すごい変化だと思うのだけど
算数でお悩みをお持ちとのことでご縁を頂いた低学年さんは、元々よその教室で計算などをがんばっていたそうなのですが、九九の暗記などはできても、引き算になると10まででも拒否反応が出ているような状態だったようです。おまけに、やりたくないと感じると、どこかにスイッチがあるのではというぐらい一瞬で泣ける特技(?)もあって、うちに来てくれるまでは、泣けばやらずに済んでいたこともあったようです。
ご存知の方も多いかともいますが、ここでは、たとえ泣いてもやらなくて済むということはありませんし(全く考えていない段階で泣かれた場合、幼児であれば多少配慮もしますが、小学生ならティッシュを出すだけで、あやしたり、叱ったりはせず、ただやってくれるのを待つので)、自分の頭で考えてくれるようにならなければ、ここに来てもらう意味はないと思っていますので、子どもが適当に答えを書いてやり過ごすということは不可能です。
そんなわけで、その子には1回のレッスンの中でも数回泣かれ、泣いてもいいけどやらなくていいとは言わないよと伝えて根競べをするような状態で始まったレッスンですが、とにかくすごい抵抗を示していた点つなぎもかなりできるようになり、積み木の数も積み木なしでも答えられるようになり、とりわけ抵抗をしていた引き算も、100までは筆算を書かなくてもできるようになりました。
できるようになったことがとてもたくさんあるので、そろそろ、考えてわかったときの気持ちよさも感じ始めてくれているのではと思うのですが、どうやらそれはまだ難しいらしく、最近も、なぜそこで泣く??というタイミングで泣かれたりもします。
まあ、幼児、低学年の子は難しそうに感じただけで泣くという時期を経る子が一定割合いるので、その子もまだ成長途上で、もうじき泣かなくなるのかもしれないなと思いますが。
さて、早いもので来週はもう11月下旬。じわじわと師走の足音が聞こえてきますね。
来週23日火曜は祝日でお休み、代わりに5週目の30日がレッスンです。どうぞよろしくお願いいたします。
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