あっという間に
気付けば2月もあと1週間ですね。2月、3月は子ども達とお別れの季節。もちろん、進級、進学してもまだ通ってくれる子もいますが、受験に向けて中学受験塾に移っていく子がいたり、小学校卒業、中学校卒業のきりでお別れになったり。
ここ数年は毎年のように、果たしていつまで教室を続けさせてもらえるだろうかと不安になるものこの時期です。
少し前から連日代わる代わる塾のチラシが折り込まれるようになり、通塾以外にもオンライン学習、タブレット学習その他たくさんの選択肢がある昨今、主に算数・数学しか見ることができない私の教室の存在意義は何なのか考えたりもします。
先日来度々テレビなどでも取り上げられていますが、AIを活用したチャットアプリが世界的にすごい広がりを見せているそうですね。使う人が増えれば増えるほど、答えの精度は上がっていくようですし、これからの時代、ますます色々なことがAIなどに置き換わっていくのでしょう。
子ども達の宿題、入試の仕組みなども、色々変わっていくのかもしれません。(というか、変えなくてはいけない、変えざるを得ない、そうなっていくのでしょう、きっと。)
となると、AIなどに置き換えることができないことは何かを考えていく必要があるのかもしれませんし、何より、よく考えず、ただ暗記して、テストの点が取れればいいという勉強をしている子達は、将来どんどん厳しくなっていくのではないかという気もします。
今後ますます自分でしっかり考えるということの重要性は増していくのだろうと思います。勉強に限らず、スポーツでも芸術でも、今の時代であればたとえコンピューターゲームでさえも、極めれば十分プロとして食べていく道が開けているわけですから、しっかり考え、選択していくこと、そのための力を子どもの頃から育てることが重要なのではないかなと思います。
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