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2023年1月20日 (金)

いよいよこれは本物か

ほかの塾などを経てから来てくれた低学年さんは、当初、とりあえず適当に答えを書いてはこちらの反応を伺ってくる状態で、それは通用しないし、そんなことでマルをもらっても自分の役には立たないんだよということを何度も伝え、適当に書くということは徐々に減ってはいたものの、自信がない問題だと書いては消し、書いては消しを繰り返したり、なにより表情が不安そうだったり、辛そうだったりという状態からは抜け出せていませんでした。

特に繰り下がりの計算になると、筆算をしないとほぼ確実に間違えるような状態が続いていたのですが、年明け1回目のレッスンで、思いがけず1000からの引き算の問題を全て暗算で、ほぼノーミスで解き切り、途中でこちらの様子を伺ってくることも、不安そうな表情を見せることもなかったので、ちょっとびっくりしました。

ただ、子どもの伸びは行きつ戻りつだったりしますし、好不調の波もありますので、今週はどうなるかなと思っていたのですが、今週もじっくり問題と向き合い、不安なときは何も言わなくても再度考え直し、自分で大丈夫と思えたら次に進んでいる感じで、以前のことが嘘のように、落ち着いた表情で終始集中して考えてくれていました。

不安そうな表情が消え、穏やかな表情になったということは、これまでの経験からすると、自分で考えるということが身に着き、きちんと考えられているということなのだと思います。
考えて解けたときの気持ちよさを感じてくれれば、よくわからない状態で適当に答えを書くことに対して気持ち悪さを感じるようになったりもしますから、考えずに適当に答えるという方へは、恐らく戻ってこないはずです。
年明け早々に大きな変化が見られてとても嬉しく思います。

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