変化は感じるからこそ。
発達上のお困りごとがあってご縁を頂いた小学生さんが高学年に差し掛かり、今年度になって、明らかにできるようになったこと、変化が感じられるようになったことが色々あります。
今週のレッスンでも、以前は苦手でなかなか完成させられなかった、模様を作るパズルのようなものを、自力で随分考えられるようになり、困っているときもほんの少し助けるだけで分かるようになったのは、見ていて嬉しい変化でした。
点つなぎも速くなり、引く線もかなりすっきりして、苦労していた頃とは別人のようになりましたし、あれこれ言い換えなくても通じることも増えてきました。
ただ、どうもまだ数を量としてイメージするのが難しいようだったり、こういう場合は何算をするかの判断がつきづらかったりするようで、それは成長スピードがゆっくりだからなのか、数に関しては、がんばってもイメージするのがなかなか難しいタイプなのか、まだ判断がつきません。
それでも、本人もおうちの方も本当にがんばってくれていますし、変化が見えているのも確かなので、なんとか少しでも数を量としてとらえられるようになればいいのだけどと思ってしまいます。(実際のところ、学校には計算はスラスラできるものの、数量のイメージはほとんどないという子が少なからずいるので、この子が量をイメージしづらいからといって、それが特別ということでもないのかもしれませんが。)
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