やわらか頭
今日は昨日に比べると寒さが和らぎましたね。
お休みの子もおらず、みんな元気に来てくれましたが、調子は好不調入り混じっている感じでした。
ここ数ヶ月ずっと、なんだかあまり楽しくなさそうだなぁと心配していた低学年さんは(元々はしっかり考えて楽しそうに取り組んでくれる子だったので、尚更心配していたのですが)ここ2週連続で笑顔が見られ、頭もよく働いている感じでホッとしました。
その一方で、このところ調子を戻していた子が今日はボケボケ。真面目に取り組んでいるのは伝わってきたのですが、普段ならすんなりできることがことごとくストップ。前回体調不良でお休みしたとはいえ、学校は休まなかったようなのに、今日の算数の授業のことすら何をしたか思い出せないようで、こちらはかなり心配になりました。(苦笑)
ほかの子達は概ね好調だったように思います。
そして、タイトルは何かといえば、ある中3さんに、結構骨のある問題集に取り組んでもらっているのですが、公立志望なので、めちゃくちゃ難しいものまではやらなくてもいいということもあり、事前に自分で解いてみて、できなくても構わないものがどれかチェックしています。
ただ、この問題集に限らず、普段も、事前に解いたときとは違う簡単な方法をふと思いつくことがあり、問題集の解説には小難しく解法が書かれていても、この方が圧倒的に簡単に解けるよね?というようなことが時々起こります。
今日は「n本の鉛筆をx人に3本ずつ分けると1本余る、y人に4本分けると2本余る」という条件があって、100≦n≦300のとき、条件が成り立つ(x,y)は何組あるかという問題を、その子はどう考えていいか分からないと言いました。
私自身、先日解いたときには式を変形し、小難しく考えて答えを導いたのですが、よく考えてみたら、なんだか難しく書かれているものの、鉛筆が100本以上300本以下のときに、3本ずつ分けたら1本残り、4本ずつ分けたら2本残る本数が何通りあるかというだけの問題なので、小学生でも十分解ける問題だと気づきました。
その子にもその視点を提示した途端、「なるほど!」といってあっさり答えに辿り着きました。
難しそうに見える問題も、見方によっては小学生レベルの問題になるということもあるので、そういう意味でもイメージする力、置き換える力は大切だなと思います。
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