市内でも数十人程度ということは、花粉症などの心配がなければ、マスクを外しての生活をしても、当面問題なさそうな気もします。(とはいえ、私はもうしばらく継続する予定ですが。)

ただ、子ども達、外していない子の方が多そうですね。さすがに3年も当たり前に付け続けてきただけに、むしろ外す方が勇気がいるとか、違和感があるとかになってしまっているのかもしれないなと、それは少し心配です。
今年の始業式、入学式では子ども達がお互いに顔を見られるといいですね。

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2023年3月24日 (金)

頼もしくなった

中2の6月に来てくれたときには、習ったことを覚えて解くというのが身についてしまっている上に、その覚え方が曖昧で(まあ、受動的かつ意味も考えることなく覚えたものは誰でも曖昧になりますが)、運がよければ正解するけど…という状態。問題を解くにも常に自信がなさそうで、当然全く楽しくもなさそうだった子が、無事第1志望の高校に合格し、今日はちょっと久しぶりにレッスンがありました。

1か月ほど空いたので、どれだけ抜けきっているか心配していたのですが、問題を解いている姿を見て、改めてなんだかしみじみ、頼もしくなったなぁと思いました。
恐らく勉強全般に努力に見合った結果が出るタイプではなさそうなので、抜群にできるようになったというわけではないのですが、それでも、覚えたものを思い出して、意味も分からずに解こうとするようなことは全くなくなり、どう考えたらいいかなという頭の使い方ができるようになったのは間違いありませんし、その変化を本人も実感しているようです。

そして、苦手な子の場合、自力で解けることが優先されるべきだと思っているので、例えば、係数が分数の方程式などは、一般的にはまず両辺に分母の最小公倍数を掛けるなどして、分数ではなくするのが定石だと思いますが、その場合、項の中に分数でないものが混じっていたりすると、そこで引っかかって間違えるというようなことも起こりがちなので、その子には迷うときはとりあえず分数のまま行けるところまで行って、そのまま解いてしまってもいいと伝えましたし、関数などは分からなければ式に適当に数を代入して、いくつか点が取れればどんなグラフになるか分かるというようなことも話していました。

すると、分数を含む方程式などは何をかけようかなではなく、そのまま解いて、左辺に文字の項、右辺に数の項にしてしまい、確実に正解していましたし、どうやら一次関数の切片が何か忘れていたようですが、それでも、全く躊躇うことなく、数を代入して2つ座標を決めて、それをつないでグラフを描いたり、逆にグラフから式を求めるものの、はっきり分かる座標を2つ見つけて、連立方程式で解くなど、自分が分かることで解くということが当たり前にできるようになっていました。(もちろん、自力で解けているから、それで問題ないし、正解だけどと前置きをした上で、傾き、切片などについては再度おさらいはしましたが。)

何をするにも自信なさげだった子はもうどこにもいなくなったなぁと、なんだか嬉しくなりました。

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2023年3月23日 (木)

パソコンが…。

パソコンの動作が不穏で、文字入力ができなくなっているので、とりいそぎスマホから形だけの更新で失礼します。

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2023年3月22日 (水)

寝不足なので…。

普段、仕事に支障が出るのは極力避けたいと思っているので、睡眠時間は確保しているのですが(とはいえ、歳と共に短くなっていますが…。)、元々帰宅して晩ご飯を食べるのが22~24時頃なので、寝るのも遅く、全く早寝できなかったのに、今日はどうしても8時からWBCの決勝戦を見たくて早起きしたので、睡眠時間が4時間ほど。
あまりにドラマティックな試合展開に目が離せず、優勝が決まった後は気持ちが高ぶって、試合後に仮眠することもできず…。
まあ、子どもたちがいると眠くなることはまずないので、レッスン自体は問題なくできたのですが、今日は残って事務仕事をする集中力がありません…。

今日のレッスンだった子達は、ひとり、花粉症のせいかやや不調だったものの、ほかの子達はいい感じだったので、穏やかに、平和に終えることができました。神戸市の小学校は明日が卒業式で、今日レッスンだった子達は明日はお休みだそうで、今週は日・火・木・土と卒業式に出ない子達は見事な飛び石連休ですね。

新年度のタイムテーブル、ほぼ確定して、皆さん第1希望でお取りできたと思います。ご連絡のメールを差し上げねばならないのですが、間違ってご案内してはいけませんので、明日にさせて頂きたいと思います。申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

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2023年3月21日 (火)

分かるところを探す

今日は祝日ですが、年間予定ではレッスン日で、振替希望の方もいたので今日来た子は2人。のんびりムードでのレッスンになりました。
そのうちひとりの子と小数の学習をしていたときのことでした。
1mのひもをひとりが5分の2取り、もうひとりは残りの0.6の分を取ると、それぞれ何㎝になるかという問題があったのですが、最初のあまりに考えていない間違いは置いておくとして(先に取った子が0.4「㎝」と答えていました!!)、その子が40cmというのはなんとかなったものの、「残りの0.6」が通じません。初めの子が全体の0.4を取っているので、残り全部が0.6だというところから離れられない様子です。図を描いて、全体を1mとして、初めの子がそのうちの5分の2を取ったと分かるようにしてもらっても、まだぴんと来ないようなので、ためしに「あとの子が残りの半分取ったんだったら、どのぐらい取ったってこと?」と線分を指して尋ねると、あっさり、残り60cmにあたる部分の半分の長さを示しました。そこで、「半分って言い方じゃなく、分数とか小数とかでいうと、それは残りのどれだけか分かる?」と尋ねると、「2分の1。」というので、更に「うん、合ってるけど、2分の1って小数の何と同じか分かる?」と尋ねると、少し考えて「0.5。」と。
ここまで来れば大丈夫。「うん、そう、残りの半分は残りの0.5。で、問題は残りの0.6よ?」というと、残りの部分の半分を更に5等分した図を描いて、0.6にあたる長さを図示してくれました。
それができればもう大丈夫。少し待っていると、正解の36cmが出てきました。

これはひとつの例ですが、子ども達とレッスンをしていて、何かが分かっていない様子の場合、どこまでは分かるのか、何なら分かるのかを探るのが私の大事な仕事のひとつなのではないかと思っています。
仮に、残りの0.6が理解できない子に、何が分かっていないのかを見つけないまま、残りが60cmでそのうちの0.6は60×0.6をすればいいのだというように解き方を教えてしまったとしたら、その場で答えは出せるでしょうけれど、その子はなぜそれで答えが出るのか全く理解できていないかもしれません。そんな状態で答えを出したものは、ほどなく忘れ去ってしまう場合がほとんどでしょう。

今日の子がもし「残りの半分」さえ理解できなかった場合は、色々なものの半分が量として理解できているか確認する必要があるでしょうし、それが理解できているようなら、例えば実際に1mのひもを用意して、先に理解できた40cm分を目の前で切りとり、残りだけ目の前にある状態にしてみるなど、どうすれば問題の意味が理解できるか探っていただろうと思います。

言葉で説明して教えることは、教える側には簡単なことかもしれませんが、それが子どもに届いていなければ、教えた時間、そのために子どもが費やした時間は無駄になってしまいます。そうならないように、極力説明して教えることはせず、いかに本人に気づいて、理解してもらうかに力を尽くしています。

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2023年3月20日 (月)

オフ

今日も更新お休みします。

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オフ

今日は更新お休みします。

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2023年3月18日 (土)

夢のような光景

昨年5月からレッスンをさせてもらっている2年さんは、来てくれたときには10までの引き算もかなり抵抗を示し、20までになると完全拒否状態でした。たし算は好き、かけ算も全部覚えているようでしたが、とにかくひき算になると、泣くか不貞腐れるかでやろうとしてくれず…。
うちに来てくれる前に通っていた教室では、泣けば家に帰れたらしく、きっと泣けばやらずに済むと思っているんだろうと思われたので、そこからは毎回バトルのようなレッスンになりました。

小さい子が問題を難しいと感じて突然泣き出すということは全く珍しくないので(特に男の子は結構な確率で泣くので)、本人に、どれだけ泣いてもいいけど、ここでは泣いても帰れないよ?ということは何度も話し、嫌々、渋々ながら、少しずつ問題に取り組んでもらいました。
救いは、泣いてもあっという間にけろっとする、不貞腐れてもあっという間にニコニコするという感じの切り替えが早い子だということで、むしろバトルになると消耗するのは私だけという感じでもありました。(苦笑)

それが、少しずつ少しずつ、嫌々ながらも考えてくれるようになり、100までの引き算、1000までの引き算と、苦労しながらもコツコツと取り組んでくれて、徐々に変化は見え始めていました。
当初は引き算のプリントを見た瞬間泣き出すこともありましたが、泣く頻度も少しずつ減り、最近は4桁同士の繰り下がりのある引き算も なんとか暗算で考えられるようになっていました。

そして今回のレッスン。前回2000や5000などぴったりの何千の数からの引き算の暗算をしたのですが、おうちではなかなかすんなりとはいかなかったようで、もう一度一緒にすることになりました。何とか1枚終わり、また次、またその次と、ずっと引き算が続くので、どこかで抵抗を示されるかもしれないと思いつつ、そのときはちょっと違うプリントをしようと思ってもいました。
それが、レッスン中ずっと、引き算が続いても特に嫌がることもなく、お迎えの時間までずっと泣かないどころかほぼ笑顔を見せたまま取り組んでくれました。もちろんバトルはゼロ。
何より驚いたのは、お迎えに来てくれたし、さんざん好きではない引き算をがんばり続けたので、もう終わっていいよと言ったというのに、次の新たな引き算のプリントをまだそれもすると自ら言い、おうちの方が多分私の方の時間を気遣って、「帰りに〇〇(楽しい予定)に行くんでしょ?」と切り上げさせようとされても「いや、これやる!」と言って、解き切ったのです。

昨年の5月には20までの引き算であんなに抵抗を示していた子が、4桁同士の引き算を筆算を書くことすらなく、楽しそうに考えてくれている姿を見られるだなんて、まるで夢のようでした。
そろそろ大きく変化が見られるのかもと、ちょっと楽しみになっています。

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2023年3月17日 (金)

公立高校合格発表

今日は公立高校を受けた中3さん達の合格発表の日。知らせてねとはお願いしたものの、できるだけ早くとかは言わなかったので、気にしつつ、メールで来るかもと時々メールも覗き、そうこうしていると、お昼過ぎに1人から電話が。
かれこれ9年来てくれているのに、まだおしゃべりするのは緊張気味の子なので、電話も緊張しているのか、なんだか声が固い…。しゃべり出しても心なしか暗い気が…。
おまけに、「あの、○○高校…」と、そこで若干の溜めが!!!え?まさか???内心かなり不安になっていると、「合格しました」と。
はぁ~~、ホッとした。よかった!!

しかし、もうひとりはいっこうに電話もメールも来ぬまま、今日のレッスンに突入。16時前にようやく電話が来たものの、これまた声が暗い!おまけに言い辛そうな口調でまた溜める!!もうほんと、みんななんで…。(泣)
その子は大丈夫だろうと思いつつも、上位校を受けたので、え?まさか???と思っていると、「……合格しました~!」
これ、絶対わざとやわ。(苦笑)

2人目の子は数年ぶりに母校の後輩になりました。
しかし、歳がバレるので(保護者の方に分かるのは構わないのですが)ぼかしますが、その子は母校の78回生とのことで、きっちり「うん十年」違い!!!うん十年前の今頃、私はあの坂を上って合格発表を見に行ったのかと思うと、時の経つののあまりの速さに驚くばかりです。

これで今年一緒にレッスンをした中3さん達はみんな無事行きたい高校に行けることになって、本当によかった!

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2023年3月16日 (木)

手が動く

高学年に差し掛かり、算数でかなり苦戦しているということでご縁を頂いた子と2年弱レッスンをさせてもらっていますが、少しずつ変化が見えてきて、ちょっと期待すると、突如不調に陥ったり、できていたことがすっかり抜けていたり、そもそも、解き方を覚えるようにというような指導はしないので、なんでなのか悩んだり。
もちろん、学力の伸びは常に上り坂というわけにはいかないことは分かっていますので、行きつ戻りつになったとしても当然という面もあるのだろうとは思いますが、長く来てもらって、本人も真剣に取り組んでくれているのに成果が出ないと、それはやはり私にも問題があるということなのだろうと。
ただ、この子の場合、宿題に関して取り組みが真剣だとは決して言えない状態が多いので、それもまた悩みのひとつでもありました。

それが、ここ数回、レッスン中の表情も好調だった頃のように明るく、問題を考えながら図を描くなど、手が動くようになっています。算数を解く上で大切なことは、問題で問われていることをイメージできるかどうかなので、自然と頭に浮かぶ場合は別として、目で見えるように図に表すというのはとても大切なことです。算数が苦手な子の場合、自分で図に表せるようになれば、苦手意識から脱却できると言ってもいいぐらいではないかと思います。

こちらが言わなくても図に表そうとする姿勢が見え始めたのは、間違いなくよい傾向だと思いますので、その調子を維持して、新しい学年を迎えてほしいと思います。

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2023年3月15日 (水)

やはり天才系

小さい頃から来てくれているある4年生さんはなかなかユニークな子で、多くの子が苦戦するような問題を容易く解いてしまったりもする一方で、多くの子が問題なく解くような問題を何か難しくとらえて大苦戦するというようなことがしばしばあります。
何を「普通」というかは難しいところですが、これまで見てきた子ども達の傾向のうち、ボリュームゾーンを基準とした場合、明らかに違うゾーンにいるので、小さい頃から「天才系」と言っています。

今週のレッスンでも、色々な図形の面積を考える問題で、2桁×2桁などの計算がたくさん出てきたのですが、式を書いた後、しばしじっとしているなと思ったらおもむろに答えが書かれるということが続き、結局一切計算用紙を使うことなく、頭の中で暗算して解いてしまいました。
その他の応用問題なども、ほぼ全く助けることなく次々とクリア。それぞれの問題を見た後、じっと何か考えている間があるので、全部頭の中だけで考えて計算しているのは間違いありません。
落ち着いて考えられていることも、それだけの計算の力がついていることも、なんだか頼もしく思います。

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2023年3月14日 (火)

久しぶりに

このところずっと宿題の取り組みがいい加減で、何度も同じことを言い続けていた子が2人いるのですが、今日は久しぶりに2人とも、ここ最近では最もよく取り組んできてくれたのではないかという感じでした。

響くかどうかは分からないものの、私は一貫して、私のために勉強するわけではないし、本当に嫌なら勉強しないという選択もあるということ、少なくともここは学校ではないのだから、嫌なのに無理をしてくる必要はないことは話しますし、その上で、やらなければ忘れてしまう、できなくなってしまうのであれば、宿題に取り組む必要があることを話します。(言い続けていると、嫌になって、辞めたいと言われるかもしれないことも覚悟の上です。)

もちろん、辞められてしまうのは残念でもあり、自分の生活もかかっているので大変なわけですが、それでも、役に立てていないのにお月謝を頂くというのは、どうしても、それをよしとはできないのです…。
ですから、今日、宿題にきちんと向き合ってきてくれたことは本当に嬉しく、その2人と気持ちよくレッスンができました。子どもなのでこれがずっと続くとまでは思っていませんが、せめて同じ話を繰り返すのは2ヶ月に1回ぐらいまでにさせてもらえたらなと思います。(苦笑)

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2023年3月13日 (月)

今日は出勤

今日は体験レッスンがあったのでちょっとだけ出勤し、双子さんとレッスンさせてもらった後、少し事務仕事など。
今日はまた気温が下がりましたね…。ここ数日の気温の上がりっぷりに、さすがにもうセーターとかは着られそうにないと思っていましたが、ここからしばらく晩はまだ10度前後になる日がありそうですね。
新型コロナの感染は現状ではほぼ落ち着いたかと思いますが、寒暖差も大きい上に、スギ花粉も大量に飛ぶそうで、健康管理がなかなか難しいですね。

明日からまた1週間、どうぞよろしくお願いいたします。

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2023年3月12日 (日)

オフ

今日は更新お休みします。

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2023年3月11日 (土)

困っていないのかな

4年半ほど一緒にレッスンをしている高学年さんは、宿題を持ってくること自体を忘れたり、ちゃんと付箋が貼ってあるのにやり忘れたり、口頭で伝えて返事はしたのにきれいさっぱり忘れてしてこなかったりということのかなり高いので、中学年頃にもおうちの方に、学校などでも忘れ物で困っているとかいうことはないですか?と尋ねてみたものの、特に気になったことはないとのお返事。
単に宿題をしたくなくてそうなっているのだろうかと思ったこともありましたが、指摘したときの反応を見る限り、本当に忘れていただけなのではないかとも思えます。
先週は送迎のご都合がつかないとのことでお休みだったので、その分、プラスの宿題を伝えたところ、見事に忘れてきており、1週間分として出してあったものの仕上がりもかなり不十分。つい最近も、お休みで1週空くから多目に宿題を出していたのに、これだけだと少ないと思わなかった?と(付箋などを貼ってあったのに、気づかなかったとの理由で大半を手つかずで持ってきたので)尋ね、しなければ、学校が先に進んで行ってしまうというような話もしたのですが、また、デジャブのようなやりとりをせねばならなくなりました。

もちろん、本人ができなくてもいいのであればいいのです。学校でも困っていないのであれば、私が気にしすぎなのかもしれません。
ただ、学年が上がり、中学生になり、高校生になり…と成長するにつれ、困ることも増えてくるのではないのかしらと気になってしまいます。
本人が気にして、どうにかせねばと思ってくれない限り、きっと変わらないのだろうということも理解しているだけに、なかなかもどかしいものがあります。


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2023年3月10日 (金)

なんだか楽しそうだ

ほぼ全ての子がと言っていいのではないかと思いますが、足し算に比べて引き算は好きではないようです。
子どもに限らず大人でも、足し算より引き算の方が難しいもののようですから、きっと遺伝子的に何かあるのではないかと思ったりもします。(物が減ることへの抵抗とか。)

ですので、3桁同士や4桁同士の引き算になると、足し算に比べて抵抗を示す子の割合が高くなるのですが、当初は算数で苦労をしているというお話で来てくれた低学年の男の子は、その後、算数のセンスは結構ある気がするのですが?という話になり、実際、3桁同士の引き算でも、特に抵抗を示すことはありませんでした。

そんな子と、4桁同士の繰り下がりのある引き算の暗算をすることになったのですが、前回などで実際にお金を使って引き算をし、今回は図が描かれているものを見て考えた後、ただの計算式だけのものをしてもらうという流れでした。
抵抗を示す子も少なくない上に、その子はかなりきつめの花粉症もあって、集中力も落ちているので、どうなるかなと心配していましたが、図を見ながら、取った分を線で消したりしつつ、レッスンでは100円玉、10円玉、1円玉にしか両替しなかったのに、その子オリジナルで50円玉2個や5円玉2個などにも変えたりして、なんだか楽しそうにぶつぶつ言いながら問題に取り組んでいました。

楽しそうなときはちょっと難しめのこともできたりするので、その後の計算式だけのものも2問一緒にやった後は一人で考えてもらったところ、4桁同士の繰り下がりの引き算も嫌がることなく暗算で答えを出してくれました。
とはいえ、来てしばらくは花粉で目がかゆく、全くというほど集中できていなかったので、これからしばらくは集中できる時間がどれだけあるかというのが気になるところです。

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2023年3月 9日 (木)

算数パズル

教室を始めて間もなく、算数パズルとも出合いました。
元々パズル好きで、この仕事を始める以前に、ジグソーパズルにはまった時期、数独やイラストロジックなどのペンシルパズルにはまった時期などもあったので、初めは単に面白いなと思っていましたが、その後、中学受験の算数の問題などに触れる機会が出てきて、算数パズルの中には中学受験の算数の基礎になる力を養えるものが少なからずあるのだなと気づくようになりました。

もちろん、もっと初歩の段階で、遊び感覚で計算能力や試行錯誤力を伸ばせるものもありますが、数独をいくらしても伸ばせないであろう力を伸ばせる問題が色々あるように思います。
これまでも自作できるものは自作していますが、自分では作れない、もしくは作れたとしても時間がかかりすぎるようなものは、販売されているものを取り入れるなどしてきていますが、新年度に向け、パズル教材についてもよりしっかり考えて取り入れていけたらいいなと思います。

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2023年3月 8日 (水)

入試前ラスト

今日は公立受験が控える中3さん2人と、入試前最後のレッスンでした。(うちひとりは今日のレッスンでお別れ。)
2人とも、落ち着いて力を発揮できれば、まず問題ないと思いますが、試験に100%大丈夫はないので、私としてはあとは祈るだけです。

今月いっぱいはまだレッスンに来てくれる予定の中3さんは小1の頃からずっと一緒にレッスンをさせてもらい、中学になっても、家から近い5教科見てもらえる塾を選ぶことなく、数学以外は自分でコツコツがんばってきたようなので、周りに流されることなく、よく3年間成績を維持し続けたなと感心しています。

しかし、9年間というのはうちの教室では最長期間通ってくれたとも言えるので(年中、年長から来てくれる子はほとんどが中学受験のため3年生や4年生でお別れになりますし、小6まで来てくれたとしても、中学は他教科のことを考えて一般的な塾に移ることがほとんどですので)、なかなか寂しいものがあります。
記憶にある限り、教室を始めたとき、最初に来てくれたうちの一人が小1から中3まで、中学では一般的な塾に体験に行ったけれど、解き方を教えられることに抵抗があって、結局英語の塾とうちに通って、後は自分でがんばって、市立西宮のグローバルサイエンス科に進学しましたが、その子は私が教室を始めたのが夏休みだったので、8年8カ月ぐらい通ってくれたのだと思います。そうなると、やはり今日の彼女が最長かも。

とにかく、明後日、持てる力をしっかり発揮できることを祈ります。

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2023年3月 7日 (火)

伝わっていないのかな

元々、宿題はどうしてもやりたくなければやらなくてもいいというのは、どの子に対しても前提にあり、ただ、その場合、やらなくてもできる(忘れない)のであればもちろん嫌ならやらなくていい(やる必要はない)とも話しますし、やらなくて忘れてしまって、いつまでも同じところを繰り返し、先に進めなくてもいいのなら、それでもいいということも話します。
更には、そうやってやらずにいて、忘れてしまって何度も同じところをしていると、学校が先に進んでしまうかもしれないけど、そうなると、ここに来てもらっても何の役にも立っていないのではという話になるということ、役に立たないことに対してお月謝を頂くのはおうちの方に申し訳ないということなども時には話したりもします。

恐らく、一般的な塾などでは絶対あり得ない発言なのだろうなと思いますが、そういう話をしても宿題がいい加減な上、一緒にした内容も曖昧になっているような場合、本当にやりたくないのなら、勉強しなくても生きていく方法は色々あるだろうし、ここには嫌々我慢してまで来る必要はないんだよという話もします。もちろん辞めてほしくはありませんが、一緒にがんばろうと私だけが思っていても片思いではどうしようもありませんので。

もちろん、がんばってもできない場合もあるかもしれませんし、たまたまその週はほかにしなくてはいけないことが立て込んでいたとか、体調が悪かったとか、何か事情があるかもしれませんので、やっていない、もしくは、いい加減な場合は、まず、なぜその状態なのか理由を尋ねます。(嘘をつかれるより、やりたくなかったのなら正直に言ってくれる方がいいし、やりたくなかったという理由に対して怒ることはないとも伝えています。)そこで口ごもる場合は、がんばらなかった、サボったというようなことなのだろうと思います。

2回に1回、もしくはそれ以上にそういうことを言っている子達がいるのですが、おうちの方が尋ねても辞めたくはないというそうで、おまけに私に怒られるのはものすごく嫌な様子も見て取れるというのに、どうしてがんばれないのか、話が伝わっていないんだろうかと、ちょっともんもんとしてしまいます…。

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2023年3月 6日 (月)

啓蟄

今日はレッスンがお休みだったので、延ばし延ばしにしている健康診断に行こうかと思ったものの結局行きそびれ、ほかにも片付けた方がいい所用を全て先送りしてしまいました…。
まあ、今週まだ中3の子達の受験前最後のレッスンもあるので、なるべく引きこもっておこうという気持ちもあったということで。

明日からまた1週間、どうぞよろしくお願いいたします。

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2023年3月 5日 (日)

オフ

今日は更新お休みします。

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2023年3月 4日 (土)

ちょっと悲しくなる

今日はある中3さんとの最後のレッスンがありました。
進学先がもう決まったので、学校からももう課題を出されていて、今日はそれを見せてもらいつつ、少し一緒にしたのですが、内容は中学で習ったおさらいも含まれるものの、まだ全く習っていない数Ⅰの内容が多くを占めていて、その課題冊子の1ページ目に、まず指定されている教科書のページをしっかり読み(それはまあいいとして)、「公式を暗記して」と書かれていました。

これから新たに高校生活が始まり、高校で数学を学ぶというのに、春休みの課題に「公式を暗記」と書いてしまわれること、なんとも悲しい気持ちになりました。
もちろん、覚えられるものは覚えた方が便利ですから、覚えなくていいとまでは言いませんが、まだ習っていない内容を予習させる場合、公式が与えられていれば、恐らく大多数の子は、どうしてその公式で解けるのかを考えることなく、公式にあてはめて答えを出し、それでできたことにしてしまうだろうと思います。
更には、学校としては予習させた範囲については、公式を覚えていない場合、それは覚えなかった本人の努力が足りないという扱いになるのかもしれません。

ですが、公式を暗記するのは、覚えなくては解けないもの、もしくは、公式を導くにはあまりにも手間がかかるもの、後は、努力してもどうにも数学は苦手で、とにかく少しでも点が取れればというような場合でなければ、まずは自分で考えさせ、解かせてみて、後から必要であれば公式として示し、覚えるように促す流れであってほしいと思います。

意味も考えずに覚えた公式は、よほど記憶力が優れている子でなければ曖昧になりますし、その結果、正解不正解は運頼みになっていくということは全く珍しいことではありません。(私自身、高校1年の頃などは正にそれでしたし。)

小学校高学年からこれまで、まず考え、自分で納得して進むという学習をしてきた子なので、せめて最後のはなむけの言葉のつもりで、覚えなくても解けるものはたくさんあるから、高校でもまず考えてみることが大事だと伝えました。
彼女の高校生活が実り多いものになりますように。

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2023年3月 3日 (金)

なんだか不思議な光景

直方体、・立方体の学習を始めた2年生さん。最初に、6枚の正方形を色々な形に並べた図を見て、組み立ててサイコロの形になるものとならないものを判断する問題がありました。
空間認知の能力を持って生まれているタイプの子達は、何も言わなくても頭の中で想像して、次々に正解して行ったりもするのですが、そうでない子の場合は、必要に応じてマグネットのプレートを同じように並べ、実際に組み立てて確かめることを何度か繰り返してもらって、頭の中でイメージするための経験をしてもらう必要があったりもします。

今日のレッスンの子は、初めのうち、正方形が4枚田形になっているものや、5枚一列に並んでいるところがあるものなども、すぐには判断がつかないようで、ああ、この子は私と同じく、持って生まれてはいない方の子なのかなと思って見ていました。
その場合、まず最初に考えられる範囲で考えてもらってから、自信のないものは組み立てて確かめていいということにしたりするのですが、その子もあれこれ組み立ててみて確かめていました。

しかし、そんなプリントが3枚目になったとき、プレートを使おうとすることもなく、じっと図を見て何か考えている様子で、その後、3枚目のプリントは全問一発正解してしまいました。
続いて、サイコロができる展開図の面の位置関係がどうなるか、下になる面を決めて、残りの面に前・後・右・左・上を書き込む問題に移ったのですが、やはり一切プレートを使うことなく次々に正解していきます。
プリントの2枚目から3枚目に移ったとき、その子の中で何が起きたのか不思議で、まるで別人のようになった様子を眺めていました。

数えるぐらい組み立てて確かめただけで、その子の中に何かぱっと見えるようになったのでしょうか。
これまで短時間でのそんな変化を目の当たりにした記憶がないので、不思議な気持ちになりました。

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2023年3月 2日 (木)

花粉の季節?

今日来た子のひとりが、来るなり目をしばたかせていて、ちょっと遅れても来たので、泣いているのか??と心配したのですが、どうやらそうではなさそう。それでもレッスン中もしきりに目を気にしている感じだったので、もしかして花粉症?と尋ねると「多分」との返事が。
鼻が出ている風はなく、ひたすら目だけが気になっている感じでしたが、集中しきれない感じで気の毒でした。
これからの季節、花粉で集中力をそがれる子が増えるんだなと、ちょっと気がかりです。

ウイルス対策も兼ねて、高性能の空気清浄機を買うことも考えたりしているのですが、果たしてどれぐらい効果があるのか分からないので、その状況で何万もするものを試しに買うというのは躊躇われるなと、ちょっと足踏みしています。

気温が上がったり下がったりとなかなか忙しいですが、みんな体調を崩したりせず、元気にレッスンに来てくれることを願います。

先週お休みされていた方以外は新年度のレッスンのアンケートをお配りし終えました。
宜しくご確認のほどお願いいたします。

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2023年3月 1日 (水)

いい感じ

今日は公立校受験が目前の中3さんとのレッスンもあったのですが、前回風邪でお休みしていて、今日は中学校最後の定期考査の数学を持ってきて見せてくれました。
元々数学はずっとよくできる方ではあったのですが、試験のたび、いくつかうっかりミスをして点数を落とすということがあり、手放しによかったね!という結果になることは稀でもありました。(うっかりミスがなければたいていかなり高得点なので。)

で、公立受験を控えたこの時期、試験範囲もこれまで習ったこと全部という感じの実力テストのようなもの。問題数も結構あったのですが、恐らく中3になってからの最高点を取っていました。それも、1問、π(パイ)をつけ忘れるといううっかりミスをしていたので、それがなければ更に点数が上がっていたということで、公立入試に向け、数学はほぼ不安なしという仕上がり具合のようです。

あとは体調管理だけはしっかりして受験に臨んでもらいたいです。

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